日本の未来をつくる神戸市ふるさと納税の挑戦
ロボット大会世界一の高校生が考えた「子どもによる子どものためのロボットプログラミング教室」を開催したい!
神戸市が新しく挑戦する中高生主体のガバメントクラウドファンディングについて記者会見を実施
神戸市は今年、ふるさと納税のあり方をもう一度正面から捉え直し、損得競争ではなく、寄付金の使われ方やそこに関わる神戸の人たちの想いに共感して応援してもらえるように取り組んでます。
その神戸市が初めて、12月2日から「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)に挑戦します。
今回取り組むプロジェクトは、市内の高校生が神戸市長に対して提案した、「日本のロボット開発競争力向上のために、子どもによる子どものための『子どもが楽しいと思える』ロボットプログラミング教室を開催したい」というプロジェクトです。
プロジェクト概要:
「子どもだから、子どもが楽しいと思えるプログラミングを教えられる」という考えのもと、自らプログラミングのテキストを製作し、部活や文化祭で子どもを対象としたプログラミング教室を開催している高校生が神戸市にいます。
彼の名前は、武藤 熙麟(むとうひかる)君。神戸市東灘区にある灘高等学校に通う、高校2年生です。
武藤君は小学生の頃に学校で配布されたチラシをきっかけにロボットプログラミングをはじめ、中学校に進学。しかし、入学先にロボットプログラミングをしている生徒がいなかったため、自らテキストを作りプログラミング教室を開催して仲間を集めていったそうです。
今回、そんな情熱と行動力を持った武藤くんと一緒に、小・中学生を対象にした子どもたちが「楽しい!」と思えるプログラミング教室の開催、そして子どもたちが持続的にプログラミングを学ぶきっかけを作るべく、ガバメントクラウドファンディングを行います。
プロジェクトのきっかけ:
2019年7月にオーストラリア・シドニーで開催された「ロボカップ2019 世界大会」のジュニア・レスキューシミュレーション部門でチーム優勝するなど、日本のエンジニアリングの未来を担う若者のひとりである武藤君。世界と日本のプログラミングに対する熱気の差を感じ、「このままでは日本はプログラミングの世界からどんどん遅れてしまう!」という危機感を持った武藤君は、神戸市の久元喜造市長に対して、「小中学校でもっとプログラミング教室を開催すべき!」と直談判しました。その瞬間から今回の取り組みが始まっています。
プロジェクト実施の背景:
神戸市は、神戸経済の持続的成長のために起業家を自然と生み出す仕組みの構築を目指し、ITを活用したスタートアップ支援に2015年から取り組んでいます。スタートアップ支援をはじめた背景のひとつが、神戸市外への人口流出問題です。なかでも私たちが注目したのは、就職のために首都圏へ移住する若者たち。若い世代が「やりたい!」と思える仕事が神戸にないのだったら、それを創っていこう!そんな想いで、若者自身が自分のやりたい仕事を創造できるようになるための様々な支援プログラムをこれまで実施してきました。
支援事業に取り組むなかで分かってきたのは、成功しているスタートアップはエンジニア主導のタイプが多いということ。しかし、神戸にはエンジニアが少ないため、市外からの誘致や市内での育成が必要だと考えています。
今回のクラウドファンディングでは、「このままでは日本はプログラミングの世界からどんどん遅れてしまう!」という危機感を持ち、「子どもが子どもに教えるプログラミング教室」に取り組んでいる高校2年生の武藤君とともに、これからの神戸を創造するための第一歩を踏み出したいと考えています。
ガバメントクラウドファンディングの概要
実施期間:2019年12月2日(月)~2020年2月29日(土)
目標金額:500万円
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/725
<記者会見の概要>
開催日時:2019年12月2日(月)16:30-17:15
開催場所:神戸市役所報道室(神戸市中央区加納町6丁目5-1)
説明者:灘高等学校2年生 武藤 熙麟(むとう ひかる)さん
灘中学校2年生 大野 嘉月(おおの かづき)さん(次期リーダー)
神戸市企画調整局 医療・新産業本部 新産業部 新産業課職員
主な内容:
参加した各社の記者からは、集まった寄付金の使い道や、寄付金で開催するロボットプログラミング教室の内容、このプロジェクトに込めた武藤さんの思いなどについて多くの質問が寄せられました。会場では、武藤さんと大野さんが、ロボットプログラミングの実演も行い、会場を沸かせていました。今回の教材では、どんな年齢でも簡単に学べ、興味があればより高いレベルを目指せる仕組みを考えているとのことで、「チャレンジする年齢に制限を設けたくない。やる気さえあれば何歳でもチャレンジできる、ということを示したい」と語りました。
