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国立大学法人 神戸大学
会社概要

「防災減災の国際連続ワークショップ(Kobe PEER Workshop)」開催のご案内

科学者やエンジニアと共に事業構想する場をつくる防災減災の国際連続ワークショップ 2021-2025

国立大学法人 神戸大学


 この度、神戸大学高等研究院未来世紀都市学研究アライアンスは、防災減災分野における産学連携強化を目的とした国際連続ワークショップ「Kobe PEER Workshop」を3月26、27日の二日間オンライン開催します。

 本ワークショップは、阪神淡路大震災25年を目前に控えた2019年11月に成った日米研究機関の国際連携協定に基づき実施されるもので、東日本大震災から10年となるこの期に、企業や自治体の皆様に参加いただき、未来の防災をテーマに講演やディスカッションを行います。

 世界的に自然災害が増加している中、ESG投資に関心が集まっています。災害対策を含む持続可能性が企業の価値に影響するようになってきていますが、自社のみでは、既存のインデックスに合わしていくことしか出来ない面もあるのではと考えられます。そこで、例えばそこに都市デジタルツイン技術(災害リスクの可視化技術)を導入することで効果を客観的にPR出来るようになり、きめ細かな事業構想が可能になることを想定できます。

 デジタルツイン技術の研究系セッション、事業関連のセッション、ESG投資の次のターゲットである生物多様性の可視化のセッション、企業の実際の取り組みとの関係に関するセッション、3.11の復興過程から導く民間に出来ることと行政がすべき事の見極めに関するセッション、そして目下のリスク対策である新型コロナ対策などのセッションを通じた未来の防災減災を考えるプログラムになっています。

つきましては、ぜひ貴メディアで取り上げていただきたく、開催案内をお送りさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

敬具

<問合せ先>
防災減災の国際連続ワークショップ(Kobe PEER Workshop)運営事務局
〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町2-1 神戸大学経済経営研究所 社会科学系フロンティア館 718
Tel: 078-803-7001(小代研究室TEL)
E-mail: contact@kobepeerworkshop.jp

【神戸大学高等研究院未来世紀都市学研究アライアンスについて】

イベントを主催する神戸大学の研究グループ(以下、MIRAIアライアンス。MIRAIは、Multidisciplinary Integration for Resilience And Innovation の略)で、67名の各分野の専門家が、文理医の融合的アプローチから防災減災研究を行っています。最近は、地盤工学、化学工学、気象科学、医学、経済学、歴史学、法学、防災工学、建築学といった専門家が毎月一回一堂に会する場に、企業が抱える具体的な社会課題が持ち込まれ、その解決を多角的アプローチからサポートする活動を行っています。

【PEERについて】
Pacific Earthquake Engineering Research Centerの略で、災害(地震)に対して強靭な社会と経済を実現するための技術の開発と普及を行う20以上の機関からなる分野融合型の国際的な産学連携組織です。2019年10月に、神戸大学をハブとして日本側研究機関とPEER(米国)との連携が成りました。今後日本においても同様にさらなる研究機関や企業との連携が期待されています。尚、協定において地震災害に限らないことが確認されています。
【PEER構成団体】
米国側:
カリフォルニア大学バークレー校をハブに、カリフォルニア大学各校、スタンフォード大学、ワシントン大学、南カリフォルニア大学等の大学、またカリフォルニア交通局、株式会社IHI、BECHTEL、SOMなどインフラ系の大手企業

日本側:
神戸大学をハブに、防災科学技術研究所、理化学研究所、数理科学・先端技術研究開発センター、海洋研究開発機構、神戸大学工学部、神戸大学都市安全研究センター

その他国際連携:
国際地震工学研究所(上海)、国際災害研究所連盟(京都大学)、国際地震モデル財団(イタリア)、都市地震工学センター(東京工業大学)、E-ディフェンス防災科学技術研究所(兵庫耐震工学研究センター)、同济大学(上海)、防災科学技術研究所(茨城県)

 <イベント概要>
科学者やエンジニアと共に事業構想する場をつくる防災減災の国際連続ワークショップ
Kobe PEER Workshop(2021-2025)

本イベントは2025年まで毎年一回の開催を予定しています。初回となる今回は、研究者、企業内また自治体の担当者、⼀般市⺠の皆様を対象とし、オンラインで開催します。開催概要は下記の通りです。

<日時>令和3年3月26日(金)13:00~17:00 、27日(土)10:30~16:40
<会場>オンライン開催
<参加方法>https://www.kobepeerworkshop.jp/

