COMPUTEX2021開催を発表
AI活用し、リアルとデジタルの垣根を越えた展示会に
【2020年12月15日=台北】
本日(15日)開かれたCOMPUTEX(台北国際コンピューター見本市)のオンラ
イングローバル記者会見において、COMPUTEX 2021が来年6月1日から4日まで
(InnoVEXは6月2日から4日まで)リアル展示会の形式で開催されることが発表
されました。また、当展示会初の取り組みとして、AI(人工知能)を活用しオ
ンラインとオフラインを融合するOMO(Online-Merge-Offline)プラットフォー
ムを構築し、世界中のバイヤーと出展企業を繋ぐことによって展示会のコンセ
プトである「世界のテクノロジー・エコシステムを創る」を実現させ、テクノ
ロジーの可能性を広げるものと期待されています。
黄志芳董事長(会長)が司会を務め、元副総統で現台湾中央研究院院士(フェ
ロー)の陳建仁氏をスペシャルゲストとして招き、テクノロジーを駆使した台
湾の新型コロナウイルス感染症に対する防疫成果について紹介しました。また、
世界で最も有望なAIスタートアップ100社に選ばれたAppier(エイピア、本社:
台湾)の李婉菱(ウィニー・リー)COO兼共同創業者、世界的なIT専門調査会社
IDC(International Data Corporation)のDavid Reinsel副社長も出席し、AI
の活用及び2021年のテクノロジートレンドについての見解を述べました。
OMOとAIの二本柱
台湾中央研究院院士の陳建仁氏は、「『世界最良』との評価を受けた台湾の
新型コロナ対策ですが、感染拡大の封じ込めに成功した大きな要因として、政
府が初期段階からビッグデータや最先端テクノロジーを駆使し、感染者や隔離
者の動向を確実に把握できたことが挙げられます。今回のCOMPUTEXを通し、テ
クノロジーを感染症対策に活用した成功例として台湾モデルを世界中の方々に
紹介できることを期待しています」と話しました。
また、台湾貿易センターの黄志芳董事長は、「COMPUTEXはこれまで世界のICT
産業とともに成長を遂げてきました。テクノロジーの発展をリードする展示会
として、COMPUTEXはデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗るべく、
台湾のユニコーン企業Appierと連携し、2021年の展示会にAIアルゴリズムを用
いたデジタルプラットフォームを導入します。時間的・地理的な制約を打ち破
り、出展者・来場者双方のビジネス拡大に貢献する国際展示会の新たなスタン
ダードを確立します」と意気込みを述べました。
さらに、COMPUTEX 2021のOMOプラットフォーム構築に携わったAppierの李婉菱
COO兼共同創業者は、「この度はCOMPUTEX 2021のテクノロジー戦略パートナー
として参画できることをとても光栄に思います。既存のビジネスモデルに変革
が起きている今、マーケティングの精度を上げるため、企業にとってはデジタ
ル化にいち早く取り組むことが不可欠です。AIは顧客の行動や趣味を把握でき
ると同時に、潜在的なニーズを予測することもできるため、ニーズに合った商
品やサービスを的確に提案することが可能となり、ビジネスにつなげることが
できます」と述べました。
無限の可能性を秘めたテクノロジーがもたらす変革
IDCは、世界のトップ企業2,000社(G2000)のうち30%が2024年までにAIを導
入するとの予測を発表しています。AIはもはや「あるとうれしいもの(nice
to have)」ではなく、企業の強靭化と企業がニューノーマルに挑むための核
心技術となっています。IDCのDavid Reinsel(デイビッド・ラインセル)副社長
は当会見で、「新型コロナウイルス感染症は人々の生活に大きな影響を与えま
したが、ゲーミングやIoT、サイバーセキュリティに関連するテクノロジーの
発展を加速させ、DXに取り組んだ企業に今後数年の間に大きなビジネスチャン
スをもたらすでしょう」との見解を示しました。
あらゆるものがインターネットにつながるようになり、AI活用に必要なリア
ルタイムでの演算処理へのニーズが急速に拡大しています。そんな中、高速・
大容量の特性を持つ第5世代移動通信システム(5G)の実用化によって、高性
能計算(HPC)で複雑な解析や大量のデータの解析を短時間で行うことや、エッ
ジコンピューティングで大型サーバーの電力消費量を減らし、セキュリティを
向上させることが可能になります。これらの変化はさらにイノベーションやス
タートアップの創出につながり、テクノロジー・エコシステムに破壊的イノベー
ションをもたらすことが予想されます。
世界のテクノロジー・エコシステムの構築を実現する7つのメインテーマ
前述のテクノロジートレンドに基づき、COMPUTEX 2021では「5G、AI&IoT、
