松尾産業は合成ダイヤモンド製造を目的とした新会社を設立
オゾン水需要の増加に対応するべく導電性合成ダイヤモンドの量産に着手
松尾産業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 松尾 尚樹 以下、松尾産業)は、2021年4月1日に、合成ダイヤモンドを製造・販売するDiaM株式会社(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長 小谷 和也 以下、DiaM)を設立いたしましたのでお知らせいたします。
■新会社設立の背景
松尾産業は千葉工業大学坂本教授の技術協力を得て、導電性合成ダイヤモンドを量産レベルで製造できる技術を確立しました。導電性合成ダイヤモンドは電気分解処理での電極活用が期待されており、近年、コロナ禍による影響で注目されているオゾン水の生成等にも利用されています。又、従来の電極では対応出来なかった各種溶液や廃液の脱色・成分分解、有機物合成や各種センサーといった分野への応用も期待されています。導電性合成ダイヤモンドの量産が可能な企業は未だ世界でも数社しか存在しておらず、DiaMでは高まる環境保護や衛生対策といった需要に応えていくべく、更なる生産体制の増強を図ってまいります。
導電性合成ダイヤモンドについて
ボロンをドーピングする事で高い導電性を有した人工のダイヤモンド。ダイヤモンドの持つ高耐久性や特異な電気特性を利用することで、過酷な環境下でも利用する事が可能な電極として期待されています。
松尾産業株式会社について(https://www.matsuo-sangyo.co.jp/)
松尾産業は、光輝顔料を中心とした塗料原材料、ハンドルやエアバッグ、内外装部品を中心とした自動車部品、太陽電池の原料及び製品、半導体向け機能性材料や機械・測定装置を取り扱う商社です。またアジアを中心にローカルに根差したグローバルなネットワークを構築し、自動車・塗料・太陽光・電機・医療用器具と幅広い業界に事業を展開しています。創業以来、モノ作り業界に携わりながら、少数精鋭ならではの機動力を活かし、新たなソリューション提案に向け積極的に取り組んでいます。
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