放置竹林をメンマにして延岡の森を救う!森を育てる「延岡メンマ」 販売開始

メンマ国産化に挑み、放置竹林を再資源化してSDGsに貢献

LOCAL BAMBOO株式会社

LOCAL BAMBOO株式会社(本社:宮崎県延岡市、代表取締役:江原太郎)は森を育てる国産100%メンマ「延岡メンマ」の生産・販売を開始したことをお知らせします。増加傾向にある放置竹林がもたらす様々な被害を食い止めるために、国産メンマの生産拡大を進め、SDGsに貢献するとともに、延岡産食材を使って美味しさをお届けします。

 


«増加傾向にある放置竹林がもたらす様々な被害»
  • 日本人にとって竹は身近な資源として古くから親しまれ、生活用品や建材、たけのこ生産等に利用されることによって適切に管理されている竹林がある一方、人手不足や生産者の高齢化・後継者不足、プラスチック製品の普及や輸入タケノコの増加により、放置竹林が増加傾向にある
  • 里山林等に侵入した竹は樹高の低い樹木を被圧・枯死させ、周囲を竹林化させてしまう。これにより、多くの県で水源かん養、土砂崩壊防止、二酸化炭素吸収などの公益的機能の低下や生物多様性の低下、イノシシ等害獣への餌場、隠れ場所となること等が様々な地域で危惧されている
  • 国内の竹林の面積は2017年時点で16.7万7ヘクタールとなり、2012年から4%、1986年から13%拡大している(林野庁:竹の利活用促進に向けて/平成30年)


«竹害の対策として期待されている国産メンマの生産拡大»
  • 竹林の取扱いについては、伐採・搬出コストが低い管理竹林など、たけのこや竹の生産による利用を通じた整備が行われる竹林と、条件不利で公益的機能発揮の観点からの森林化に向けて整備を行う竹林の2つに分けて考えていくことが重要と考えられる。(林野庁:竹の利活用促進に向けて/平成30年)
  • 国内で流通している主なメンマは、中国南部や台湾で育つ麻竹(マチク)のタケノコを原料に生産されていて、マチクは亜熱帯の気候でなければ育たず、国内での栽培は難しい
  • メンマの原料となる乾燥タケノコは94.5%を中国からの輸入に頼っているが、飲食店では国産品を使いたいというニーズが増えている(農林水産省:農林水産物輸出入概況/令和元年)


«森を育てる「延岡メンマ」誕生の背景と特徴»
延岡の山林を救うメンマ

主にラーメンの具材として親しまれているメンマ。その多くは台湾や中国に生息する麻竹(マチク)という品種のタケノコを使用しています。延岡メンマは主に延岡に生息する孟宗竹(モウソウチク)を使用した国産100%メンマです。
延岡市の80%を占める山林で問題になっているのは、誰にも整備されない放置竹林です。成長スピードの早い竹林は森に入る日光を遮り、木々の成長を止めます。また根が浅い竹林は地滑りの原因にもなります。このような山林の竹害を解決すべく、放置竹林をメンマにする活動を始めました。

 

延岡の素材で作るピリ辛な味噌漬けメンマ
「放置竹林をメンマにして竹害を食い止める」という社会貢献に繋がる活動でも、美味しくなければより多くの人に親しんでいただくことができず、活動を継続的に行うこともできません。自分たちが本気で美味しいと思える味を追及したのが「延岡メンマ」です。


延岡メンマに使われる食材も延岡産にこだわりました。

江戸東京野菜「内藤とうがらし」を原種として、延岡藩主だった内藤家のご縁により生まれた延岡ならではのブランド農産物「七萬石とうがらし」

全国の鑑評会において高い技術を評される渡辺味噌醤油醸造が作る、1年以上熟成させることで旨みはもちろん香りが増した「赤麦みそ」。やさしい歯ごたえとピリ辛な味わいが特徴です。


延岡メンマの美味しい食べ方

【メンマ丼】
メンマの美味しさをダイレクトに味わえる逸品。ねぎの風味とメンマのピリ辛な味が、食欲をそそります。温泉卵を乗せて卵をとかしながら、また出汁をかけて、うま味の変化をお楽しみください。

【メンマトースト】
トーストは厚めの4枚切りがおススメ。メンマとアボガドを乗せて、ピリ辛メンマとクリーミーなアボガドのハーモニーをお楽しみください。チーズで彩を加えたり、バターの代わりにマヨネーズを使うと耳はカリッと中はしっかり柔らかくなります。

 

【メンマアイス】
バニラアイスの甘みを引き立てながらキャラメルのような香ばしさとピリ辛がクセになる禁断の組み合わせ。そこにメンマの食感も加わり、味のグラデーションを楽しめる大人のアイスです。


«ご購入方法»
森を育てる「延岡メンマ」は専用ECサイトで販売いたします。下記のURLよりお求めください。
https://nobeokamenma.com/
 

LOCAL BAMBOO株式会社 代表コメント
森を育てるメンマできました。 九州2番目の大きさを誇る宮崎県延岡市は面積の80%が山林です。私の故郷含め、そこで問題になっているのは、誰にも整備されていない放置竹林。 成長スピードの早い竹林は森に入る日光を遮り、木々の成長を止めます。また根の浅い竹林は地滑りの原因にもなります。

そうした問題を解決すべく、放置竹林をメンマにする活動をはじめました。違うメンマの味を頂けると幸いです。

 

 

 

 

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ビジネスカテゴリ
食品・お菓子農林・水産
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会社概要

LOCAL BAMBOO株式会社

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URL
https://localbamboo.co.jp/
業種
水産・農林業
本社所在地
宮崎県延岡市上三輪町3401番地39
電話番号
080-3556-9517
代表者名
江原太郎
上場
未上場
資本金
20万円
設立
2020年05月