男性社員に産前休暇 名古屋の保育園運営会社「最長10日間」
政府が男性向け産休の検討を開始したのを機に、産前休暇の導入を決断
妻の出産前に、家事や子育てのスキルを夫に身に付けてもらおうと、名古屋市・東京都内などで保育園を運営する「グローブ・ハート」(社員81人)が6人の男性社員向けに、妻の出産予定日8週間前から取得可能な男性の産前休暇「タツノオトシゴ休暇」を導入した。代表取締役の小沢清隆さん(34)は「男性が自信を持って育児ができ、女性の負担も軽くなる」と効果に期待を寄せる。
雄が体内で卵をかえし、稚魚を育てるタツノオトシゴにちなんだ。産前産後合わせて最長10日間取得できる。当社は、女性が主体の職場であるため、男性向けの取り組みはまだ少ないが、社長自らが取り組みを推進することを評価され、2021年2月には「名古屋市子育て支援企業 中小企業特別賞」のノミネートされた。
■グローブ・ハートについて
2012年8月に創業し医療機器販売代理店を開始。その後、事業を保育に転換し現在に至ります。現代表はサラリーマン出身で、保育事業を始めたころは「保育士はなぜ休憩を取らない?」「サービス残業?家で仕事はありえない・・・」など、戸惑いばかりでした。当社は保育士が生き生きと働ける会社・保育園であることが一番だと考えています。働きやすい環境を整備すれば必ず保育士は集まる、子どもへの笑顔も増えると考えています。そのため社員のワークライフバランスの実現にも注力しており、書類作成にタブレットを活用するなどの業務効率化や、水曜日の「ノー残業デー」の徹底などにより残業を月5時間ほどに抑え、業界でも異例の年間休日129日を達成しています。
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