最後に、「あらためて、このプロジェクトの目標は」という質問に対して、武藤さんは、「多くの子どもたちがロボットプログラミングに興味を持ってほしいし、できれば将来、それをきっかけに様々な社会問題を解決する人になってほしい。また、自分たちの活動がモデルケースとなって、中高生が学校の枠にとらわれず様々なことに挑戦していってほしい」と答えました。
<ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは>
自治体が抱える課題の解決に必要な資金を集める為、課題・解決策を具体的なプロジェクトとして公開し、ふるさと納税で寄付を募るクラウドファンディング。寄付者が自身の意思を「寄付」という形で直接行政に反映できる世界でも珍しい仕組みです。
(「ガバメントクラウドファンディング」「GCF」はふるさと納税専用ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクの登録商標です。)
<本件に関するお問い合わせ>
神戸市企画調整局 医療・新産業本部 新産業部 新産業課
担当:吉永(ITイノベーション専門官)
電話:078-322-0240
FAX:078-322-6072
Email:new_industry@office.city.kobe.lg.jp
<参考>
神戸市は、本プロジェクトを含め、3件同時にガバメントクラウドファンディングを開始します。
「児童養護施設で生活する高校生の部活動を支援し、神戸の未来を担う大人に成長するよう応援したい!」
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/714
「阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と都市の復興・再生のシンボル『神戸ルミナリエ』を継続開催させたい!」
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/739
<上記2件に関するお問い合わせ>
神戸市行財政局税務部 税制企画課
担当者:高槻(ふるさと納税プロジェクトチーム)
電話:078-647-9331
FAX:078-647-9550
Mail:furusato-zentai@office.city.kobe.lg.jp
その神戸市が初めて、12月2日から「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)に挑戦します。
今回取り組むプロジェクトは、市内の高校生が神戸市長に対して提案した、「日本のロボット開発競争力向上のために、子どもによる子どものための『子どもが楽しいと思える』ロボットプログラミング教室を開催したい」というプロジェクトです。
プロジェクト概要:
「子どもだから、子どもが楽しいと思えるプログラミングを教えられる」という考えのもと、自らプログラミングのテキストを製作し、部活や文化祭で子どもを対象としたプログラミング教室を開催している高校生が神戸市にいます。
彼の名前は、武藤 熙麟(むとうひかる)君。神戸市東灘区にある灘高等学校に通う、高校2年生です。
武藤君は小学生の頃に学校で配布されたチラシをきっかけにロボットプログラミングをはじめ、中学校に進学。しかし、入学先にロボットプログラミングをしている生徒がいなかったため、自らテキストを作りプログラミング教室を開催して仲間を集めていったそうです。
今回、そんな情熱と行動力を持った武藤くんと一緒に、小・中学生を対象にした子どもたちが「楽しい!」と思えるプログラミング教室の開催、そして子どもたちが持続的にプログラミングを学ぶきっかけを作るべく、ガバメントクラウドファンディングを行います。
プロジェクトのきっかけ:
2019年7月にオーストラリア・シドニーで開催された「ロボカップ2019 世界大会」のジュニア・レスキューシミュレーション部門でチーム優勝するなど、日本のエンジニアリングの未来を担う若者のひとりである武藤君。世界と日本のプログラミングに対する熱気の差を感じ、「このままでは日本はプログラミングの世界からどんどん遅れてしまう!」という危機感を持った武藤君は、神戸市の久元喜造市長に対して、「小中学校でもっとプログラミング教室を開催すべき!」と直談判しました。その瞬間から今回の取り組みが始まっています。
プロジェクト実施の背景:
