学生の73.1%が「電気業界」従事者をエッセンシャルワーカーと認識、また51.4%が就職において電気業界に興味ありと回答
〜「電気は日常生活に不可欠」「電気のありがたみを感じる」などの声〜
電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた協議会(事務局:一般社団法人日本電気協会)が運営するWatt Magazineは、学生に対する電気業界の認知度調査のため「エッセンシャルワーカー」という言葉を認知している学生111名を対象に、「エッセンシャルワーカーの認知/関心度調査」を実施しました。
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年3月24日~2021年3月26日
有効回答:「エッセンシャルワーカー」という言葉を認知している学生111名
- 学生が思うエッセンシャルワーカーのイメージ:「社会を支えるためになくてはならない仕事に従事する人」が52.3%で最多
・社会を支えるためになくてはならない仕事に従事する人:52.3%
・仕事をするための資格、特殊な技術を持っている人:26.1%
・きつい仕事をする人:20.7%
・収入の割に合わない仕事をする人:17.1%
・女性的な仕事をする人:12.6%
・男性的な仕事をする人:8.1%
・長くは続けられない仕事をする人:5.4%
・その他:2.7%
・わからない:10.8%
- エッセンシャルワーカーに興味がある学生は57.7%
・非常にある:14.5%
・少しある:43.2%
・あまりない:27.9%
・全くない:6.3%
・わからない:8.1%
- エッセンシャルワーカーに興味がある理由:「人の役に立つ仕事をしたいから」が60.9%で最多
・人の役に立つ仕事をしたいから:60.9%
・生涯安定して働けそうだから:37.5%
・自分の興味ある仕事がエッセンシャルワーカーに該当するから:34.4%
・やりがいがありそうだから:25.0%
・AIが普及しても仕事がなくなることはなさそうだから:23.4%
・その他(自由回答):3.1%
・わからない:1.6%
- 73.1%の学生が、電気業界で働く人を「エッセンシャルワーカーだと思う」と回答
・非常に思う:20.8%
・少し思う:52.3%
・あまり思わない:18.0%
・全く思わない:0.9%
・わからない:8.1%
- 「電気は日常生活に必要不可欠だから」が56.8%、「電気のありがたみを感じているから」が44.4%など
・電気は日常生活に必要不可欠だから:56.8%
・電気のありがたみを感じているから:44.4%
・ニュースや新聞などの情報で、非常時や災害時になくてはならない人だと思うから:44.4%
・身近に電気業界で働く人がいるから:25.9%
・体力的に大変な仕事をしているから:16.0%
・その他:2.5%
・わからない:1.2%
- 電気業界に興味がある学生は51.4%
・非常にある:11.8%
・少しある:39.6%
・あまりない:22.5%
・全くない:19.8%
・わからない:6.3%
- 電気業界に興味がある理由:「他人の役に立つ仕事をしたいから」が38.6%で最多
・他人の役に立つ仕事をしたいから:38.6%
・仕事の内容が面白そうだから:35.1%
・身近に同業界で働いている人がいるから:31.6%
・生涯安定して働けそうだから:31.6%
・労働時間が短い・育児介護休業・有給の取得がしやすいなどワークライフバランスが整っていそうだから:19.3%
・給与処遇や福利厚生がよさそうだから:17.5%
・地元で働きたいから:15.8%
・手に職をつけたいから:12.3%
・体を使う仕事をしたいから:7.0%
・その他(自由回答):1.8%
・わからない:0.0%
- まとめ
学生が思うエッセンシャルワーカーのイメージとしては、「社会を支えるためになくてはならない仕事に従事する人」が52.3%で最多。そのほかにも「きつい仕事をする人」(20.7%)などの回答もみられました。責任感が大きい仕事であるというイメージが定着していることが伺えました。
また、73.1%の学生が、電気業界で働く人を「エッセンシャルワーカーだと思う」と回答。その理由としては、「電気は日常生活に必要不可欠だから」が56.8%、「電気のありがたみを感じているから」が44.4%などが挙げられています。
その中で、電気業界に興味がある学生は51.4%という結果になっています。「他人の役に立つ仕事をしたいから」が38.6%と、理由として最多。そのほかには「ワークライフバランスが整っていそうだから」という回答も見受けられました。
今回の調査では電気業界に対して、半数以上の学生が興味を持っているという結果となりました。その背景には、コロナ禍において社会のために必死で働くイメージが挙げられるのではないでしょうか。電気は、我々の生活にはなくてはならないものです。特に、自然災害時には強くインフラ性が感じられます。電気業界自体は、エッセンシャルワーカーとしてフォーカスされることは多くありませんが、一人ひとりの仕事のおかげで、安定した生活につながっていることも事実です。学生にとっても、「働きがい」や「社会のため」という側面は魅力的に映っているのではないでしょうか。
- Watt Magazineについて
https://www.watt-mag.jp/
自分のココロとキャリアに「灯(ひ)」をつける。13歳からのやりがいのある仕事や遊びを楽しむための知識のマガジンです。
- 協議会概要
事務局 :一般社団法人日本電気協会
代表 :古澤 宏
設立 :令和元年7月31日
設立目的:電気保安・電気工事業界についての一般的な認知度が低いこと、また、認知されても、資格取得や採用
応募等の行動を起こすことにつなげる一連の流れを促す仕組みが存在しないこと等に対応するため、
中長期的に人材を確保することを目的にした業界横断的な取り組みを図ります。
協議会運営団体 (7団体):・全国電気管理技術者協会連合会
・全日本電気工事業工業組合連合会
・(一社) 送電線建設技術研究会
・(一財) 電気技術者試験センター
・電気事業連合会
・電気保安協会全国連絡会
・(一社)日本電気協会 (事務局)
・オブザーバー 経済産業省電力安全課
- 社団法人概要
所在地 :東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル4F
代表 :高橋 宏明
設立 :1892年4月
事業内容:電気技術に関する調査研究など
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