全日本スキー連盟の取り組みについて
新型コロナウィルス禍における強化事業の進め方及び本連盟のシーズンに向けての取り組みについて
令和2年8月17日、Japan Sport Olympic Square(東京都新宿区)にて、全日本スキー連盟は新型コロナウィルス禍における強化事業の進め方、及びシーズンに向けての取り組みについて記者会見を行いました。皆川賢太郎(常務理事/競技本部長/マーケティング広報委員長)が今年初めからの強化事業の流れや今後の強化方針、コロナウィルス禍における医療機関との提携などについて説明したほか、国内大会のブランディングについても展望を語りました。また、会見には渡部暁斗選手(ノルディックコンバインド)と鬼塚雅選手(スノーボード)が出席し、今シーズンに向けての抱負を語りました。
●今年初め~来シーズンにおける海外遠征・国内合宿の実施について
全日本スキー連盟では新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、3月上旬に各種事業の中止を決定し、海外遠征に出ているチームを順次帰国させるなどの対応を行いました。続いて、4月開催の理事会において、9月末まで本連盟主催事業すべての延期又は中止が決定しました。しかし、感染拡大の速度も落ち着きを見せ始めている中で、一日も早い強化活動再開へ向け、6月から選手の自主トレーニングと並行して巡回指導を再開。7月の理事会において、強化事業の再開については競技本部に一任されることが決定し、8月からは国内強化活動を再開し、8月末には国外強化活動も再開する方向で情報収集、整備を進めています。
●株式会社キャピタルメディカとの提携について
強化活動の再開に伴い、医療コンサルティング事業を行う「株式会社キャピタルメディカ」と提携し、各種目ごとのガイドライン策定、罹患者発生時のフロー構築に取り組んでいます。今後、国内の公認大会開催に向けたガイドラインなどの策定にも取りかかり、随時広く公開していく予定です。
●今年度協賛スポンサー、オフィシャルウェアサプライヤーのご紹介
新型コロナウィルス禍にも関わらず、本連盟では変わらず多くのスポンサーの皆様よりご協賛をいただいております。オフィシャルTOPスポンサーとして、株式会社SUBARU、株式会社エイブル&パートナーズ、全日本空輸株式会社、株式会社興和、株式会社バスクリン、株式会社コーセー(敬称略)の6社には、今年度も継続してご協賛していただくことが決定し、新たに八海醸造株式会社が加わりました。
また、食育事業などを行う株式会社リエイもオフィシャルスポンサーとして新たに参入していただき、同時に陸上トレーニング時などに着用する「UNDER ARMOUR」のフィールドウェアのオフィシャルサプライヤーとして株式会社ドームが決定いたしました。
●各競技全日本選手権の興行化について
助成金、補助金に頼らない自主財源の確保を目的として、全日本スキー連盟では各競技の全日本選手権の興行化を進めていくことをめざします。2021年12月には、神宮外苑でビッグエア(スキー/スノーボード)の全日本選手権を開催することを予定しております。
●選手からのコメント
渡部暁斗(北野建設SC)
「新型コロナウィルスの影響で、このオフに取り組んでいるトレーニング自体には大きな変更はないが、気持ちの面であらためて原点に返ることができた。今は上達、成長することを楽しんでトレーニングに励めている。今後の見直しは立たない部分があるが、良い準備ができるように進めていきたい」
鬼塚 雅(星野リゾート)
「神宮外苑でビッグエアの大会が開催されるのは、素直にうれしい。海外の都市部での大会は経験しているが、東京ではどんな大会になるのか楽しみ。ウィルスの感染が心配されるなかでも、競技に集中できる体制を整えてもらっているので、今シーズンも楽しみにしている」
■公益財団法人全日本スキー連盟
http://www.ski-japan.or.jp/
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