名古屋市の重伝建地区・有松を対象に、オンラインまちづくりワークショップ「プレー!アリマツ」を実施しています

1世代先の暮らしや働き方を思索する「プレー!アリマツ」を開催

ありまつ中心家守会社(拠点:名古屋市緑区有松、共同代表:浅野翔・武馬淑恵・山上正晃)は、有松日本遺産推進協議会が主催し、当社が企画運営するオンラインまちづくりワークショップ「プレー!アリマツ」のキックオフ・ガイダンスを2020年9月26日[土]におこないました。

有松周辺、名古屋市内、愛知県内外から総勢20名超(20-60歳代)が参加するオンラインまちづくりワークショップは、3つのステップでおこなわれます。有松の文化資源として高く評価される〈しぼり・まつり・まちなみ〉に従事する方々へのインタビュー動画(12本)から共感する〈活動の動機・楽しみ・価値観・関係性〉を抽出し、グループワークを通じて地域の魅力的な「ヒト・コト・モノ」を抽出します。そこからSF的発想力で思考を飛躍させ、『起こりうる未来の変化』をミライ新聞の記事として参加者とともに思索するものです。

本事業は、令和2(2020)年度文化街術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の一環としておこないます。

当社では、令和元年度より有松日本遺産推進協議会が主催するまちづくりワークショップの企画運営をおこなっています。「プレー!アリマツ」とは、重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産で知られる有松を舞台におこなわれる未来の暮らしや働き方を考えるためのオンラインワークショップです。1世代先(=30年後)の有松では、どんな人が、どこで、どのようなことを営みながら暮らしているでしょうか。有松で育まれてきた価値観を共有する人びとのインタビュー動画を見て、参加者が共感する魅力を見える化します。そして、新たなプレイヤー(実践者、継承者、革命家)として、30年後に起こりうる未来を参加者とともに思索します。

1970年代よりおこなわれてきたまち並み保全運動が実を結び、有松は重要伝統的建造物群保存地区の選定(2016)や日本遺産に認定(2019)されています。日本遺産認定を受け、令和2(2020)年度文化街術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の一環として、愛知学院大学 総合政策学部 村田尚生 准教授を迎え、有松まちづくりの会の協力を受けて当社が企画運営しています。

ウェブ|https://play.armt.jp

 

 

愛知県初!?フルリモートでおこなわれる
オンラインまちづくりワークショップ

令和元年度のワークショップは全3回の実施を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3回目の開催が実施できませんでした。そこで、令和2年度のワークショップでは、ビデオ会議ツールZoomとオンラインホワイトボードサービスMiroを使うことで、非対面でのまちづくりワークショップを実施することにしました。初回のキックオフ・ガイダンスでは、ツールの使いかたを丁寧に解説したことで、意見の記入やコメントなど、参加者は操作方法に慣れた様子でした。
次回のグループワークに向けて、インタビュー動画を視聴し、地域の魅力を抽出する作業を、それぞれでおこないます。

 

 


次回の2020年10月18日[日]はパブリックビューイングも実施
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベントの開催制限の緩和を受け、コンピューターやインターネットなど情報技術の格差から産まれるデジタルデバイドを配慮し、パブリックビューイングをおこないます。操作に不慣れな地域にお住まいの高齢者の方などを対象に、有松・鳴海絞会館の2階 大会議室にて参加・聴講自由となる予定です。


〈新型コロナウイルス予防について〉
本プログラムでは、現在までの新型コロナウイルス感染症に関する内閣官房の新型コロナウィルス感染症対応についての方針を受け、下記の対応を致します。

- 受付にアルコール消毒液を設置
- 各施設内の空気を入れ替えるため、適宜、換気を実施
- スタッフの意識付け及び感染症対策の徹底
またイベントにご参加いただく皆様におかれましても、必ずマスク着用をお願いします。咳エチケット、こまめな手洗い・消毒等の感染防止を心がけていただきますようにお願い申し上げます。なお、体調にご不安のある方はくれぐれもご無理なさらないようお願い致します。

※スタッフは、マスクを着用しております。ご了承ください。

 

プロジェクト概要

日時 【済】2020年9月26日[土] 13:30-15:30
2020年10月18日[日] 13:30-16:30
2020年11月29日[日] 13:30-16:30
会場 Zoom+Miro
ファシリテーター 村田尚生[愛知学院大学 准教授]、青山 新[慶應義塾大学政策・メディア研究科]、瀬下翔太[design alternatives]、津久井五月[SF作家]
相談 村田尚生[愛知学院大学 准教授]
主催 有松日本遺産推進協議会
企画運営 ありまつ中心家守会社
協力 有松まちづくりの会、有松あないびとの会、有松天満社文嶺項、有松消防団、まり木綿、晩秋の有松を楽しむ会、Aya Irodori、インシェントほか
備考 本事業は令和2(2020)年度文化街術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の一環としておこないます。
ウェブ|https://play.armt.jp

 

補足
日本遺産とは──
日本遺産(Japan Heritage)とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。

日本遺産 有松 | 江戸時代の情緒に触れる絞りの産地 ~藍染が風にゆれる町 有松~
https://shibori-kaikan.com/arimatsu-isan/

ありまつ中心家守会社とは──

 

合同会社ありまつ中心家守会社は、まちの空洞化に関する課題を遊休資源の利活用と場づくりで解決し、なりわいとにぎわいを育むまちづくりのお手伝いをおこないます。
https://yamori.armt.jp

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会社概要

URL
https://yamori.armt.jp
業種
サービス業
本社所在地
愛知県名古屋市緑区有松1060 冨田ビル205号室
電話番号
-
代表者名
浅野翔
上場
未上場
資本金
30万円
設立
2018年08月