神戸市は、神戸経済の持続的成長のために起業家を自然と生み出す仕組みの構築を目指し、ITを活用したスタートアップ支援に2015年から取り組んでいます。スタートアップ支援をはじめた背景のひとつが、神戸市外への人口流出問題です。なかでも私たちが注目したのは、就職のために首都圏へ移住する若者たち。若い世代が「やりたい!」と思える仕事が神戸にないのだったら、それを創っていこう!そんな想いで、若者自身が自分のやりたい仕事を創造できるようになるための様々な支援プログラムをこれまで実施してきました。
支援事業に取り組むなかで分かってきたのは、成功しているスタートアップはエンジニア主導のタイプが多いということ。しかし、神戸にはエンジニアが少ないため、市外からの誘致や市内での育成が必要だと考えています。
今回のクラウドファンディングでは、「このままでは日本はプログラミングの世界からどんどん遅れてしまう!」という危機感を持ち、「子どもが子どもに教えるプログラミング教室」に取り組んでいる高校2年生の武藤君とともに、これからの神戸を創造するための第一歩を踏み出したいと考えています。
ガバメントクラウドファンディングの概要
実施期間:2019年12月2日(月)~2020年2月29日(土)
目標金額:500万円
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/725
<記者会見の概要>
開催日時:2019年12月2日(月)16:30-17:15
開催場所:神戸市役所報道室(神戸市中央区加納町6丁目5-1)
説明者:灘高等学校2年生 武藤 熙麟(むとう ひかる)さん
灘中学校2年生 大野 嘉月(おおの かづき)さん(次期リーダー)
神戸市企画調整局 医療・新産業本部 新産業部 新産業課職員
主な内容:
参加した各社の記者からは、集まった寄付金の使い道や、寄付金で開催するロボットプログラミング教室の内容、このプロジェクトに込めた武藤さんの思いなどについて多くの質問が寄せられました。会場では、武藤さんと大野さんが、ロボットプログラミングの実演も行い、会場を沸かせていました。今回の教材では、どんな年齢でも簡単に学べ、興味があればより高いレベルを目指せる仕組みを考えているとのことで、「チャレンジする年齢に制限を設けたくない。やる気さえあれば何歳でもチャレンジできる、ということを示したい」と語りました。
最後に、「あらためて、このプロジェクトの目標は」という質問に対して、武藤さんは、「多くの子どもたちがロボットプログラミングに興味を持ってほしいし、できれば将来、それをきっかけに様々な社会問題を解決する人になってほしい。また、自分たちの活動がモデルケースとなって、中高生が学校の枠にとらわれず様々なことに挑戦していってほしい」と答えました。
<ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは>
自治体が抱える課題の解決に必要な資金を集める為、課題・解決策を具体的なプロジェクトとして公開し、ふるさと納税で寄付を募るクラウドファンディング。寄付者が自身の意思を「寄付」という形で直接行政に反映できる世界でも珍しい仕組みです。
(「ガバメントクラウドファンディング」「GCF」はふるさと納税専用ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクの登録商標です。)
<本件に関するお問い合わせ>
神戸市企画調整局 医療・新産業本部 新産業部 新産業課
担当:吉永(ITイノベーション専門官)
電話:078-322-0240
FAX:078-322-6072
Email:new_industry@office.city.kobe.lg.jp
<参考>
神戸市は、本プロジェクトを含め、3件同時にガバメントクラウドファンディングを開始します。
「児童養護施設で生活する高校生の部活動を支援し、神戸の未来を担う大人に成長するよう応援したい!」
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/714
「阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と都市の復興・再生のシンボル『神戸ルミナリエ』を継続開催させたい!」
GCF詳細サイト(ふるさとチョイス)URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/739
<上記2件に関するお問い合わせ>
神戸市行財政局税務部 税制企画課
担当者:高槻(ふるさと納税プロジェクトチーム)
電話:078-647-9331
FAX:078-647-9550
Mail:furusato-zentai@office.city.kobe.lg.jp
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