熊本豪雨で被災した人吉をオンラインと副業で支える、新しい支援制度始動
ー人吉復興オンライン副業プログラムー
人吉の豪雨被害により甚大な被害を受けた人吉市。コロナ禍で県内外からのボランティアを十分に募ることもできない苦しい状況が続きました。これから復興に向けたフェーズに移るときに必要になってくるのは、共創の場を作っていくことです。
そこで令和2年12月1日から始動したのが「人吉復興オンライン副業プログラム」です。東京などに住む都市部人材と被災地である人吉市を繋いで、スキルを生かした復興支援を行っていただきます。
そこで令和2年12月1日から始動したのが「人吉復興オンライン副業プログラム」です。東京などに住む都市部人材と被災地である人吉市を繋いで、スキルを生かした復興支援を行っていただきます。
令和2年7月4日、人吉市は熊本豪雨災害に見舞われ甚大な被害を受けました。市の中心部を日本三急流の一つである球磨川が東西に還流しており、その支流で氾濫が生じて氾濫流による建物・橋梁の破損・流出、市内の1/3程度の家屋が浸水破損被害に遭いました。
人吉市には約2,000の事業者がありますが、今回被災した事業者が約900、その内約400の事業者が事業停止もしくは廃業を検討している厳しい状況です。
またコロナ禍での被災となったため、支援者を集めることができず人手不足な状態が続いていました。コロナ禍かつ被災地で必要となってくるのは、このまま増え続ける失業者をなくし、これからの復興をどう形作っていけるかです。
被災から約4ヶ月が経つ今、復旧のフェーズから復興フェーズへと移ろうとしています。いかに県内外の人々と共創の場をつくっていくかが、今後の復興への大きな鍵となっています。
そんな中、昨年12月から始動したのが人吉復興オンライン副業プログラムです。
当プログラムでは東京をはじめとした都市部にいながらも災害支援や副業に興味を持つ人材をマッチングし、個人のスキルを生かして復興につなげることを目的にしています。
一般社団法人フミダスがコーディネーターとして4つのプロジェクトを構築し、約4ヶ月間マッチングします。
以下、プログラムとオンライン副業者一覧です。
・青井さん再建PJ
【受入先】青井阿蘇神社
【概要】 人吉球磨の復興のシンボルであるより国宝青井阿蘇神社の収益構造をよりよく改善していくためのプロジェクト
♢副業人材 県内在住のフリーアナウンサー
“聴く”力を活かして人吉に寄り添い、青井阿蘇神社の復興を目指します。
・ふるさと納税業務改善PJ
【受入先】人吉市
【概要】 災害による業務が肥大化する中、ふるさと納税業務をどうスマートに実施させていくかを考え、実行していくプロジェクト
♢副業人材 大手企業でソフト開発29年
AI画像認識の知識や業務改善の経験を用いて人吉市に新技術を。
・関係人口誘致PJ
【受入先】一般社団法人ドットリバー
【概要】 復興が本格的に進み始める中で、県内外の人々を人吉市にどう繋げていくか実行していくプロジェクト
♢副業人材 元復興庁職員
福島県にて地域ファンづくりをした経験を人吉で活用
・復興の未来地図PJ
【受入先】人吉市
【概要】 これからの人吉市はどうあるべきか、新たな2030年の人吉市構造の参考になる青写真をつくるプロジェクト
♢副業人材 大手企業で登録特許50件以上
知的財産権の業務経験を生かして人吉でビジネスモデル特許取得へ
業種も職歴も様々な方々が、人吉のために自身のスキルを生かして復興を支援します。
今回の人吉復興オンライン副業支援をモデル化し、今後災害に見舞われてしまった時にすぐに対応ができる仕組みづくりができればと考えています。
__運営事務局である一般社団法人フミダスとは________________
熊本をずっと暮らせる街にするというビジョンのもと民間企業や行政、教育機関をつないで、ともに社会を作るシステム作りを行っています。共創社会を世の中に実装して行くことをミッションとしています。
人吉の復興支援において、コロナ禍による外部からの支援が思うように得られていない状況を知り支援に関わるに至りました。復興しようと頑張る事業者と行政、それを支援したいという方をつなぐためにこのプロジェクトを行います。
________________________________________
人吉復興オンライン副業プログラム
https://hitoyoshiproject-online.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像