国際的アントレプレナー(起業家)表彰制度「EY Entrepreneur Of The Year™」 2019年度の日本代表はペプチドリームの会長と創業者に決定
<選考委員長 出井 伸之 氏による総評>
ペプチドリーム株式会社はビジネスマンと研究者のトップがいて、これまでにはあまりない形だったがそれがおもしろいし、良い結果が出ています。海外の製薬会社とも契約しているなど、グローバルで展開している点も素晴らしい。新しい創薬開発に向けて独自開発も進められており、モナコの世界大会でも、その点をアピールしてきてほしいです。
<EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン 各賞受賞者>
<2019年度 日本代表>
窪田 規一 氏/ペプチドリーム株式会社 取締役会長
菅 裕明 氏/ペプチドリーム株式会社 創業者
感無量です。本来であれば僕のとなりに、パートナーである菅裕明教授がいるはずなのですが、出張のため残念ながら出席できませんでした。早く受賞を伝えて喜びを共有したいです。私は何をするときも自分を鼓舞するために風呂敷を広げます。今も風呂敷を広げます。今日競い合ったファイナリストの皆さんに対して、EYのチームやその他いろいろな関係者の方々に対して、そして今ここにいる皆さまに対して、お誓い申し上げます。来年、世界チャンピオンになります。
(コメント、写真 窪田 氏)
ペプチドリーム株式会社
世界唯一、独自の創薬プラットフォームシステムを活用し、今まで実用化が困難であった特殊ペプチド創薬を、低分子医薬、抗体医薬に次ぐ新しい創薬分野として確立を目指す。世界大手製薬企業19+1社と共同研究開発を推進すると共に、新しい創薬開発に向けて独自開発も進めている。(写真 窪田 規一 氏/菅 裕明 氏)
<「Master Entrepreneur Of The Year 部門」賞>
浅田 剛夫 氏/井村屋グループ株式会社 代表取締役会長(CEO)
いつの時代でも、どんな事業でも困難はあります。
心に刻んでいるのは「明日がこない夜はない」ということです。常に朝はやってくる。社員にも言っていますが「負けるな怯むな立ち止まるな」。そのような考え方で困難を乗り越えていこうと思っています。
<「Exceptional Growth 部門」大賞 >(以下50音順)
小林 りん 氏/
学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事
今日この日、こうやってここにいられるのはたくさんの支援者のおかげです。特に最初から、学校ができるかどうかもわからない段階からずっとご支援いただいた方々、そして一緒にやってきてくれた人たちに心から感謝します。あまり普段こういうことは言わないのですが、主人にも、家族にも感謝しています。2008年にこのプロジェクトに挑み始めて、2010年に出産しました。プロジェクトの最初3年は本当に鳴かず飛ばずで、昼も夜も週末もずっとこのプロジェクトをやってきました。その間にずっと支えてくれた家族に感謝しています。
山﨑 敦義 氏/株式会社TBM 代表取締役CEO
皆さん本当にありがとうございます。泣きそうです。EOYのこのアワードにはとても特別な思い入れがあります。初めて2013年に拝見し、登壇者の皆さまがきらびやかで、どこの芸能人よりもかっこいいと思いました。その当時、僕の会社はどうしようもないぐらい大変で。その時の目標が「このEOYで、このキラキラな場所に立つ」でした。本当にうれしいです。今日この日、この場にくるまで支えてくれたすべての皆さま、同じ会社で一緒に挑戦してくれている仲間に対して感謝しています。
<補足:表彰カテゴリーについて>
求めるアントレプレナー像:社会に対して革新的な価値をもたらした全ての企業経営者/創業者/代々続くファミリービジネス(同族経営企業)で経営に革新をもたらした経営者/革新的な経営で成果を挙げた経営者/日本で起業した外国人経営者
Master Entrepreneur Of The Year 部門
- 業界や市場を代表する存在であること
- すべてのアントレプレナーのロールモデルとなる存在であること
- 東証一部上場もしくはそれに準ずる企業の創業者であること
- 海外で企業活動を展開し、グローバルな影響力を有すること
- ビジネスモデルの競争優位性・技術力・マーケティング力が国内外で注目されていること
Exceptional Growth 部門
- 事業を成功に導き、注目度が高まっている、あるいは注目されている存在であること
- 後進のアントレプレナーのロールモデルとなる存在であること
- 海外で一定の影響力を有し、さらなる展開・拡大を予定していること
- 革新的な技術やビジネスモデルによって事業を展開していること
- 著しい成長を遂げた、あるいは成長途上であり、今後さらなる成長が期待されるアントレプレナー
