コロナ禍で注目度急上昇。日本初、「臨床医主導の若返り医療」、学会シンポジウムが開催。
高齢者に脅威をもたらすコロナ禍の襲来により、体の若さを維持する老化対策が多くの人々の関心事となりつつある。
そうした中で、JAAS日本アンチエイジング外科学会(会長:池田欣生医師)は2月21日、日本初・臨床医主導による新たな若化(じゃっか)医療、「第2回 ネオエイジング・シンポジウム」を開催、研究報告を行った。
これまで抗加齢策の情報発信は研究者らの報告や動物実験、サプリメントメーカーなどが主で、臨床系学会による具体的な研究発表は珍しい。
そうした中で、JAAS日本アンチエイジング外科学会(会長:池田欣生医師)は2月21日、日本初・臨床医主導による新たな若化(じゃっか)医療、「第2回 ネオエイジング・シンポジウム」を開催、研究報告を行った。
これまで抗加齢策の情報発信は研究者らの報告や動物実験、サプリメントメーカーなどが主で、臨床系学会による具体的な研究発表は珍しい。
【ネオエイジング・シンポジウム講演、抜粋】
1.「美容外科におけるGHRP-2複合剤Cellactinの有用性」
聖心美容クリニック統括院長/横浜市立大学医学部教授 鎌倉達郎
2.「口腔の老化と成長ホルモン放出ペプチド」(GHRP-2)」
BREATH DENTAL CLINIC/神奈川歯科大学/日本大学歯学部兼任講師 中村朋美
3.「ホルモン補充療法と経口Cellactinによる成長ホルモン分泌とその影響」
JAASネオエイジング分科会主幹/スキンリファインクリニック吉祥寺院院長 藤林万里子
4.「Clinical Fieldにおける若化医療とその将来展望」
JAASネオエイジング分科会研究顧問/医療法人社団東京MIT理事長 宇野克明ほか
【講演要旨(宇野克明医師の発表・抜粋)】
これまでの抗加齢策は内科的なサプリメント摂取や、美容外科・皮ふ科的なレーザー治療・シワ取りといった治療が主体となってきました。ところが、これらの対処はどちらかというと老化部位の「補修」がメインであり、内面的な「細胞老化」対策が大きな課題となっていたのです。
今回、臨床専門医が主導となって発表した、「若返りを医学する、ネオエイジング医療(若化医療)」は、新たな細胞再生と遺伝情報の修復に加え、蓄積した老化細胞の除去も目的とするものです。そしてそれらの治療は、①タンパク同化作用により細胞成長をめざす「ゲノム系」治療と、②遺伝情報のエラー修復をめざす「エピゲノム系」治療に分けられること。そのうえで、臨床エビデンスに基づくデータ解析やその治療プロトコールについて紹介が行われ、ヒトの起源に始まる最新の細胞生物学的な考察や、新たに注目される老化細胞除去治療に対しても講演発表がなされました。
【発表シーン・キャプチャ】
1:ネオエイジング分科会の意義
2:「老化」と「若化」
3:若化医療の分類(ゲノム系と、エピゲノム系)
(メディア取材などのお問い合わせ先)
◉一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会
事務局長 岡野英男
〒104-0033 東京都中央区新川2-21-15-1007
TEL:03-6222-3121
URL:https://www.jaas-academy.com/
E-mail:okano@e-jhm.jp
または、
◉ネオエイジング事務局
〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-14、4F
TEL:03-3564-1550(月~金曜:12時~17時)
URL:http://www.neoaging.jp
E-mail:info@neoaging.tokyo
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