8割以上が「今後も海外施策を続けていきたい」。販売チャネルとして魅力的な越境EC。課題はKOL(インフルエンサー)施策。
海外進出に関する企業の意識調査
【調査概要】
実施責任者:meyco株式会社
調査目的:COVID-19が海外施策を実施していた企業に与える影響や実態の調査
調査対象:全国20~50代の男女(有効回答数104名)
調査実施日:2020年03月24日(火)~2020年03月28日(土)
調査方法:インターネット調査
- 88.5%の企業が「今後も海外施策を実施していきたい」と回答。
- 海外施策の中心にあるのは「中国/香港」。
- 日本マーケティングと比較して重要性が高く、課題感が残るインフルエンサー施策(以下、KOL施策)。
※KOL・・・Key Opinion Leaderの略、発言に影響力を持つ人のこと
ー海外施策に関する影響やその実態
COVID-19の影響はあれど、海外施策は企業にとっては重要な施策として認識されている。
インバウンド需要が急速に減少している中、企業としての海外戦略は越境ECを主戦場に切り替えている模様。越境EC市場としては大きな縮小はなく、今後も拡大が見込まれている。
海外進出の際に検討(実施)される国としては中国/台湾が一番人気。
中国に関してはその市場規模と成長性。台湾に関しては親日であることと進出のハードルの低さがこの結果に繋がっている。
海外施策で日々重要性を増す、KOL施策
顕在層に直接アプローチをする「リスティング広告」施策。それと同等ほどの人気を誇っている施策が「KOL施策」。中国/台湾では特にKOL施策が重要視されている。
KOL施策で重要とされる指標は「フォロワー数/リーチ数/エンゲージメント率」
KOL施策は日本のインフルエンサー施策と同様、投稿成果が短期間では見えにくく、指標は企業によって様々。その中でもKOLのフォロワー数、リーチ数、エンゲージメント率を重要視する企業が多く、明確には定まっていない企業が多い。
KOL施策の課題は「費用が高い」「KOL選定基準がない」「効果測定がしにくい」こと
重要性が高いとは言われているKOL施策。人気の高い施策だからこそ価格も高騰、言語の違いなどによる選定難易度の高さ、またタグの発行などが難しく効果測定が厳しいなどまだまだ課題感は大きい。
ーまとめ
市場としての魅力も大きいがまだまだ課題感も大きい海外施策。今後の日本企業の発展には海外市場の攻略は必須。
COVID-19による突然の市況変化により、企業にとっての施策の方向性も変化していきている。日本市場の縮小が見込まれる現在、日本商品の海外展開の重要性はさらに高まっていく。初期投資含め、多額の費用がかかる海外展開。その”勝ちパターン”を見つけることが求められる。
ーABOUT US
meyco株式会社は日本及びアジア圏を中心としたデジタルマーケティング会社です。化粧品企業様をはじめ多業種の企業様の越境マーケティングをサポートさせていただいております。国内及び海外マーケティング施策に従事した者がいることにより、企業様の状況を踏まえた上で最も投資対効果が高い施策をご提案させていただいております。現地パートナー会社様とも連携し、日本国内にとどまらないグローバルな事業展開を実現しております。
【meyco株式会社 会社概要】
会社名:meyco株式会社(meyco Inc.)
所在地:東京都中央区銀座3-14-1
設立日:2018年11月1日
業務内容:デジタルマーケティング事業
■ 越境EC運営事業
■ 越境マーケティング事業
■ インバウンドマーケティング事業
■ 国内デジタルマーケティング事業
URL:https:meyco.co.jp
Contact:contact@meyco.co.jp
お問い合わせ先担当:古山
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