空間インスタレーション「ひらめきの庭」 を公開
新しい生活様式における科学館の楽しみ方 シリーズ第1弾 ゆっくりと思考し、未来に向けたひらめきを見つける場
日本科学未来館(略称:未来館 館長:毛利 衛)は、今年度、新型コロナウイルスと共に生きる時代の、広く安全な展示空間を生かした新しい科学館の楽しみ方を、シリーズとして提案していきます。まず、第1弾として、2020年8月8日(土)~8月30日(日)の期間、「ひらめきの庭」を1階企画展示ゾーンで公開します。これは、「散歩」をテーマに、来場者がゆっくりと思考できる癒しの空間を演出することで、未来に向けた新たなひらめきを見つけていただく場を提供するものです。
「ひらめきの庭」は、「散歩」をテーマにした空間インスタレーションです。緑豊かな演出空間に包まれて深呼吸すれば、頭も心もリフレッシュする「いきつぎの森」。科学者が残したひらめきの言葉と出合う「ささやきのベンチ」。水面に映る自分の姿と戯れる「はばたきの泉」。AI(人工知能)や人間による演奏を聴き、音楽を通して来場者が同じ体験を共有する「ときめきのピアノ」。これら4つのゾーンを自由に歩き回ることで、新しいひらめきを見つける散歩体験を楽しんでいただきます。
「ひらめきの庭」は、「散歩」をテーマにした空間インスタレーションです。緑豊かな演出空間に包まれて深呼吸すれば、頭も心もリフレッシュする「いきつぎの森」。科学者が残したひらめきの言葉と出合う「ささやきのベンチ」。水面に映る自分の姿と戯れる「はばたきの泉」。AI(人工知能)や人間による演奏を聴き、音楽を通して来場者が同じ体験を共有する「ときめきのピアノ」。これら4つのゾーンを自由に歩き回ることで、新しいひらめきを見つける散歩体験を楽しんでいただきます。
私たちはいま、外出や対面のコミュニケーションが制限される一方、新しい感染症に関する大量の情報にさらされ、日々、大きなストレスを受けています。この少し変わった散歩空間で、失われた心の余裕を取り戻して、未来に思いをはせてほしいという思いを込めました。
未来館は感染拡大防止のため約3か月の臨時休館を経て、6月3日に再開館しました。「risk≠0」(リスクはゼロではない、だから)をスローガンに、新たな科学コミュニケーション活動を展開しています。約1500平方メートルの企画展示ゾーンを活用した実験的な空間づくりについても今年度さまざまな切り口で行っていく予定です。「新しい生活様式」における科学館の可能性や新たな役割を提案していきます。
■概 要■
タイトル 空間インスタレーション「ひらめきの庭」
会 期 2020年8月8日(土)~8月30日(日)
会 場 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン ※混雑状況次第で入場を制限する場合があります。
入 場 料 入館料のみ(大人630円、18歳以下210円) ※入館は日時指定の事前予約制となります。
主 催 日本科学未来館
協 力 ヤマハ株式会社
お問合せ 日本科学未来館 TEL:03-3570-9151(代表)
U R L https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202008081475.html
[企画趣旨]
「ひらめきと出合う散歩」をテーマに、一風変わった散歩体験を提案します。私たちはいま、これまでにない危機に直面しています。日々変化する状況と多くの情報に翻弄され、明日を考えるだけで精いっぱい。遠い未来を想像することが難しくなっています。「ひらめきの庭」は、そんな状況を打開するヒントを見つけるための場所です。
古代ギリシアの医師、ヒポクラテスが「人にとって歩くことは最良の薬である」と言ったように、これまで多くの科学者が散歩をすることで新しいアイデアをひらめき、イノベーションを起こしてきました。頭の休息、思考の整理、偶然の出合い。その一連の流れが、ひらめきを生むきっかけとなります。この空間での体験や偶然の出合いが、未来を変えるひらめきの発見につながってほしいと願っています。
[各ゾーン紹介]
●いきつぎの森
頭の中に「余白」をつくる
映像で再現された壮大なスケールの自然に身を置いて、小さな自分と向きあってみてはいかがでしょうか。樹木のざわめきや鳥のさえずりなどの音を感じながら、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。目を閉じて、あわただしい日常を忘れて、心の余裕、つまり自分の頭の中に「余白」をつくっていきます。
●ささやきのベンチ
新しい「知」と出合う
会場に設置されたたくさんのベンチ。そこにはアルベルト・アインシュタインやマリー・キュリーら科学者が残した「ひらめき」を促すさまざまな言葉が書いてあります。その中から気に入った言葉を選んで座り、のんびりと考えをめぐらせてみましょう。
●はばたきの泉
水面に映る自分と向き合う
泉に映る自分はどんな姿? 頭上から撮影された自分の映像が、少し遅れて映し出されます。からだを思い切り動かして、水面に映る「一瞬前の自分」と遊んでみましょう。いつもとは違う自分と向き合ったとき、なにを感じるでしょうか?
●ときめきのピアノ
AIが奏でる音楽を聴き、自分も音楽で表現してみる
庭の奥に照らし出された神秘的なピアノ。ヤマハ株式会社の「Dear Glenn」プロジェクトによって、AIが再現した歴史的ピアニストによる自動演奏を聴いてみたり、自分でピアノを演奏してみたり、誰かと一緒に弾いてみたり。その時々に偶然出合う音を楽しむ、音楽を通した共鳴空間を提供します。
・AI(人工知能)でよみがえるグレン・グールド<自動演奏>: 毎時45分 (各回約8分) ※最終16:45
・ピアノ演奏体験時間: 毎時55分~翌30分 ※最終15:55~16:30
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