【新型コロナウィルス特別対応】卒業制作展中止・延期の学校・学生向けに企画展示室を無償貸与

中止・延期になった卒業制作を展示する受け皿となれればと計画したチャリティー企画です。展示什器だけでなく、招待券やPOPもあわせて無償でご提供します。

アクセサリーミュージアム（住所：東京都目黒区上目黒4-33-12  電話：[phone]　館長：田中元子）は、新型コロナウィルス感染症の影響を鑑み、卒業制作展が中止または延期になったファッション関連の学校・卒業生を対象に企画展示室を無償で貸与するための募集を開始しました。

本企画は2020年4月28日（火）～2020年9月26日（土）の期間中、展示用什器と展示スペース貸与のほか、解説用パネル作成や招待券30枚も無償でご提供します。

 

現在、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、卒業制作展の開催が中止・延期になった大学・専門学校はすでに100校以上にのぼります。そんな中、SNS上で自身の作品を共有したり、広く所属を問わないリアルな卒業制作展開催の参加呼びかけもおこなわれています。

卒業制作展は単に学生の学びの集大成を展示する場というだけでなく、卒業生保護者、入学希望者、業界関係者、メディアなど多くの関係者にとっても大切な機会であり、それが開催できないことは大きな機会損失につながります。

そんななか、後進の育成と多様な美への貢献をミッションとして掲げるアクセサリーミュージアムではファッション系の学校や卒業生を対象に、企画展示室のうち一室を無償で開放。応募数が多い場合には期間を区切ってシフトを組み、当館の常設展・企画展と共にあわせて展示します。

卒業生のフォローをおこないたい学校関係者の皆さま、SNSで卒業制作展示を発信している卒業生のかたなどに向け展示室を開放することで卒業制作展示の機会を失った落胆が少しでもやわらぐことを願っています。

◆展示期間
2020年4月28日（火）～2020年9月26日（土）
※企画展Vol.41　究極のジャポニスムジュエリー（仮題）と同時開催

◆展示場所
アクセサリーミュージアム（東京都目黒区） 地下企画展示室

貸与する企画展示室（過去企画展風景）

展示のない状態

◆条件
この春、卒業展が中止または延期になった学校（専門学校等含む）・卒業生
ファッション系の卒業制作作品（ジュエリー、コスチュームジュエリー、服、帽子、靴、カバンなども可）

◆無償提供内容
作家1名につきトルソー1体、またはケースの一部
説明用ポップ
アクセサリーミュージアム入館招待券30枚（展示期間中限定）

◆企画展示室について
・5月～7月の平均入館者数：約500～700人
・貸与する展示室全体の大きさ：約6.6m×3.6m
・展示ケース全体のサイズ：奥行44cm×横150cm×高さ96cm
・展示ケースガラス張り部分：奥行30cm×横150cm×高さ29cm
・全てトルソーで展示した場合：おおむね6～10体を予定(作品サイズによる)

◆応募方法
アクセサリーミュージアム公式サイト応募フォームから応募
https://docs.google.com/forms/d/1c0LrzdG0q1leOvTcxLnPB3goyKDocELNLB80dZvA3m4
短縮URL：https://bit.ly/2IxpG3A

◆応募締切
2020年3月31日（火）延長しました

◆本企画についてのくわしい説明ページ
http://acce-museum.main.jp/graduate2020/

 

◆問い合わせ先
アクセサリーミュージアム
[e-mail]
担当：北村、小犬丸

◆アクセサリーミュージアムとは
今年で開館10年目となる東京都目黒区にある私設美術館。
コスチュームジュエリーの私設美術館としては日本最大級の規模を誇る。
東京都歴史文化財団「東京・ミュージアム ぐるっとパス」登録館。
5万点以上のコスチュームジュエリー（装身具）を主要収蔵品として、欧米を中心とした1850年代以降の文化風俗を装身具・ファッションのまなざしから俯瞰できる。

公式サイト http://acce-museum.main.jp/
Twitter https://twitter.com/acce_museum
Instagram https://www.instagram.com/acce.museum
Facebook https://www.facebook.com/accemuseum/​

 

館外観

 

 

 

 

 

収蔵品例（ヴィクトリアン）

収蔵品例（アールヌーヴォー）

館内（常設展）