Bostik、アジアで最新のエンジニアリング用接着剤ソリューションを発表

世界市場に展開する接着剤の専門企業Bostik(www.bostik.com)が、エンジニアリング向け接着剤における最新イノベーションを発表します。これは、アジアにおいてインダストリー4.0のスマートソリューションを創出するという、同社の目標の一環でもあります。

プレスリリース
2021年4月08日


Bostik、アジアで最新のエンジニアリング用接着剤ソリューションを発表


世界市場に展開する接着剤の専門企業Bostik(www.bostik.com)が、エンジニアリング向け接着剤における最新イノベーションを発表します。これは、アジアにおいてインダストリー4.0のスマートソリューションを創出するという、同社の目標の一環でもあります。

現代の産業界の要望に応え、従来型ガスケットに代わり新たに開発されたAU588ガスケットソリューションは、製造工程の自動化に対応します。これは、Bostikが誇るBostik Born2Bond™ポートフォリオで知られる、高耐久性のCure-In-Place Gasket(CIPG)製品の豊富なラインナップの中でも最新の製品です。Bostik Born2Bond™ CIPGは、新たな家電製品や自動車の開発において求められる、「その場で」の接着やガスケットの用途に特化した専門接着剤製品です。

ボスティック・ニッタ株式会社(日本)の耐久消費財事業部長(Business Director, Durable Goods Japan)であるアントワーヌ・ブローユ氏(Antoine Breuil)は、次のように述べています。「130年間以上にわたるBostikの豊富なイノベーションの歴史は、2度の産業革命を潜り抜けました。Bostik社は、機械が私たちの生活様式を一変させた第2次、第3次産業革命において重要な役割を果たしました。そして今、インダストリー4.0という新たな産業革命の最前線に立ち、新しいAU588ソリューションをはじめとする、画期的な製品を提供していきます。」

CIPG製品であるAU588は紫外線(UV)硬化性を備え、高い密閉性能と優れた弾力性を特徴としています。また、高温環境下での耐久性や耐加水分解性にも優れ、さらに高伸度と高張力のバランスが取れているため、高圧縮比に晒されても割れないという特性があります。

さらに、耐薬品性(1日浸漬後の重量変化率により評価)に関しては、競合他社のソリューションと比較しても大きな欠点がなく、適切にバランスのとれた耐薬品性プロファイルを備えることが判明しています。これにより、先進運転支援システム(ADAS)やエンジンコントロールユニット(ECU)など、産業用電子機器

や工場オートメーション関連部品への応用が可能となっています。またAU588は優れたチキソトロピー性を示すため、精密塗布が可能になり、ビーズのアスペクト比も良好になります。


Bostik社は、ボスティック・ニッタ社とAfinitica社の買収を経て、2019年11月にBostik Born2Bond™製品ポートフォリオを世界のエンジニアリング業界へ投入しました。この製品群により、Bostikは成長著しいエンジニアリング用接着剤市場へ本格的に参入し、イノベーションの創出に尽力しています。
Bostik Born2Bond™ポートフォリオの製品開発では、硬化プロセスの加速、廃棄物の削減、小型化・複雑化の進む電子機器への接着剤用途に焦点を当てています。これには耳栓、ヘッドフォン、モニター、電動自転車や新エネルギー自動車に搭載される電子機器が含まれます。

経済誌Fortuneが選ぶ「Global Fortune 500」ランキングによれば、「メイド・イン・アジア」の電子機器は、2019年の世界年間売上高において首位を達成し、引き続き世界市場を席巻しています。上位8社の有力企業のうち、4社が日本を本拠地としています。

Bostikは、高効率、自動化プロセス、異形デザイン、小型化、軽量化、廃棄物の削減、防水・防塵など、産業界のトレンドに合致する価値提案(バリュー・プロポジション)を特徴としています。さらにBostikの製品は、優れた弾性と適切な吐出性能を備え、そして卓越した製品品質、耐久性、強度を兼ね備えています。環境意識の高まった今日の産業界において、Bostik製品のこうした優れた特性は競合他社製品との差別化を図っています。

アントワーヌ・ブローユ氏は、さらに次のように述べています。「Bostikは、今後もリモートワークやリモート教育など、新たな生活様式への順応をサポートする技術を開発し、最適なソリューションを提供していきます。Bostikは、アジア、特に日本において、AU588を含むすべてのCIPGシリーズの生産が可能な完全な生産施設を保有しています。効果的なソリューションを提供することで、日本、そしてアジア地域全体で急成長する市場の需要に的確に応えることができると確信しています。」

新製品のAU588は、Bostik Born2Bond™ブランドで開発されるインスタントエンジニアリングガスケットの第1弾です。この製品群はBostikの目的とお客様との協力関係を反映するものです。

多様な先進的フォーミュラで提供するBostik Born2Bond™瞬間接着剤は、既存ソリューションの性能・用途の様々な限界を解決します。本製品群は、ユーザーの安全と持続可能性を優先しながら、より速く、よりスマートな生産プロセスを促進します。詳細については、www.born2bond.bostik.comをご覧ください。


Bostikについて(Arkema傘下)
Bostikは建設、消費者、工業市場において、世界を代表する接着剤製品の専門企業です。同社は1世紀以上にわたり、よりスマートで適応性の高い革新的なシーリング・接着ソリューションを開発し、人々の日常生活の向上に貢献してきました。 Bostikのスマートな接着剤製品は、まさにゆりかごから墓場まで、自宅から会社まで、あらゆるシーンで利用されています。年間売上20億ユーロを計上するBostikは、世界50か国以上に展開し、6,000人の従業員を擁しています。最新情報については、https://www.bostik.com/ をご覧ください。
 
Media Contact:
Grace E. – grace@trinitycomms.com
Sara Liu – sara.liu@bostik.com

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会社概要

URL
https://www.bostik.com/japan/ja/
業種
製造業
本社所在地
大阪府八尾市二俣 2-22
電話番号
072-948-8286
代表者名
スミス マーク
上場
東証1部
資本金
1810万円
設立
1900年02月