日本初!ソニーの新しい音楽体験「360 Reality Audio」の 制作に特化したスタジオがローンチ
~スタジオ顧問には吉田保(日本レコーディングエンジニア協会理事長)が就任~
株式会社ラダ・プロダクションは、ソニーの新しい音楽体験「360 Reality Audio」に特化した日本初の音楽スタジオ「山麓丸(サンロクマル)スタジオ」を6月上旬にローンチ。スタジオ顧問には、大滝詠一「A LONG VACATION」はじめレコーディングエンジニアとして数々の名作を手がけた吉田保(よしだ・たもつ)氏が就任します。360 Reality Audio 対応音源のミックス、レコーディング、体験型コンテンツ、立体音響によるライブ映像配信も視野に、音楽レーベル、クリエイター、クライアントとのコラボレーションを行っていきます。
またスタジオ・ローンチを前に、吉田保による新プロジェクト「Yoshida Tamotsu Classic」が始動。360 Reality Audio の特性を活かし、旧来までのクラシック作品の録音方法とは異なるアプローチで、新しいクラシック音楽を提案します。シリーズ第一弾「Composition I」は4月16日に配信リリース。モーツァルト「クラリネット五重奏曲」を題材に、まるでホールで演奏者に囲まれているような臨場感のあるサウンドとなっています。
またスタジオ・ローンチを前に、吉田保による新プロジェクト「Yoshida Tamotsu Classic」が始動。360 Reality Audio の特性を活かし、旧来までのクラシック作品の録音方法とは異なるアプローチで、新しいクラシック音楽を提案します。シリーズ第一弾「Composition I」は4月16日に配信リリース。モーツァルト「クラリネット五重奏曲」を題材に、まるでホールで演奏者に囲まれているような臨場感のあるサウンドとなっています。
音楽制作会社「株式会社ラダ・プロダクション」は、21年6月上旬に東京都港区南青山の本社に新オフィス/スタジオを設立します。名称は「山麓丸(サンロクマル)スタジオ」。ソニーの新しい音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」(*)での3D音響のサウンドデザイン、制作に本格対応したレコーディング・スタジオとともに、同スタジオでの立体音響の音源ミックス、コンテンツ制作業務を開始します。また、スタジオ顧問として大滝詠一「A LONG VACATION」はじめレコーディングエンジニアとして数々の名作を手がけてきた吉田保(よしだ・たもつ)氏を迎えます。
「山麓丸スタジオ」は、ソニーホームエンタテインメント&サウンド株式会社、株式会社ジェネレックジャパン、株式会社シンタックスジャパン、株式会社エムアイセブンジャパン、株式会社メディア・インテグレーションの技術協力を得て設立。国内ではソニー・ミュージックスタジオ、ソニーPCLスタジオに続いて3スタジオ目、「360 Reality Audio」専用スタジオとしては初となります。360度立体音響空間での適切なスピーカーモニター環境を実現すると同時に、PC負荷の高い立体音響コンテンツの制作をスムーズに行うため、分散処理に対応した機材ルーティングを構築します。
同時に「360 Reality Audio」による臨場感あるクラシック音楽プロジェクトが始動
またスタジオ・ローンチを前に、昨秋より「360 Reality Audio」での新しい音楽体験を活かしたレコーディング、ミックス制作を研究開発するため、東京藝術大学 音楽環境創造科亀川徹教授との共同研究プロジェクトを実施。この一環として新レーベル「panorama note」を設立し、全編「360 Reality Audio」に特化した新録クラシック作品「Yoshida Tamotsu Classic」を4月16日にリリースします。
シリーズ第一弾となる「Yoshida Tamotsu Classic / Composition I」は4月16日配信リリース。モーツァルト「クラリネット五重奏曲」というクラシック・ファンにはお馴染みの楽曲を題材に、「360 Reality Audio」の特性を活かした、まるでホールで演奏者に囲まれているような臨場感のあるサウンドに仕上がっています。
