鳥のように街を浮遊する。全室が味わいの異なるルームデザイン、屋上でグランピング。「hotel Siro(ホテルシロ)」2020年7月3日(金)池袋にオープン
~ルームデザインに3組のデザイナーを起用したホテルが西池袋にオープン~
2015年に「豊島区国際アート・カルチャー都市構想」を策定し、持続発展都市を目指し新たな取り組みを進めている池袋。しかし、2020年現在、未だ歓楽街の面影が強い西池袋エリアに、爽やかで清潔感に満ちた抜けの良い空間をイメージして「hotel Siro」は誕生します。
最上階の10階から繋がるグランピングエリアでは、都会の真ん中でのキャンプという特別な体験をお楽しみいただけます。
「hotel Siro(ホテルシロ)」とは
hotel Siroの白は、西池袋という刺激的な都会の喧噪に光射す晴れ間。
シンプルでクリーンでクリエイティブな、一点の白。
自由な気に満ちた、旅のはじまりを象徴しています。
3組のデザイナーが手がけた、全室が異なる味わいをもつ客室を一歩出ると、街に向かって設計された、のびやかな外階段。
見晴らしのいい最上階のグランピングスイートでは、街並の稜線を見渡しながら都会のキャンプをお楽しみいただけます。
ここを起点に、新宿や渋谷や銀座へも。
あなたは知るでしょう。東京そのものに暮らす臨場感を。
hotel Siroでの滞在が、いつものホテル宿泊にはない新しい気づきと、特別な体験に満ちたものとなりますよう。
(文 :国井美果)
▼hotel Siro
https://hotel-siro.jp/
■建築コンセプト&メッセージは「原田真宏・MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO主宰」
街に泊まるホテルがいい。
何を当たり前なことを、と言われるかもしれない。
しかし、訪れた街そのものに自分が一晩過ごしたと言える経験を持つ人は、果たしてどれほどいるのだろうか。
街路から扉をくぐってクローズドなロビーでチェックイン。
エレベーターの箱に入り、薄暗がりの中廊下を通って玄関ドアを開け、水周りブロックを抜けて、ようやく部屋に辿り着く。
空間は街から何重にも隔てられ、例えば「東京」にいる自分、よりも、「〇〇」というホテルブランドにいる自分、しか意識されないんじゃないだろうか。
それは旅人として大変につまらない、と常々思っている。
だから、ここで僕たちが実現したかったのは、その特別な「街」そのものに泊まるホテル、である。
街のストリートが幾層も積み重ねられたかのような構成で、街路から直接つながるそれぞれ特徴的な階段を上ると、そこは風が吹き抜ける外廊下。
部屋部屋はこの路地的な外廊下に直接面していて、伝統的な日本旅館のような縁側アクセスと土間を持つ部屋の構成は、新しく現代的でありながら日本的でもある。
障子と引き戸を開け放てば、池袋の町並みが眼下に広がり、旅の“只中”にいる自分を豊かに感じることができるだろう。
旅人のことを「渡り鳥」と呼ぶのはドイツだったか。
都市のとまり木のようなこのホテルで、鳥のように、街に抱かれて眠ってほしい。
■コミュニケーションデザイン&グラフィックデザインは「KIGI」
「⽩」という漢字の構造は、このホテルを象徴していると考えた。
四⾓い層になっている構造の上に、斜めに線が引かれている。
その斜めの線はこのホテルの最上階にあるテントのタープを表していると解釈し、漢字の「⽩」をロゴにして、この建築のようにできるだけシンプルに削ぎ落とした設計にした。
また、原⽥⽒から“旅をする⼈の⽌まり⽊のようなホテルにしたい”という想いをお聞きしたので、⿃(⽩いフクロウ)と植物(⽩いカラーの花)を描いた。
⽩いフクロウは最強の運があると⾔われている。待ち合わせスポット“イケフクロウ”が池袋の駅にあることも、描くきっかけとなった。
⽩いカラーの花は、清く美しい清潔感の象徴として描いた。このふたつの絵を並べることで⻩⾊い嘴(くちばし)と⻩⾊い⾁穂花序(にくすいかじょ)が呼応し合い、美しさを引き⽴て合う。
1階のカフェにこれらの⼤きな絵を飾り、外階段には小さな目印になればと、⽩いフクロウの照明を設置した。
また、コースターやレターセットなどにもこれらのグラフィックを展開している。さらにキギが手がけているKIKOFのカップを各部屋に置き、従業員が使用するエプロンもKIKOFのエプロンを提案させていただいた。
■hotel Siroの個室は3フロアずつ異なるデザイナーが担当
▼1階及び8、9、10階の個室デザインは、世界各国で受賞歴がある「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」
▼5、6、7階の個室デザインは、「Ron Herman」や「ESTNATION」等の人気商業施設を手掛けた
「SO,u株式会社」
▼2、3、4階の個室デザインは、広島、大阪、ニューヨークを拠点に活動し、多数の受賞歴を誇る
「株式会社CAPD/WA-SO design」
アメニティとサービス
ホテルシロでは、必要なものだけを、できる限りエシカルな視点から選んでご提供しながら、これからの時代に寄り添う誠実で素直なホスピタリティを目指しています。
たとえば、歯ブラシやコーム、カミソリには「LIMEX製*」を採用。
環境負荷を限りなく抑え、アップサイクルも可能です。
また各客室には、すこやかな寝心地の「テンピュール社製」のベッドを完備。
カップは「KIKOF」、ティーセットは、メルボルン発オーガニックティー「LOVE TEA」。