<補足:選考基準について>
書類選考を経て、日本代表選考委員による候補者インタビューが行われた後、最終決定がなされます。選考の際に特に特に重視される点は以下の項目です。
アントレプレナー精神/企業価値増大/経営戦略の方向性/成長可能性と影響力/イノベーション/社会貢献
・選考委員長
出井 伸之 氏:クオンタムリープ株式会社 代表取締役ファウンダー&CEO/元ソニー株式会社 会長 兼 グループCEO
・選考委員
高岡 本州 氏:株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長 兼 社長/EOY 2016 Japan 日本代表
谷本 有香 氏:フォーブス ジャパン副編集長 兼 チーフコミュニケーションディレクター
西澤 昭夫 氏:日本ベンチャー学会会長/東洋大学経営学部教授/NICHe客員教授
福本 拓也 氏:経済産業省 経済産業政策局 産業資金課長 兼 新規事業調整官
藤森 義明 氏:CVCキャピタルパートナーズ日本法人 最高顧問/武田薬品工業株式会社 社外取締役/ボストン・サイエンティフィックコーポレーション 社外取締役/日本オラクル株式会社 取締役会長/株式会社東芝 社外取締役
古谷 元 氏 :経済産業省 経済産業政策局 産業創造課 新規事業創造推進室長
渡辺 洋行 氏:B Dash Ventures株式会社 代表取締役社長/日本ベンチャーキャピタル協会 常務理事
<EYについて>
EYは、アシュアランス、税務、トランザクションおよびアドバイザリーなどの分野における世界的なリーダーです。私たちの深い洞察と高品質なサービスは、世界中の資本市場や経済活動に信頼をもたらします。私たちはさまざまなステークホルダーの期待に応えるチームを率いるリーダーを生み出していきます。そうすることで、構成員、クライアント、そして地域社会のために、より良い社会の構築に貢献します。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバル・ネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。詳しくは、ey.com をご覧ください。
<EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは>
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、成長の可能性を持つアントレプレナーの活動を奨励し、先見性、リーダーシップ、功績により人々に希望を与えるアントレプレナーの貢献を称えるという点で、他の賞とは異なります。
世界で初めて創設された、グローバルな賞であるEY・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、世界約60の国と地域において、グローバルな表彰制度を通じて、ダイナミックなビジネスを確立し、成長を続けるアントレプレナーを称えています。
日本においては、EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンとして、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出するアントレプレナー表彰制度として、2001年より実施しており、本年で19年目を迎えます。EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンは、アントレプレナーシップのロールモデル選出に取り組むとともに、本プログラムを通じ、世界に進出するアントレプレナーの支援、アントレプレナー・コミュニティの形成など、次代を担うアントレプレナーのサポートを推進してまいります。
<EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは>
EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、アントレプレナーの輩出をグローバルに支援するプログラムです。
2001年より、毎年開催され、世界各国でEY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー代表に選出された受賞者が参加し、その努力と功績が称えられます。
さらに、参加アントレプレナーの中から"The best of the best"として、その年の世界ナンバーワンのアントレプレナーに贈られる " EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー" 受賞者が選出、表彰される国際的なイベントです。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像