アフリカの事業融資金利の最安化を目指すケニアのマイクロファイナンス企業HAKKI AFRICA（ハッキアフリカ）が第三者割当増資を完了

株式会社HAKKI AFRICA（本社：神奈川県鎌倉市、代表取締役：小林嶺司、以下「HAKKI AFRICA」）は、
ケニアにおける小規模事業者への小口融資の原資の充足を目的として、Samurai Africa Fund 1 号投資事業組合、ファルス株式会社（代表取締役：髙橋伸彰）、柳澤大輔氏を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施いたしました（調達額は未公表）。

HAKKI AFRICA incの現地従業員（写真左：共同創業者COO時田浩司、写真右：共同創業者CEO小林嶺司）

ケニア発のマイクロファイナンススタートアップであるHAKKI AFRICA の小口融資は、銀行や地域のお金持ちが敬遠する信用情報の存在しない貧困層の小規模事業者にも積極的に少額から事業融資をし、貯まった独自の信用スコアリングDB を利用し、さらに大きな融資を届けられる仕組みを作り出しました。

また、Tech を積極的に取り入れ、USSD（格安フィーチャーフォンでも申し込み可能なSIM アプリ）での即時の申し込みから、数秒での審査かつモバイルマネーへの送金が可能で、遠隔でどこよりも早く必要な事業資金を受け取る事が可能です。

 

従来の銀行や地域のお金持ちによるお金の貸付はこれまでもありましたが、アフリカでは人の労力を必要とする部分が多く、金利は世界平均より高い水準でしたが、弊社の金融のtech 化により将来的に金利が劇的に下げられる可能性があり、またそれをVision とし、数年後にアフリカの事業融資の金利を先進国並みの低金利にする事を目標としています。

 

今回の資金調達で、共同創業者である時田を中心としたエンジニアチームにより、信用スコアリング処理システムの精度向上と、貸し出し原資を充足化し、さらなる事業の拡大を目指します。

［新規出資企業様からのコメント］
株式会社サムライインキュベート Manager Emerging Countries Group 小池 直 氏

小林さんに初めてお会いしたのは2年前のナイロビでした。
すでに日本でのEXIT経験を持ち、自身にとって未開の地であるケニアに単身で乗り込んで来ていて、非常にバイタリティのある起業家の方だなと感じました。それから複数事業の検証・ピボットを経て、今回の事業に行き着いたタイミングで出資検討をさせていただき、小林さんの愚直に顧客と事業に向き合う姿勢が何よりも魅力に感じ、出資を決定しました。

現地の事業者を支えるプレイヤーや仕組みがまだまだ足りていない中で、テクノロジーを活用しながら、思いを持ち、現地事業者に必要とされる事業を作り上げていこうと挑戦しているHAKKI AFRICAには大きな期待を寄せていますし、これからご一緒していくのがとても楽しみです。


［株式会社HAKKI AFRICAについて］
社名：株式会社HAKKI AFRICA（ハッキアフリカ）
住所：神奈川県鎌倉市笛田五丁目45番28号
設立：2019年3月
代表者：小林嶺司
主な事業：アフリカにおける小規模事業者向けマイクロファイナンス事業
URL：https://hakki-africa.com/