レコーディングには東京藝術大学 音楽環境創造科の亀川徹教授を筆頭に、演奏者として東京都交響楽団の首席クラリネット奏者でもある三界秀実(Cl. )のほか、佐原敦子(Vn.1)、加藤えりな(Vn.2)、吉田篤(Va.)、豊田庄吾(Vc.)が参加。リリースはラダ・プロダクション内の新レーベル「panorama note」から。アートワークは現役藝大生で画家の友沢こたおによる描き下ろしです。
ワイヤレス・イヤフォン市場の成熟、5G通信環境の普及とともに、コロナ禍の昨今ますます注目される立体音響コンテンツの世界。その制作の一翼を担うべく、ラダ・プロダクションでは「360 Reality Audio」対応音源のミックス、レコーディングをはじめ、体験型コンテンツ、立体音響によるライブ映像配信も視野に、音楽レーベル、クリエイター、クライアントの皆様とのコラボレーションを積極的に実施します。
*「360 Reality Audio」はオブジェクトベースの立体音響技術でアーティストがライブ演奏をする場に入り込んだかのような、臨場感豊かな音場を実現する新たな音楽体験です。 対応のストリーミングサービスによりスマートフォン、ヘッドホン、イヤホンやスピーカー*でも楽しむことができます。 スピーカーは360 Reality Audio認定機種での再生となります。
・株式会社ジェネレックジャパン代表取締役 村井幹司様のコメント
日本初の「360 Reality Audio」専用スタジオのご設立、心よりお祝い申し上げます。ひとえに御社の皆様の努力の賜物と存じます。 この360度音響空間の構築に際しまして、Genelecの集大成である同軸3ウェイ・ポイント・ソース・モニター、The Ones「8331A」のご採用およびGLMソフトウェアによる周波数応答やディレイ補正、リスニングレベル等のキャリブレーション機能をご活用いただけたことは、私どもにとっても誠に誇らしく、また貴重な経験となりました。今後とも全力でサポートをさせていただくと共に、360度音響空間のさらなる普及と山麓丸スタジオの今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。
公式ホームページ: https://www.genelec.jp/
・山麓丸スタジオ顧問 吉田保コメント
今回、「360 Reality Audio」という新しい音響体験に特化した新スタジオ「山麓丸スタジオ」に顧問として参画することになりました。私自身は昨秋より、新録クラシック音楽プロジェクト「Yoshida Tamotsu Classic」で「360 Reality Audio」を念頭にしたレコーディング、ミックスを行い、今回のスタジオ運営へのヒントを得ることができました。長年のミックス・エンジニアとしての知見をベースに、「山麓丸スタジオ」のスタジオ・エンジニア達と新しい音響体験を提供していきたいと思います。
<吉田保 プロフィール>
吉田保(よしだ・たもつ):レコーディング & ミキシング・エンジニア。1968年東芝EMI録音部入社。1976年、RVC(当時)録音部入社。1979年、CBS・ソニー六本木スタジオ、チーフ・エンジニア就任。1989年、(株)サウンド・マジック・コーポレーション設立。 1999 年日本ミキサー協会設立当初より副理事⻑就任。 2014年、かつて手掛けたアーティストを中心に、自らリマスタリングを手掛けた「吉田保リマスタリング・シリーズ」をソニー・ミュージックダイレクトよりリリース。「古典的な三点定位」「深いリバーブ」が特徴。大滝詠一と山下達郎の諸作品でのエンジニアリング・ワークがとくに有名。現在、日本レコーディングエンジニア協会(JAREC)の理事長を務める。 エンジニアを務めた主なアーティストは、 大瀧詠一、 山下達郎、竹内 まりや、稲垣潤一、吉田美奈子、浜田省吾、 松田聖子、Kinki Kids、ハイ・ファイ・セット、ティナ、スクエアー、アトランティックスター、RAG FAIR 、キンモクセイ等多数。現在ソニー360 Reality Audioの特性を用いたクラシックの新解釈シリーズ、「Yoshida Tamotsu Classic」をリリース。
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