神戸ファッション美術館は、5月19日（火）から、特別展「Treasures of Fashion　ヴァレリー・スティールの審美眼」を開催いたします

「ファッション界で最も聡明な女性」（ワシントンポスト紙）と評されるNYの名キュレーターによる神戸ファッション美術館コレクション150選！

神戸ファッション美術館

2020年5月18日 11時05分

神戸ファッション美術館は、新型コロナウイルス感染防止のため、特別展「Treasures of Fashion　ヴァレリー・スティールの審美眼」の開幕を延期しておりましたが、会期を変更して開催いたします。新型コロナウイルス感染防止対策を実施しておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。また、当初予定しておりました「関連イベント」は、すべて中止いたしますので、ご了承ください。

特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」

展示室風景　第1章ロココ

●ロココから現代まで、当館収蔵品の魅力を再発見

ファッションを扱う教育機関として世界的に有名なニューヨーク州立ファッション工科大学。

併設のミュージアム（略称MFIT）のディレクター兼チーフキュレーターがヴァレリー・スティール氏です。

本展では、キュレーターとして名高い彼女が、神戸ファッション美術館の所蔵作品約150点をセレクト。

18世紀のロココから現代までの西洋のドレス、ファッション写真など独自の視点から、

当館コレクションの新たな魅力を紹介します。

■特別展の概要
（１）会　場／神戸ファッション美術館（神戸市東灘区向洋町中２－９－１）

（２）会　期／令和２年5月19日（火曜）－8月30日（日曜）まで
（３）開館時間／10時〜18時（入館は17時30分まで）
（４）休館日／月曜日、8月11日（火曜）（※8月10日（月曜・祝日）は開館）
（５）主　催／神戸ファッション美術館、神戸新聞社
（６）後　援／　　サンテレビジョン、ラジオ関西
（７）協力／MFIT（ニューヨーク州立ファッション工科大学ミュージアム）、
　　　　　　　　　　　Château de Versailles（ヴェルサイユ宮殿）
（８）展示協力／大阪樟蔭女子大学
（９）ゲストキュレーター／Dr. Valerie Steele(ヴァレリー・スティール)
　　　　　　　　　　　　　　MFIT（ニューヨーク州立ファッション工科大学ミュージアム）　
ディレクター、チーフキュレーター
（10）入館料／一般1,000円（800円）　65歳以上・大学生500円（400円）
高校生以下は無料、ただし小学生以下は保護者（大学生以上）同伴
※（　）内は有料入館者30名以上の団体料金
※　神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券（半券）をお持ちの方は割引を受けられます。
※　小学生以下は保護者（大学生以上）の同伴が必要です。

■展示構成
第1章　ROCOCO ロココ
18世紀フランスの華麗な宮廷衣装

ローブ・ア・ラ・フランセーズ、1760年頃　フランス

第2章　CHANEL & Her Rivals Part1 シャネルと彼女のライバルたち Part1
　シャネルと、彼女のライバルだった女性デザイナーたちの作品

イヴニング・ドレス、ガブリエル・シャネル　1929年

CHANEL & Her Rivals Part2 シャネルと彼女のライバルたち Part2
シャネルと、彼女のライバルだった男性デザイナーたちの作品

イヴニング・ドレス、クリスチャン・ディオール　1953-54年秋冬

第3章 Japan & Western Fashion 日本と西洋のファッション
日本の衣装が西洋のファッションに与えた絶大な影響を垣間見る作品

「デルフォス」ドレス1920年頃、「キモノ」ジャケット1925年頃、マリアノ・フォルチュニィ

第4章 Fashion: Image and Object　ファッション：イメージと対象

華やかで貴重なファッション写真の数々

《ドラッグ競馬会の日、オートゥイユ競馬場》　　ジャック＝アンリ・ラルティーグ　1911年

■ゲストキュレーター

ワシントンポスト紙に「ファッション界で最も聡明な女性」と評された伝説の名キュレーター

Dr. Valerie Steele　ヴァレリー・スティール氏（ニューヨーク州立ファッション工科大学ミュージアム（MFIT）ディレクター、チーフキュレーター）　

Dr. Valerie Steele ヴァレリー・スティール氏
（ニューヨーク州立ファッション工科大学ミュージアム（MFIT）ディレクター、チーフキュレーター）
1997年からMFITで企画した展覧会の回数は、30近くに上る。最新の展覧会は、「Paris, Capital of Fashion」展。多才な彼女は、キュレーターとしての活動にとどまらず多方面で活躍し、ファッションに関する著書は30冊以上（7カ国語に翻訳されている）。ワシントンポスト紙において「ファッション界で最も聡明な女性」と称された。