島根大学発バイオベンチャー PuREC、JHVS2020 Venture Awardを受賞!
2021年2月4日に厚生労働省が主催した「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット(JHVS)2020シンポジウム」において、島根大学発の バイオベンチャーPuREC株式会社に対するJHVS2020 Venture Award授与式が行われました。
島根大学発のバイオベンチャーとして2016年に創業されたPuREC株式会社は、2020年10月14日から16日にパシフィコ横浜で開催された「ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2020」において実施された「90秒エレベーターピッチ」に参加し、独自技術により得られた高純度間葉系幹細胞〈REC〉の臨床適用についてプレゼンをした結果、「特に優れたピッチを実施した企業」と認められて、今回の受賞となったものです。
<JVHS2020 Venture Award(主催者の定義)>
医薬品、医療機器、再生医療等製品に結びつくことが期待されるシーズを有するベンチャーやアカデミア、個人等のうち、実用化の可能性、シーズのポテンシャル、プレゼン技術等を総合的に判断し、将来性があると考えられるベンチャー企業
<参考リンク>
JHVS2020 シンポジウム → https://jhvs2020.jp/
厚生労働省プレスリリース → https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16070.html
<本件に関するお問い合わせ先>
メール:info@purec.jp もしくは TEL:03-5615-9462(当社 東京事務所)
【参考】
1.PuRECについて
島根大学発ベンチャーのPuREC 株式会社は、間葉系幹細胞が持つ細胞機能である増殖能と分化能、およびその均一性や遊走能を利用して、安全かつ効果的な幹細胞治療を実現することを目指しています。これまでに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、富士フイルム株式会社、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、持田製薬株式会社、島根大学、北海道大学などと連携して、低ホスファターゼ症、関節疾患、脊椎関連疾患など様々な疾患を対象とした細胞医薬品開発を進めています。(詳細については、当社ウエブサイトをご参照下さい → http://www.purec.jp/)
2.間葉系幹細胞REC(Rapidly Expanding Cells)
間葉系幹細胞は、ヒトの体内に元来存在する幹細胞から得られ、再生医療への応用が期待されています。PuREC創業者の松崎らは、細胞表面のマーカー蛋白の発現を指標にセルソータを用いるなどする独自の分離・培養方法を開発し、ヒト骨髄液からとくに高純度なヒト間葉系幹細胞RECを得ることに成功しました。RECは従来法で分離した間葉系幹細胞と比較し、増殖能・分化能・遊走能などに顕著に優れた特徴をもちます。
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