XELSはCO2排出量取引のためのブロックチェーンプラットフォームを創設

XELS Limited

XELS Limited(以下、XELS)は、環境意識の高い企業や個人のために直感的で透明性が高く、不正のない分散型CO2取引市場へのアクセスを提供します。


 XELSは参加者の拡大と、取引の透明性を高めたCO2取引市場により気候変動に対処するためのブロックチェーンを利用したCO2オフセットプラットフォームを提供します。プロジェクトでは当面、CO2排出量の削減、脱炭素に真剣に取り組む企業や個人による関心の高い、ボランタリ型のCO2排出量オフセットに重点を置きます。
 
 京都議定書やパリ協定から発足した炭素市場の誕生以来、炭素クレジットを利用した詐欺は、CO2取引の有効性に支障をきたす、解決しなければならない問題でした。悪質な業者が期限切れや偽のクレジットを販売や、無効化前のクレジットが二重に利用される「リサイクル詐欺」に対し、このCO2市場では堅牢な分散型台帳技術であるブロックチェーンを有効活用することで取引の改ざんや証書の複製を阻止します。ブロックチェーン上に記録するCO2証書はオフセットの使命を終えたのちに正確に「バン(燃やされる=償却)」されます。これはいつでもだれでも見ることのできる償却の記録であり、一度使用されたCO2証書が無効化されたことが永久に証明されます。
 
 「私たちは炭素取引市場が効果的に機能するための唯一の方法は非中央集権なのではないかとおもいます」とXELSの発案者でCEOの野島健史はいいます。また「XELSはCO2証書の発行から販売、無効化まで、オープンで透明性のある取引を業界にもたらします。詐欺を恐れることなくカーボンオフセットに取組みやすい環境を整える事で、企業は地球温暖化阻止にさらに積極的に取り組むことができます。またその企業の姿勢と活動は環境保護をのぞむ消費者の信頼となり、利用する企業におおきな利益をもたらすことになるでしょう。」とも述べています。
 
 XELSは、ブロックチェーン上にボランタリ型カーボンクレジットを設定することに加えて、国のキャップおよび貿易協定の下で厳しく規制されている「コンプライアンス」型クレジットの提供も目指しています。日本はコンプライアンスクレジットを購入することで多額の納税を回避できるスキームを採用するヨーロッパ諸国と比べて、この面では遅れをとっているといえます。プロジェクトチームは現在、2050年までに国内排出量をゼロにするという国の目標に賛同する企業との話し合いを進めています。
 
 XELSは、イーサリアムやビットコインなどのブロックチェーンプロジェクトで非常に多く消費される電力エネルギーによる環境負荷に対する懸念に対処するため、今年後半にはチームが2017年から開発を続ける独自の低エネルギーブロックチェーンにプラットフォームを移行する予定です。XELS独自チェーンは、プルーフ・オブ・ステークとプルーフ・オブ・ワークのハイブリットアプローチを採用することでユーザーは電気を大量に消費するマイニングハードウェアを必要とせずに、家庭用ノートパソコンでフルノードを実行できるようになります。
 
香港に拠点を置くXELSはClimate Chain Coalitionのメンバーです。
  
 XELSについて詳しく知りたい方はwww.xels.ioへ
 XELSの分散型CO2取引プラットフォームに関心のある企業または個人の方は、offset@xels.ioまでご連絡ください。

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会社概要

XELS Limited

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
5C Bedford Factory Bldg. Bedford Rd. Kln. Hong Kong
電話番号
-
代表者名
野島健史
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年03月