NFT初【 写真と現代アート 】の本格的なアートプラットフォーム「HYPER EDITION」始動。世界的に著名なフォトグラファーやアーティストが参加決定!
株式会社東京フォト委員会は、写真と現代アート専門のNFTアートプラットフォーム「HYPER EDITION」を設立。[ The First 1000 Photos ] を開催し、100名のNFTアートを販売予定。
https://hyperedition.art
HYPER EDITIONの設立にあたり、英国国立テート美術館での個展実績のあるフォトグラファーのChris Shawや、[Louis Vuitton X Jeff Koonz] の映像イメージやマイケルジャクソン、Basement Jaxxなどのアルバムカバーを手がけた英国のアートディレクターの Mat Maitlandほかの参加が決定しています。またローンチに合わせて、スウェーデンの一流アートギャラリーにて現在開催されているFredrik Broden(アメリカ在住)の写真展を、オンライン上でNFTフォトグラフィー販売にシンクロさせた、世界初の試みとなるデュアル・エキシビションとして実施します。
https://www.thephotogallery.se/fredrik-broden
[NFTアートの市場]
現在のデジタルアート市場は投機目的で市場が過熱し、連日のように高値での取引がニュースになるなど注目が集まりたいへん活況です。取引の中心となる海外のNFTアート市場のプラットフォームには、約75億円でNFTアートを売却し話題となった米国人アーティストBeepleが参加するNifty Gatewayや、比較的質の高いデジタルコンテンツが取引されるSuperRare、その他Makersplace、Foundation、Opensea、Raribleなどが存在します。これらブロックチェーン技術を基調としたNFTのプラットフォームは、当初はゲームアイテムやベースボールカードの取引を想定して開発されましたが、昨年2020年7月頃から、NFTアートの取引も行われるようになりました。
こうした経緯もあり、作品を鑑賞する環境整備や、各プラットフォームに質の高い作品を選定する基準や仕組みが整備されているとは言い難く、肝心のアート作品のクオリティは玉石混交の状態です。出品に対する審査やスクリーニングは手薄で、作家以外による作品のNFT化や、プラットフォームへの出品も可能な状態です。質の高い写真や現代アート作品の取引や鑑賞に適したNFTアートのためのプラットフォームが未だ存在しないのが実情です。こうした状況を受けてか、既存のアート界で評価されている現代アーティストやフォトグラファーによるNFTアート市場への参加は、数える程度です。
HYPER EDITIONでは、写真はデジタルとの親和性が高く、NFTによる作品のエディション管理は信頼性も高いと考えています。そこで、 国内外の写真家やアーティストにヒアリングを重ねてプラットフォームのありかたを協議してきました。作家やコレクターの要望を取込み、優れたアート作品のNFT化を推奨し、長期にコレクションを楽しめるプラットフォームを開発しています。例えば、出品者のスクリーニングやアートギャラリーとの協業を基調とするクオリティの担保、アート作品のデータ保全や、デジタル作品の複製・違法利用を防止するための最新テクノロジーの導入。高騰し非効率化するイーサリアムを使用する管理システムを見直し、エコロジーに配慮した新しいチェーンを採用する等、様々な取組みを実施しています。
[HYPER EDITION設立の目的]
HYPER EDITIONは、アーティストやコレクターに寄り添う、本格的なアート専門のプラットフォームを主旨として設立します。5月開催のプレセールを経て、6月にはNFTによる記録管理システムを実装させたプラットフォームをリリースし、セカンダリー市場での取引を含めたフルスケールのマーケット機能を提供する予定です。世界的なオークションハウスや、アートギャラリーとの協業を推進し、グローバル市場で積極的に事業を拡大する計画です。初年度は、グローバルのNFTアート市場の10%を目標に、200億円程度*の売上を見込みます。活況ながら混沌としたデジタルアート市場に、リアルの世界で既に確立されている現代アートや写真の高いクオリティと価値を持ち込む事で、デジタルアート市場のリアルムを拡張します。*4/22時点
高画質の写真画像ではキメ細やかで繊細な描写が可能です。モニター上でも奥行きのある立体的な表現が実現します。またスマートフォンやPCを介しての鑑賞でも、明らかな違いを実感し、写真による心象的な表現を楽しむ事が出来るでしょう。SNS上に溢れた画像とは異なる世界観と、質の高い作品の世界が楽しめます。
[HYPER EDITIONの設立者]
HYPER EDITIONは写真に特化したアートフェア「TOKYO PHOTO」の創設者によって設立されます。「TOKYO PHOTO」は2009年~2015年に六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、芝公園増上寺、丸の内TOKIAを会場に開催し、5 万人以上を動員しました。世界有数の美術館、英国国立テート美術館や米国J.P. ゲッティ美術館、東京都写真美術館との協業を始めとして、NY、パリ、ロンドンなど世界的に影響力のあるアートギャラリー、 Gagosian Galleryをはじめ、SCAI The BATHHOUSE、Tomio Koyama Gallery、Taka Ishii Gallery、Zeit-Foto、 Michael Hoppen Gallery、Danziger Gallery、Rose Gallery、Camera Work、 そして歴史的な写真家集団「マグナムフォト」やアート本出版社「Taschen」と写真展や作品販売、セミナーなどを実施しました。「TOKYO PHOTO」を通じ国際的なアートフェアやオークションハウス、美術業界、メディアとの交流関係を構築し、2014年度文化庁/09年~11年米国合衆国大使館/11年フランス大使館/13年オランダ王国大使館からの協力を得ました。
[NFTとマーケットについて]
NFTとはブロックチェーン上で記録される非代替性トークン(証)の事で、画像や映像ファイルをNFT(トークン)化する事で、オンラインで個別にデータを管理することが可能になりました。NFTアートのマーケットでは、現実の社会で取引される実物のアート作品と同じ様に、オンラインでデジタルアートが取引されます。
NFTを活用して、画像ファイルやデジタルコンテンツをNFT(トークン)化する事で、
· オリジナリティー(固有性)やオーセンティシティー(正統性)の認証
· 所有権とその移転記録が可能
· 改ざんする事が不可能
となり、オンラインでのNFTアートの取引が可能になります。
またNFTアート作品は、プライマリーマーケット(作家から購入者へ)と、セカンダリーマーケット(再販市場)での売買が可能です。NFTアートの所有権は、取引毎に新規購入者へ移転されます。すべての取引は、ブロックチェーン上 で記録管理され、Authenticity(正統証明)やProvenance(来歴)などの確認が可能になります。
セカンダリーマーケットでは、これまでのアートマーケット同様に作品の価値が上がる事が期待され、NFTアートはデジタル資産としても有望視されています。
HYPER EDITIONでは既存のNFTアートのプラットフォームの多くが暗号資産での取引決済の中で、現金やクレジットカードでの決済も予定しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像