創業70年の老舗ランドセルメーカーが大人向けかばんブランド「IKUTA KABAN」を立ち上げ！第一弾商品として背負うことにこだわった3タイプのかばんを販売開始　　　　　　　

　～Made in Japanにこだわる職人メイド～

株式会社生田

2020年10月21日 11時00分

創業70年のランドセルメーカー株式会社生田（所在地：大阪府大阪市、代表取締役：長井宏治）は、この度（2020年9月1日）「背負う」ことにこだわった大人向けかばんの自社ブランドIKUTA KABANを立ち上げました。第一弾商品として、背負うことにこだわったリュック（3タイプ、3色）の販売を開始いたしました。
本ブランドは、創業70年となる同社のランドセルに対する技術や知見を活かし、大人でも背負いやすく、長く使える商品を提供することを目的に立ち上げました。ECサイト限定で開始したブランドですが、蔦屋代官山で期間限定のポップアップショップを開催（現在終了）するなど、すでに多くの小売店からお声がけいただいております。また、ランドセルをご愛用いただいているお子さんの親御さんからも、「IKUTAさんのカバンを自分も背負いたかった」と、好評を博しております。

https://www.ikutakaban.com/

ブランド立ち上げの背景

初めてランドセルを背負ったワクワクを思い出させるかばんブランド IKUTA KABAN
株式会社生田は1950年に「かばんのまち」大阪市生野区でランドセルメーカーとして創業しました。1970年代には大量生産に踏み切った時代もありましたが、「本当に良いランドセルをお客様に届けたい」という思いから、少数精鋭の職人による手作りの本革ランドセル作りに舵を切ります。
以来、流行を追わず、本革にこだわり、非効率ながらもすべての工程を自社生産し、手作りによる作り手の顔が見えるランドセル作りを追求してきました。
そして、初めてランドセルを背負ったワクワクを思い出させるような、「背負う」にこだわったかばんを作りたい、その志のもとに立ち上げたのが『IKUTA KABAN』です。

高価な職人メイドが人気のランドセル市場同様の技術を親御さんにも
2020年のランドセルの平均販売価格は48200円と、2015年の2月の40044円に比べて年々高額化しています（※1）。少子化が進み新一年生の人数は減少していますが、両親や祖父母の子どもに対する支出額は増加しており、ランドセルの市場は活気を維持しています。
子どもに良いランドセルを使わせたいという価値観の保護者が増えており、オリジナルランドセルをつくる当社にも多くの方からお問い合わせいただいております。
子どものランドセルを選ぶ際に当社の技術を知り、ファンになっていただくことも多く、大人も楽しめる商品が作れないかと本ブランドを企画しました。
※1 出典:総務省統計局の小売物価統計調査（最新データは2020年9月18日発表資料）

ブランドコンセプト

Layers of Time ストーリーをつなぐ
『IKUTA KABAN』がつくり出すのは、単に便利さとファッション性を提供するだけのかばんではありません。私たちの願いは、生田の歴史から誕生したこのカバンに、あなたの新しい想いとストーリーが積み重ねられること。あなたの人生のように、かばんもあなたと一緒に長い時間をかけて少しずつ変わっていく。そしていつの間にか大切なストーリーが込められた特別なかばんになっているはずです。
そのために私たちは、長く使えること、スタンダードであることを大切にしています。上質な素材を使い、『IKUTA KABAN』とあなたが一緒に時間の流れを感じ取れるものづくりを届けていきます。
普通のものが宝物になるように。

製品概要

第一弾商品背負うことにこだわった３タイプ×３色からスタート
IKUTA KABANを生み出した「ランドセル工房生田」は、お客さま一人ひとりの想いを大切にし、作り手の想いが詰まった手作りランドセルを70年間製作してきました。
生田にかかわるすべての人に「ランドセルで人生を楽しく」という願いがあり、それは決して子どもだけのものではありません。
子ども時代のランドセルを背負って学校へいく、あのワクワクを。大人が毎日背負っても感じられる3タイプをご用意いたしました。

スクエアバッグ
シンプルで上品なデザインとオールレザーならではの高級感。
背負うたびに体に馴染み、愛着が増していくバックパック。

¥ 63,800（税込）

カラー：OLD BLACK、RICH BROWN、REAL GREEN
本体サイズ：W300 x H425 x D130 mm
重量：約1,550g
材質：ヌメ革（皮革の種類：オルフェス）