エッジコンピューティング(Edge Computing)、高性能計算(HPC)、サイバー
セキュリティ(Cyber Security)、ゲーミング(Gaming)、イノベーション&
スタートアップ(Innovations & Startups)」という7つのメインテーマを設
け、展示会及び様々なイベントを開催します。
COMPUTEX 2021は2021年6月1日から4日まで台北南港第1・2展示ホール及び台
北国際会議センターで開催されます(InnoVEXは2021年6月2日から4日まで台北
南港第2展示ホール4階で開催)。オンラインにおいても出展者・来場者双方の
ビジネス拡大につながる新たな取り組みが満載です。展示会に関する最新情報
はCOMPUTEX及びInnoVEXの公式ホームページに順次発表されます。
展示会の詳細情報については下記をご覧ください。
COMPUTEX公式ホームページ: https://www.computextaipei.com.tw/
InnoVEX公式ホームページ: https://www.innovex.com.tw/
■COMPUTEXについて
COMPUTEXは1981年の初開催以来、40年にわたり世界のICT産業とともに成長し、
業界の発展や変化に寄り添ってきました。今では毎年世界中から4万人を超える
バイヤーが参加し、世界のトップ企業に対する新製品発表の場として選ばれる
アジア最大の見本市となりました。
世界のICT産業のサプライチェーンにおいて中心的な立場にある台湾を拠点に
据え、COMPUTEXはこれからも分野の垣根を越えて世界の最新テクノロジーを結
びつけることに貢献し、「世界のテクノロジー・エコシステムを創る」という
目標の実現を目指します。
■台湾貿易センターについて
台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾の対外貿易促進を目的に、台湾経済部及
び業界団体により設立された公益財団法人であり、台湾で最も重要な公的貿易
振興機構です。台湾国内では台北本部のほか桃園・新竹・台中・台南・高雄の
5ヵ所に拠点を設け、海外では63カ所の海外拠点に加え319カ所の国際貿易推進
機関と協力協議を締結しており、計1,300人を超える経済・貿易の専門家が常
駐しています。TAITRAはこうしたグローバルネットワークを通じて国境を越え
た迅速なサービスを提供し、企業の世界市場への進出をサポートするとともに、
台湾経済のさらなる発展を目指します。
本日(15日)開かれたCOMPUTEX(台北国際コンピューター見本市)のオンラ
イングローバル記者会見において、COMPUTEX 2021が来年6月1日から4日まで
(InnoVEXは6月2日から4日まで)リアル展示会の形式で開催されることが発表
されました。また、当展示会初の取り組みとして、AI(人工知能)を活用しオ
ンラインとオフラインを融合するOMO(Online-Merge-Offline)プラットフォー
ムを構築し、世界中のバイヤーと出展企業を繋ぐことによって展示会のコンセ
プトである「世界のテクノロジー・エコシステムを創る」を実現させ、テクノ
ロジーの可能性を広げるものと期待されています。
COMPUTEX 2021
台湾貿易センター 黄志芳董事長
黄志芳董事長(会長)が司会を務め、元副総統で現台湾中央研究院院士(フェ
ロー)の陳建仁氏をスペシャルゲストとして招き、テクノロジーを駆使した台
湾の新型コロナウイルス感染症に対する防疫成果について紹介しました。また、
世界で最も有望なAIスタートアップ100社に選ばれたAppier(エイピア、本社:
台湾)の李婉菱(ウィニー・リー)COO兼共同創業者、世界的なIT専門調査会社
IDC(International Data Corporation)のDavid Reinsel副社長も出席し、AI
の活用及び2021年のテクノロジートレンドについての見解を述べました。
OMOとAIの二本柱
台湾中央研究院院士の陳建仁氏は、「『世界最良』との評価を受けた台湾の
新型コロナ対策ですが、感染拡大の封じ込めに成功した大きな要因として、政
府が初期段階からビッグデータや最先端テクノロジーを駆使し、感染者や隔離
者の動向を確実に把握できたことが挙げられます。今回のCOMPUTEXを通し、テ
クノロジーを感染症対策に活用した成功例として台湾モデルを世界中の方々に
紹介できることを期待しています」と話しました。
また、台湾貿易センターの黄志芳董事長は、「COMPUTEXはこれまで世界のICT
産業とともに成長を遂げてきました。テクノロジーの発展をリードする展示会
として、COMPUTEXはデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗るべく、
台湾のユニコーン企業Appierと連携し、2021年の展示会にAIアルゴリズムを用
いたデジタルプラットフォームを導入します。時間的・地理的な制約を打ち破