 <プログラムの紹介>
◆3月26日(水)
〇講演1:街の安全性評価と投資~都市丸ごとのシミュレーション技術を用いた市場創成の可能性~
概要:ICT(情報通信技術)の進展は,防災・減災にも変革をもたらそうとしている. 2016年,理研AICS@神戸において,神戸丸ごとシミュレーションが行われた.仮想空間内に神戸の街が再現された.都市デジタルツインである.これによって, 多種多様な災害リスクが定量化される.一方で,企業価値の維持や向上に非財務情報が重視されるようになってきた.ESG投資である.都市デジタルツインにより,その企業が晒される災害リスクが明らかとなる.そのリスクの低減がESG投資になる.ここに平時の経済活動が国土の強靭化につながる図式が見えてくる. すなわち,防災・減災が,公による受身の防御から民による投資対象となるのである.
【登壇者】
飯塚敦氏
(地盤工学者・神戸大学高等研究院未来世紀都市学研究アライアンス長)

 〇講演2:災害に強い”レジリエント”な地域づくりの推進~次世代の防災「見える化」、自律的なレジリエントシステムの実現を目指して~
概要:「想定外」の観測史上最大値を記録し続ける昨今の自然災害に、経験値のみの対策では被害を抑えることが難しくなっています。各地域が「想定外」を受容し、自律的に判断・行動を起こして被害を最小化するレジリエントな仕組みづくりが社会的課題となっています。ここでは地方公共団体様と取り組み始めた次世代の防災「見える化」をご紹介します。
【登壇者】
中野 公太氏
(オムロンソーシアルソリューションズ株式会社 グループリーダー)

 〇講演3:東北復興の10年を振り返る ~被災地商工者アンケートからのESGの学び
概要:国家が再配分機能を通じて公共政策を実現する福祉国家観のもとでは、企業はシンプルに営利活動に徹する存在であり得た。しかし国家が「小さな政府」を標榜 し新自由主義に傾斜する現在、後退する公助を埋める自助・共助が強調され、環境社会配慮型の企業を応援するESG投資もその文脈にある。企業は法人減税分をどこまで公共に還元しえるのか。高配当を要求する株主至上主義型のコーポレー ト・ガバナンスを卒業し、環境配慮や雇用維持を通じて未来に投資する企業を、 低配当に拘わらず応援する投資家層は、はたして育っているのか。ESG投資が キャピタルゲイン減税の正当化に終わらないためにも、環境社会配慮を行う企業の総合的価値を客観化する手法が待たれる。本報告では、東日本大震災10年の節 目に被災地の商工団体の支援で実施した復興調査をもとに、逆境を乗り越え地域 社会のため立ち上がる企業セクターの動向から示唆を引き出す。
【登壇者】
金子由芳氏
(法学者、神戸大学社会システムイノベーションセンター教授、日本災害復興学会副会長)

◆3月27日(水)
〇座談会1:先進企業に学ぶ!SDGs、CSRを事業に組み込む方法とは?
・ゲストスピーカー
重田大助氏(シャープグループ AIoTクラウド社)
壷井豪 氏(株式会社ケルン・オーナーシェフ)
・聞き手
山本宝(社会起業家、株式会社ROUGHLABO代表取締役社長)

〇講演4:可視化技術が拓く人新世の自然と人間の関係、市場価値の創出まで
現在、地球は第6回目の大量絶滅の時代に入ったとされている。世界の動植物約100万種が絶滅の危機にあり、生物多様性の保全とその実用的なモニタリング(可視化)手法の確立が喫緊の課題となっている。近年の深層学習を活用した画像解析技術の進歩は目覚ましく、モバイル端末から得られた画像データの解釈を自動化することで、効率的な現地データ収集のブレイクスルーになる可能性を秘めている。この講演では、演者がこれまで取り組んできたスマートフォンアプリによる生物モニタリングの事業を紹介し、関連する分野を要説することで、生物多様性と人間の今後の関係性について考察を行う。
【登壇者】
藤木庄五郎氏
(エコロジスト、株式会社バイオームCEO)


〇講演5:SDGs、ESGに対する企業の取り組み紹介
阪急電鉄は、鉄道事業をベースに不動産やスポーツ・エンタテインメントなど幅広い事業を通じて良質なライフスタイルを提案し、地域とともに発展してきた企業グループとして、事業の基盤となるESGに関してさまざまな取組を進めています。2009年からグループ全体で進める社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」や、昨年5月には発表した「サステナビリティ宣言」など、当社グループの持続的な成長、ひいては持続可能な社会の実現に向けた取組をご紹介します。
【登壇者】
相良 有希子氏
(阪急阪神ホールディングス サステナビリティ推進部)

その他、プログラム詳細及び参加申込みは下記URL及び別添のチラシを参照ください。
https://www.kobepeerworkshop.jp/

主催:神戸大学高等研究院未来世紀都市学研究アライアンス
共催:PEER およびPEER 連携機関
協賛:阪急電鉄株式会社、大阪ガス株式会社、オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
協力:JR西日本、株式会社サンテレビジョン、株式会社バイオーム、株式会社ケルン、株式会社AIoTクラウド(シャープ株式会社グループ)
​​後援:日本経済新聞社

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業種
水産・農林業
本社所在地
兵庫県神戸市灘区六甲台町1−1
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代表者名
武田廣
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未上場
資本金
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設立
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