フラップバッグ
背負うワクワクをもう一度伝えたい。
革の魅力を存分に楽しめるランドセル形で感性が豊かになる。

¥ 60,500（税込）

カラー：OLD BLACK、RICH BROWN、REAL GREEN
本体サイズ：W300 x H395 x D130 mm
重量：1,580g
材質：ヌメ革（皮革の種類：オルフェス）

リュックバッグ
手に取るたびに愛着が深まるデザインと機能性の融合。
カジュアルな雰囲気で使えるシーンも着こなしも幅広く。

¥ 58,300（税込）

カラー：OLD BLACK、RICH BROWN、REAL GREEN
本体サイズ：W275 x H350 x D120 mm
重量：約1,280g
材質：ヌメ革（オルフェス）

Made in Japanにこだわった貴重なヌメ革を使用

IKUTA KABANでは、革にもMade in Japanへの強いこだわりを持っています。そのために、革の産地兵庫県姫路市で創業100年を越える国内有数のタンナー「株式会社山陽」が創り出すヌメ革を使用しています。
ヌメ革とは、昔ながらの製法でミモザなどの植物タンニンによって鞣されたナチュラルな革で、革本来の風合いや手触りを持っています。さらに使い込むほどに味わいを増し、革ならではの経年変化を楽しめる革です。
中でもIKUTA KABANで使用するヌメ革は国内でも非常に数が少ない、ピット槽と呼ばれる植物タンニン溶液の入った槽に漬け込み、2週間近くの長い時間を使って鞣された、とても貴重なヌメ革です。ピット槽で鞣されたヌメ革は、より個性豊かで時間の流れを感じさせる、最も革らしい革とも言えます。

開発者コメント

代表　長井宏治

ランドセル専門メーカーとして、流行だけを追わず、次世代に歴史をつなぐために自分たちが作りつづけていきたいと思えるものをつくりたい。ひたすらに、ランドセルだけをつくってきた生田だからこそ出来るものづくりとは何なのか。考え抜いた末に行きついたのはやはり「背負う」かばんでした。
生田の強みは70年という歴史と本革ランドセルを作り続けてきた技術です。その強みを活かし、革にこだわり、製法にこだわり、色にこだわり、デザインにこだわったかばんです。
我々が扱う素材や製法は必ずしも機能的であり、効率的ではないかもしれません。でも、そんな素材や製法を用いるからこそ生まれてくる価値もあるのだと信じてものづくりに取り組んでいます。
IKUTA KABANから生み出されたかばんにあなたの思い出が積み重ねられていきますように。
そしてぜひ、背負う楽しさを味わって下さい。

デザイナー　孫銘吉

生田のかばんは、単なるモノを入れる道具やファッションアイテムとしてだけではなく、使う人の人生とともにに長い時間をかけてその表情を変えながら新しい価値を与えるモノでありたい。
その目に見えない価値を可視化するために、形だけではなく色や素材にも拘って多角的な観点から完成度を高めました。
永く使うものですから流行に左右されないシンプルでスタンダードな形を基本的な軸とし、生田らしいデザインを独創的に融合させたかばんです。だからどんな服装にもふさわしくて幅広い年齢層に似合うので様々なシーンで使っていただけるデザインです。
これから次々生まれる生田のかばんもぜひ楽しみにしてください。

リペアサービス

IKUTA KABANでは、思い出が詰まった製品をもっと長く安心してお使いいただけますよう専門の職人により修理させていただいております。心を込めてできるだけの修理をさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

販売店情報

【ECサイト】
https://www.ikutakaban.com/view/company

【店舗情報】

店舗名：ランドセル工房生田
住所：〒544-0011
大阪府大阪市生野区田島6丁目2-16
電話番号：06-6757-6723
営業時間：10：00～17：00
店休日：火曜・水曜日（閑散期除く）・年末年始

店内ではランドセルと並んでIKUTA KABANの全ラインナップをお試しいただけます。
併設している工房では工房営業日に限りランドセルの製作風景もご覧いただけます。

会社概要

会社名：株式会社生田
所在地：〒544-0011大阪府大阪市生野区田島6-2-16
代表者：長井　宏治
創業： 1950年
資本金：1,000万円
URL：https://www.randsel.jp/
IKUTA KABAN：https://www.ikutakaban.com/
事業内容：ランドセルの製造・販売