り、出展者・来場者双方のビジネス拡大に貢献する国際展示会の新たなスタン
ダードを確立します」と意気込みを述べました。
さらに、COMPUTEX 2021のOMOプラットフォーム構築に携わったAppierの李婉菱
COO兼共同創業者は、「この度はCOMPUTEX 2021のテクノロジー戦略パートナー
として参画できることをとても光栄に思います。既存のビジネスモデルに変革
が起きている今、マーケティングの精度を上げるため、企業にとってはデジタ
ル化にいち早く取り組むことが不可欠です。AIは顧客の行動や趣味を把握でき
ると同時に、潜在的なニーズを予測することもできるため、ニーズに合った商
品やサービスを的確に提案することが可能となり、ビジネスにつなげることが
できます」と述べました。
無限の可能性を秘めたテクノロジーがもたらす変革
IDCは、世界のトップ企業2,000社(G2000)のうち30%が2024年までにAIを導
入するとの予測を発表しています。AIはもはや「あるとうれしいもの(nice
to have)」ではなく、企業の強靭化と企業がニューノーマルに挑むための核
心技術となっています。IDCのDavid Reinsel(デイビッド・ラインセル)副社長
は当会見で、「新型コロナウイルス感染症は人々の生活に大きな影響を与えま
したが、ゲーミングやIoT、サイバーセキュリティに関連するテクノロジーの
発展を加速させ、DXに取り組んだ企業に今後数年の間に大きなビジネスチャン
スをもたらすでしょう」との見解を示しました。
あらゆるものがインターネットにつながるようになり、AI活用に必要なリア
ルタイムでの演算処理へのニーズが急速に拡大しています。そんな中、高速・
大容量の特性を持つ第5世代移動通信システム(5G)の実用化によって、高性
能計算(HPC)で複雑な解析や大量のデータの解析を短時間で行うことや、エッ
ジコンピューティングで大型サーバーの電力消費量を減らし、セキュリティを
向上させることが可能になります。これらの変化はさらにイノベーションやス
タートアップの創出につながり、テクノロジー・エコシステムに破壊的イノベー
ションをもたらすことが予想されます。
世界のテクノロジー・エコシステムの構築を実現する7つのメインテーマ
前述のテクノロジートレンドに基づき、COMPUTEX 2021では「5G、AI&IoT、
エッジコンピューティング(Edge Computing)、高性能計算(HPC)、サイバー
セキュリティ(Cyber Security)、ゲーミング(Gaming)、イノベーション&
スタートアップ(Innovations & Startups)」という7つのメインテーマを設
け、展示会及び様々なイベントを開催します。
COMPUTEX 2021は2021年6月1日から4日まで台北南港第1・2展示ホール及び台
北国際会議センターで開催されます(InnoVEXは2021年6月2日から4日まで台北
南港第2展示ホール4階で開催)。オンラインにおいても出展者・来場者双方の
ビジネス拡大につながる新たな取り組みが満載です。展示会に関する最新情報
はCOMPUTEX及びInnoVEXの公式ホームページに順次発表されます。
展示会の詳細情報については下記をご覧ください。
COMPUTEX公式ホームページ: https://www.computextaipei.com.tw/
InnoVEX公式ホームページ: https://www.innovex.com.tw/
■COMPUTEXについて
COMPUTEXは1981年の初開催以来、40年にわたり世界のICT産業とともに成長し、
業界の発展や変化に寄り添ってきました。今では毎年世界中から4万人を超える
バイヤーが参加し、世界のトップ企業に対する新製品発表の場として選ばれる
アジア最大の見本市となりました。
世界のICT産業のサプライチェーンにおいて中心的な立場にある台湾を拠点に
据え、COMPUTEXはこれからも分野の垣根を越えて世界の最新テクノロジーを結
びつけることに貢献し、「世界のテクノロジー・エコシステムを創る」という
目標の実現を目指します。
■台湾貿易センターについて
台湾貿易センター(TAITRA)は、台湾の対外貿易促進を目的に、台湾経済部及
び業界団体により設立された公益財団法人であり、台湾で最も重要な公的貿易
振興機構です。台湾国内では台北本部のほか桃園・新竹・台中・台南・高雄の
5ヵ所に拠点を設け、海外では63カ所の海外拠点に加え319カ所の国際貿易推進
機関と協力協議を締結しており、計1,300人を超える経済・貿易の専門家が常
駐しています。TAITRAはこうしたグローバルネットワークを通じて国境を越え
た迅速なサービスを提供し、企業の世界市場への進出をサポートするとともに、
台湾経済のさらなる発展を目指します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像