クルマの危険から歩行者を守る『高強度車止め』を新発売
歩道へのクルマの進入を防ぎ歩行者の安全を守ります。
■「プロテクトボラード」の特徴
- ⾼強度な⽀柱構造に基づく耐衝撃性能により歩道への⾞両進⼊を防ぐ
- 設置場所に合わせ選択可能な、⾞⽌め本体及び基礎部の品揃え
- ⽀柱材料は、従来の亜鉛めっき鋼管と比べ寿命が長い⾼耐⾷溶融めっき(※)鋼管を採⽤
2019年5⽉に発生した⼤津市内での交差点における事故等、歩道への⾞両進⼊や暴⾛による歩行者を巻き込んだ交通事故が後を絶たない社会課題を解決すべく、従来実現できなかった「車両の突破を防ぐ耐衝撃性能を備えた車止め」の開発を⾏いました。
■製品開発のポイント
衝突時の断面変形を抑え強度を保持する、新高強度コアユニットの開発
- 従来の⾞⽌めの⽀柱断⾯は丸型鋼管が一般的であった
- 本製品は⾼強度化実現のため、丸型鋼管と⾓型補強芯材を組み合わせた、⼆重鋼管構造の⽀柱を採⽤
- 二重鋼管構造の採用により、⾞両重量1.17t 時速40km/hでの⾞両の衝突実験への耐久性を実現
■開発製品の性能検証・・・実車衝突実験を実施
- 2020年 7⽉ 9⽇ コンクリート基礎ブロックタイプ
- 2021年 1⽉28⽇ ⼟中打込みタイプ
試験結果
試験日 2020年7月9日 | コンクリート基礎タイプ | 時速40km/h 衝撃度72kJ 車止めが試験車両の突破防止 |
試験日 2021年1月28日 | 土中打込みタイプ | 時速45km/h 衝撃度91kJ 車止めが試験車両の突破防止 |
試験は、弊社の社内基準に基づき行っていますので全ての車両衝突に対し衝突を受け止め、車両の突破を防止することを保証するものではありません。車種や施工場所、地盤条件や車速によって試験結果を発揮できない場合があります。
試験動画
■製品概要(再生ゴムカバー コンクリート基礎タイプ BSK-11)
弾性カバー | Φ165(底面)×H850mm | 再生ゴム(工場廃材) |
支柱 | Φ114.3×t4.5 埋込深さ400mm | 高耐食溶融めっき(※)鋼管 +静電粉体塗装 |
補強芯材 | 角型鋼管/ 鋼板(L型) | 亜鉛めっき鋼管/鋼板 +静電粉体塗装 |
※JIS G 3323(溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板及び鋼帯)
■製品情報掲載サイト
https://www.sekisuijushi.co.jp/products/bollard/super_core/
■今後の目標
積水樹脂では、本製品を2021年4月1日より全国自治体の交差点安全対策や生活道路・通学路の安全対策向けに本格発売を開始を行うと共に、新しい用途として、コンビニエンスストアやドラッグストア、大型商業施設の駐車場安全対策への展開を積極的に行ってまいります。本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
■積水樹脂株式会社について
「いつもを変える豊かに変える」をキーワードに積水樹脂グループは、複合技術による価値ある製品の創造とサービスを通じて社会の安全・安心・環境に貢献する企業グループを目指します。
https://www.sekisuijushi.co.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ
積水樹脂株式会社 デザイン・マーケティング部
北野 充洋
kitanom@sekisuijushi.co.jp
以 上
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