結核と新型肺炎の鑑別を行うためのコロナウイルス検査を支援
NPO法人を通して中国の病院に結核検査キットを寄付
診断薬会社のオックスフォード・イムノテック社は、新型肺炎の検査を支援するためにNPO法人ベスーン慈善基金を通じて中国の病院におよそ300万人民元(約4,716万円)に相当するT-スポット®.TB検査キットを寄付することを決定しました。
2020年1月吉日
結核と新型肺炎の鑑別を行うためのコロナウイルス検査を支援
※本資料は、オックスフォード・イムノテック社(本社:英国・オックスフォード、米国・マールボロ)が2020年1月23日に発表しましたプレスリリースの和文抄訳であり、内容につきましては英語原文が優先されます。原文リリースは、下記のURLからご参照ください。
http://investor.oxfordimmunotec.com/press-releases
(オックスフォード、英国・マールボロ、米国 2020年1月23日)
診断薬会社として成長著しいオックスフォード・イムノテック社 (Nasdaq:OXFD) (以下、「当社」)は、武漢で猛威を振るう新型肺炎が結核と似た症状を呈し、早期に結核を除外診断する必要があることから、NPO法人ベスーン慈善基金を通じて中国の病院におよそ300万人民元(約4,716万円)に相当するT-スポット®.TB検査キットを寄付するという計画を発表しました。
一部の病原体は結核と同様の症状を呈するため、感染した疑いのある患者の結核を速やかに除外診断することは、感染の拡大を防ぐ上で重要であるとされています。
T-SPOT®.TB は、2010年に中国で承認されて以来、患者集団で高い感度と特異度が認められ、結核感染診断の重要な助けとなっています。
この寄付計画は中国の主要な病院とKOL(影響力を持つ医師:Key Opinion Leader)の支援を受けており、北京清華病院呼吸器・救命救急部門のMou Xiangdong教授は、「中国人に対するオックスフォード・イムノテック社の貢献に感謝したい。一部の感染症の症状は結核に似ているため、流行期にはこの検査キットはこれらの疾患をより正確に鑑別するのに役立つだろう」とコメントしています。
T-SPOT®.TB について
T-SPOT®.TB 検査は60カ国以上で利用可能であり、世界保健機関(WHO)は、すべての国で利用可能な100の診断検査のひとつとして認めています。中国では、2010年からT-SPOT®.TB 検査キットが市販されており、結核感染診断の重要なツールとして、主要な病院や医師に急速に採用されています。
現在、中国のトップクラスの病院の250カ所以上が、診断が難しい患者の治療法を決定するのに、T-SPOT®.TB 検査を用いています。中国市場では、同等の感度と特異度を持つ同等の技術は存在せず、T-SPOT®.TB 検査は、結核対策に不可欠な手段として信頼されています。日本では、2012年に保険適用となり、活動性結核、潜在性結核感染症の診断の補助としてT-スポット®.TB検査は使用されております。結核疑い時や、結核発病リスクの高い患者様のスクリーニング時、医療従事者の健診時など様々な場面で使用されています。
オックスフォード・イムノテックについて
オックスフォード大学にて開発された革新的なT細胞測定技術、「T-SPOT」をもとに様々な疾患に対する体外診断用医薬品の開発・製造・販売を行っています。製品として、活動性結核、潜在性結核の診断を行う血液検査キット「T-スポット®.TB」を製造・販売しています。米国FDAにおける承認、ヨーロッパにおけるCEマークによる販売を含め、50を超える国・地域で承認・認可を取得し、販売しています。本社はイギリスのオックスフォード近郊およびマサチューセッツ州マールボロにあります。
追加情報はwww.oxfordimmunotec.comをご参照ください。
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