どうする？ コロナ禍の食生活｜緊急事態宣言下でヘルスフードカウンセラーが気をつけたこと（一般社団法人日本ヘルシーフード協会調べ）
【調査報告】ヘルスフードカウンセラーによる「緊急事態宣言下の食事について」（令和3年2月実施）
一般社団法人日本ヘルシーフード協会は、ヘルスフードカウンセラーの有資格者に向けて、緊急意識調査を行いました。調査期間は2021年2月26日（金）から28日（日）まで。「緊急事態宣言」の中で、食生活から健康づくりを推進するヘルスフードカウンセラーが、日々の食事でどのような点に気をつけてきたかを報告します。
- ＜ヘルスフードカウンセラー（HFC）とは＞
- 栄養学・医学・調理学に基づく「食」と「健康」についての知識や教養を学び、より健康的で豊かなライフスタイルを実践を目指す人材で、一般社団法人日本ヘルシーフード協会が認定しているライセンスです。
［緊急調査］
ヘルスフードカウンセラーとして「緊急事態宣言下の食生活」で注意したことは？｜2021年2月26日（金）～28日（日）実施
ヘルスフードカウンセラー取得者による緊急調査の結果、「緊急事態宣言」を受けて食生活で気を遣った点について、下記のような結果が得られました。
最も多く回答が寄せられた「食事の内容に気を遣った」に対しては
- 家に居る時間が長いので、なるべくバラエティ豊かに、彩りの美しい献立を考えた
- ごはんやパンなど糖質の多いものは控えめに、野菜や豆腐など高たんぱくで低糖質な食品を多く摂るよう心がけた
- 運動量が減ったので、糖分を控え大豆製品や野菜を増やした
- 栄養の偏りがないよう、良質のたんぱく質、ビタミンを摂ることを意識した
- 外出できない日常では食事が「生活の楽しみ」となるため、いつも通りのメニューに加えて新しいものも取り入れ、変化を楽しめるようにした
- 食物繊維や発酵食品の摂取を多めにした
などの意見が寄せられました。
中でも特にキーワードとして目立ったのが「たんぱく質」「食物繊維」「発酵食品」といった栄養素や食品類。緊急事態宣言により通勤や通学が制限され、身体を動かす機会が減ったことに呼応して、食事の質を向上させるための食材を積極的に取り入れる動きが目立っています。
その他の意見として、「食事のタイミングに気を遣った」に対しては、生活が単調になりやすいことを踏まえ生活リズムを意識する声が多く上がりました。
- ずっと家にいるといつも食べられる状況にあるため、空腹になったら食べることを意識した
- 生活リズムが崩れないよう、食事の時間を一定にするよう心がけた
- 在宅勤務やオンライン授業の家族のため、昼食の時間が遅くなりすぎないよう心がけた
- 通常時は帰宅後の食事が22時を過ぎていたが、この機会に20時までに夕食を済ませるようにした
- 就寝3時間前までに夕食を摂るようにし、空腹でない限りは無理に食べないようにした
- 免疫力を上げるため、夕食や入浴の時間を早め、睡眠時間をしっかり確保できるよう心がけた
ヘルスフードカウンセラーは、食事の内容や質の改善だけでなく、健康的なライフスタイルを目指すことを目的とすることから、「何を食べたか」だけでなく「どう食べたか、いかに食べるか」についても関心が高いことが伺われます。
| ［緊急調査の概要］ 調 査 名：「緊急事態宣言下の食生活について」 調査期間：2021年2月26日（金）～2021年2月28日（日） 調査対象：ヘルスフードカウンセラー取得者（回答者 計63名） エリア：全国 調査方法：インターネット 本調査の内容をご紹介いただく際は、以下表記を必ずご利用ください。 「緊急事態宣言下の食生活について / 一般社団法人 日本ヘルシーフード協会」 |
- 【延長決定】「第14回ヘルスフードカウンセラー検定」の受験申し込み期間は3月10日（水）まで！
一般社団法人日本ヘルシーフード協会では、コロナ禍でますます「食生活から健康を見直す」機運が高まると考え、2月28日（日）で締め切りを迎えた第14回ヘルスフードカウンセラー検定の受験申し込み期間を、3月10日（水）まで延長しました。
ホームページから申し込み手続き完了後、4月1日（木）から30日（金）までの任意の日時で1回のみ、自宅やオフィス等ネット環境のある場所からオンラインでの受験が可能となります。協会ホームページからリンクするECサイトでは検定教科書も販売中ですので、併せてご利用ください。
- ＼協会公式instagramでも情報発信中／
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