水銀の使用を削減するための小規模な金鉱労働者たちとの提携
コンサルタント会社のEcoCentric社は共同体による無水銀採掘の導入を促進し、ケニアの採掘部門における安全な操業のために47億シュール(約4,500万ドル)の資金調達をする可能性を高めています。
ケニアで8年目を迎えたEcoCentric社はMigori等の郡の小規模鉱山労働者とのパートナーシップを深めています。
これにより、多くの鉱山労働者が有害な水銀を利用した洗浄プラントプロセスから重力濃縮のような安全な抽出方法へと移行し、投資家からの支援を受けることができるようになるでしょう。
EcoCentric社のディレクターである、Edward Ndirangu氏は「安全な抽出方法は、Kakamega郡、Vihiga郡、Narok郡、West Pokot郡へと拡まっており、鉱山労働者の間で人気を集めている」と述べています。
また、「EcoCentric社は成長段階においても、水銀を使用しない金生産システムを確実にし、鉱山労働者の採掘量を増加させるためのサポートをしていきます」ともNdirangu氏は述べました。
ケニアは2013年10月に水俣条約に加盟し、職人や小規模鉱山労働者によく見られる水銀の使用を禁止しています。
しかし、ケニアは無水銀鉱山の導入を促進するための法的枠組みの整備においては足踏みをしている状況があります。
水俣条約に加盟している国は、無水銀政策開発の為の4,500万ドルの地球環境ファシリティ(GEF)助成金を利用することができるようになりました。
Migori郡の職人・鉱山労働者協同組合は正式に認可を受けた小規模鉱山労働者グループの1つで、現在はEcoCentric社と協力して無水銀採掘に取り組んでいます。
EcoCentric Ltd公式ホームページ: http://ecocentrickenya.com/
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