タオルは今治の「Royal-Phenix of the seas」と、「TETELA」のルームウェアで心地よさを追求。
バスアメニティは、京都のオーガニックコスメ「MEMOHAMO」。
自ら定めた品質とエシカルの基準をクリアするアイテムをご用意しています。
*LIMEXは石灰石を主原料とした新素材で、石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減できる。
石灰石は熱劣化が少なく、使用済みのLIMEX製品からLIMEXペレットを高効率で作ることが可能。
*チェックイン:15:00〜 チェックアウト:〜11:00
*サービス:ルームサービス、ウェルカムドリンクサービス、グラスワインサービス
*クレジット:JCB・VISA・マスター・AMEX・ダイナース・銀聯・Discover、電子マネー、QRコード決済
設計・デザイン及びプロデュースのプロフィール
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO [建築設計・プロデュース、個室デザイン(8~10階)]
2004年に原田真宏と原田麻魚により設立。
建築デザインを中心としながら、東北震災の復興都市計画や、伝統技術を生かしたプロダクトデザインまでスケール横断的なデザイン活動を繰り広げている。
その理念に留まらない建築的「質」の高さに定評があり、ほぼ全ての作品が国内外の賞を受賞するなど、世界的な高い評価を受けている。
【代表作】
・TRUNK HOTEL
・道の駅ましこ
・集合住宅Seto 等
SO,u株式会社 [個室デザイン(5~7階)]
2006年3月に設立。
設立時より、セレクトショップやレストラン、大型商業施設などを数多く手がけている。
「私たちは暮らしに関わるすべてのモノ・コトをデザインする」をコンセプトに『デザインの先にあるもの』を常に考え、インテリア、建築、ランドスケープ、家具、プロダクトなど、空間の先に新しい文化や価値を生み出し続けている。
【代表作】
・Ron Herman
・ESTNATION
・京都BAL環境デザイン 等
株式会社CAPD/WA-SO design [個室デザイン(2~4階)]
2002年に門内一生、信原宏平によりそれぞれ設立設立。
本拠地・広島から国内はもちろん、海外においてもニューヨークを拠点として活動。
「できるだけ少ない要素で、より多くの感動を」をコンセプトに、既成概念にとらわれることなく、自らの五感から得れる情報に忠実にそこに本質的に必要とされているものを導出し、過度な表現を排し、より普遍性をもった建築物を構築している。
2007年JCDデザイン新人賞受賞、グッドデザイン賞多数回受賞。
KIGI [アートディレクション]
2012年に植原亮輔と渡邉良重により設立。
企業やブランド、製品などのアートディレクションのほか、琵琶湖周辺の職人たちとオリジナルブランド「KIKOF」を立ち上げ、プロダクトブランド「D-BROS」、ファッションブランド「CACUMA」などのデザインコンテンツを手掛ける。
また、プライベートでも作品を制作し発表するなど、自在な発想と表現力であらゆるジャンルを横断しながら、クリエイションの新しいあり方を探し活動している。
2015年、東京・白金にギャラリー&オリジナルショップ「OUR FAVOURITE SHOP」をオープン。
東京ADCグランプリ(2015)、亀倉雄策賞(第11回/植原・第19回/渡邉)、NY ADC GOLD、One show Design GOLD等、国内外で受賞多数。
国井 美果 [コピーライティング]
東京都出身
(株)ライトパブリシティを経て、現在フリーランスで活動中。
コーポレートメッセージやキャンペーンコピーなど、社内外をつなぐ様々な言葉やアイデアで企業活動に関わる。
【代表作】
・資生堂C.I.「一瞬も一生も美しく」
・資生堂マキアージュ「レディにしあがれ」、
・伊藤忠商事C.I.「ひとりの商人、無数の使命」
・キリンホールディングスC.I.「よろこびがつなぐ世界へ」、
・スヌーピーミュージアム、フェルメール展、小学館、PARCO、CITIZENなど多数。
著書に「ミッフィーとフェルメールさん」「ミッフィーとマチスさん」(美術出版社)、「かぞくマン」(コクヨS&T)などがある。
■hotel Siro(ホテルシロ)
開業予定日:2020年7月3日(金)
所在地:〒170-0014 東京都豊島区池袋2-12-12
(JR山手線・東京メトロ「池袋駅」西口のC1出口より徒歩2分)
代表電話番号:03-5985-4686
MAIL: info@hotel-siro.jp
URL: https://hotel-siro.jp/
敷地面積:170.78㎡
延床面積:962.47㎡
構造規模:鉄骨造、地上10階
客室数:41室
運営:株式会社アスリード
■株式会社アスリード 会社概要
代表者 :代表取締役 山口 勝
所在地 :〒141-0022 東京都品川区東五反田5-24-9 五反田パークサイドビル7階
設立 :2012年7月
事業内容:宿泊関連施設の総合コンサルタント事業、ホテル・温浴施設・飲食店の経営
資本金 :9,500万円
URL :http://www.as-lead.biz/
■店舗・取扱商品に関するお客様からのお問い合わせ先
hotel Siro
TEL:03-3985-4686
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像