不動産評価業務にかかっていた時間の大幅短縮を可能にするクラウドサービス「不動産簡易評価システム」を仙台銀行様が導入~AIを活用し業務効率化の実現をホームズがサポート~
株式会社ホームズ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:尾身 和紀、以下ホームズ)は、当社の、不動産登記を取得と同時にデータ化できるオンライン登記情報システムと登記情報データベースの活用により、簡単な操作で不動産の評価ができる「不動産簡易評価システム」を新たに開発し、2021年5月17日より仙台銀行様全店にてご採用いただく運びとなりました。
お問い合わせ先リンク:ホームズHP
https://www.homes-sys.co.jp/
これまでホームズでは不動産登記等の登記情報を取得すると同時に登記情報の法律行為も含めAIがデータ化するシステムの「オンライン登記情報システム」をご提供してまいりましたが、金融機関の不動産評価業務においては、他にも様々な課題がございました。
不動産評価においては、路線価、公示地価、売買事例、用途地域の確認や登記情報の取得・判読等、評価に必要な様々な情報を収集し、計算式に当てはめ算出するのが一般的で、評価専門部署に依頼するケースが多く、このケースの場合評価結果が出るまでに数日の時間を要していました。このため、案件の大小にかかわらず同様の時間を要していたほか、お客様が急いでいる場合でもお待たせしてしまう状況が発生しておりました。
仙台銀行様においても、営業店舗にて所有不動産の一覧表(簡易評価含む)を手作業で作成しており、かなりの時間を要していました。これら課題解決のため、ホームズでは「オンライン登記情報システム」のオプション機能として、「不動産簡易評価システム」を新たに開発、納入いたしました。
- 「不動産簡易評価システム」とは
【「不動産簡易評価システム」のメリット】
① 情報収集の労力削減
路線価、公示地価、売買事例、用途地域、登記情報の取得がすべてシステム上で完結できます。
② 算出までの時間短縮
評価専門部署に依頼すると数日かかりますが、システムを利用すれば5~10分程度で算出可能となります。
③ 費用対効果が高い
情報に路線価情報を組み込む場合、高額なデータ購入が必要ですが、当システムで使用する路線価は従量課金方式のため、利用頻度の少ない場合、費用対効果が高くなります。
- 他銀行様導入事例:京都銀行様
ホームズの「オンライン登記情報システム」を導入していただくことで今まで手入力で行っていた帳票への入力業務が大幅に削減され、また登記情報行内共有により登記情報の二重取得を防ぐことができ、コストの削減にもつながりました。さらにはホームズ独自のAIにより登記情報を解析し、データの入力作業なしで、担保台帳を自動作成できるようになり、面倒だった実質順位や最終所有者の判読もシステムが自動で算出することができ、複雑な登記情報の判読、入力業務にかかる業務コスト削減を実現いたしました。
<導入効果>
・営業店の担保評価業務を年間10,000時間削減し、業務負担を90%削減
・担保評価業務の集中部署業務効率を50%向上
・二重取得防止機能により、年間335万円の経費を削減
・評価結果の回答が従来の8営業日から、最短当日で可能に
- 他銀行様導入事例:きらぼし銀行様
<導入効果>
・「オンライン登記情報システム」の二重取得防止機能により、登記情報の取得件数は10~15%削減できる見込み。
・「ホームズ地図システム」により、住所から地番を特定する際の時間が年間約1,000時間削減できる見込み。
・「契約書自動作成システム」により、契約書作成業務の時間が年間約5,000時間削減できる見込み。
- 他銀行様導入事例:横浜銀行様
<導入効果>
・「ホームズ地図システム」により、担保評価業務を年間約800時間削減
・「契約書自動作成システム」により、契約書作成業務の約70%を削減
・司法書士手数料の削減と、二重取得防止機能や登記情報の全店共有により、年間経費1,500万円の削減
- 株式会社ホームズに関して
【会社概要】
社名:株式会社ホームズ
本社所在地:東京都文京区本駒込6-25-6 イトービル駒込7F
代表取締役社長:尾身 和紀
事業内容:コンピュータソフトウェアの自社開発および販売
事務合理化およびコンピュータ利用に関するコンサルタント業務
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