WEB有田陶器市4月29日(AM9:00)スタート。宝寿窯は「こんな焼き物見たことない」を佐賀県武雄市から全国へ世界へ展開します
有限会社宝寿窯(佐賀県武雄市/窯主 山本文雅/以下:宝寿窯)は、佐賀県西部の有田町で毎年開催されている「有田陶器市」の、新型コロナウイルス感染症対策のため「Web有田陶器市」(第2回)での開催開催期間:4月29日(AM9:00)〜5月5日(PM17:00)に出展することをお知らせします。また、武雄黒髪山の麓で作陶しています。制作コンセプトである「創りたいものを 創りたいときに 創りたいように創る」この精神で、武雄黒髪山の麓で作陶し日々生み出していく過程を、愛好家の方と共創するためにSNSによる現地での写真・動画配信を通して、全国へ世界へお届けして参ります。
「Web有田陶器市」に出展します
佐賀県西部の有田町で毎年開催されている「有田陶器市」が、新型コロナウイルス感染症対策のため中止となったのは残念ですが宝寿窯では、制作過程から愛好家の方々と分かち合うために、SNS配信を行なっていくことにしました。配信は下記からご覧いただくことができます。
▶︎bunga.yamamoto (Instagram)
https://www.instagram.com/bunga.yamamoto/?hl=ja
▶︎宝寿窯倶楽部(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/954257565113271
自然界の偶然の美を表現した器。
宝寿窯の焼き物は、他にはないオリジナィティを目指しています。みんながやってないこと。お客様から「こんな焼物があるんですか」「こんなの見たことないです」という焼き物です。こだわっているのは、自然界に存在する模様。人間が考えてデザインするような、作為的なものじゃなく、自然のデザインを、いかに器に表現するかというのを意識して作っています。
「cerawood」(陶木)シリーズについて
自然の木の木目を石膏で写し取り、その型を使用して木目を表現しています。見る方向で木目が違います。
本物の木の鉢に見えますが、陶器製なので水にぬれても腐ることもありません(落としたら割れますが、焼き物なので)手のひらサイズの可愛い植木鉢です。サボテンや、多肉植物などお気に入りのものを植えてください。
「パピルス」シリーズ
表面のテクスチャーは、紙を一度丸めた時に出来る自然なシワを石膏に写し取りそのテクスチャーを器に表現しています。
周りには白金彩(プラチナ)を800度の高温で焼き付ける事で、銀彩の様に酸化することも無く長く使用できるように仕上げています。
「裂器」シリーズについて
干からびた田んぼの表面がバリバリバリっと裂ける、その現象を器に表現したのが「裂器(れっき)」シリーズです。
火山から吹き出し、流れながらも冷え固まっていくMagmaをイメージして製作しました。辰砂釉流しシリーズと同じ釉薬ですが、さらにMagmaのイメージを強く表現してみました。サラダボール位のサイズですので、一人用の小鉢です。朝食のサラダや、スープ、シチュー、ヨーグルト、取り鉢と多用途に使えます。
武雄焼とは
武雄焼の『武雄』とは有田、伊万里の隣にあって佐賀県では有名な焼き物の産地です。焼き物のスタイルとしては、元々は唐津焼の流れを汲んでいます。時代の流れとともに様々な要素が加わり、現在では唐津焼・有田焼そのどちらでもないオリジナルなスタイルが発展しました。ですが、オリジナルのスタイルだけではなく、唐津焼・有田焼のスタイルも混在しており、そのどれもを楽しめるのが、武雄焼の大きな魅力です。
宝寿窯とは
武雄黒髪山の麓で作陶しています。制作コンセプトは、「創りたいものを 創りたいときに 創りたいように創る」この精神で、日々頑張っております。最近では、自然が創りだす天然の模様、人が意図して作りだせないデザインに目を向け、そのデザインを器に取り入れることに力を注いでいます。
宝寿窯(山本文雅)のプロフィール略歴
1963年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 佐賀県展入選
1981年 佐賀県立有田工業高等学校 デザイン科卒業
1989年 サージマリジス賞 受賞
1990年 ニューヨークジャパン大賞 受賞
1990年 ニューヨークT&N GALLERY 出品
1990年 ニューヨークGALLERYモリーナ 招待出品
1991年 国際芸術ニューヨーク展国際芸術大賞 受賞
1991年 ART SPEAK賞 受賞
1993年 年数回 毎年各地で個展を始める
2000年 九州山口陶磁展 入選
誰もやっていないこと。無駄に心を込める美学。
宝寿窯は、親父の代は美術品しかありませんでした。磁器の飾り物、額などを作っていました。自分は器をやりたいと思ったのが、24の時です。宝寿窯の中で器部門を立ち上げました。でも、焼き物が盛んな地域だから後発で器を始めるには他にないものを作らなければいけないので、人がやってないことをやろうと思って今に至ってます。
最初は磁器に絵付をしていて、ブレイクしたきっかけがエスニック柄。エジプトの文様、壁画とか。当時はまだそういうのがありませんでしたが、絵付はコピーが簡単なので、すぐに他の地域で真似されて、安いものが出回ってしまいました。そこで絵柄ではなくフォルムや素材にこだわりたいと思い、最初は石ころに着想を得て、「ロック」シリーズが出来、今でも作り続けています。ろくろで作るのではなく、土の塊を1つ1つ、くり抜いて薄く削る作り方です。ろくろなら1日に50個や100個作れるかもしれないけど、この方法だと1日10個ほどが限度なんです。苦労する分、愛情が入るし、焼き物と対話する時間が多くなるわけです。無駄に見えるところにいかに心を注ぐかというのが自分にとっての美学なんですね。自分が本気で好きなものを一点一点作り続けるのが理想です。
【連絡先情報】
宝寿窯 窯主 山本文雅(山本博文)
住所 〒849-2305 武雄市山内町宮野1947
電話番号 0954-45-3290
FAX番号 0954-45-4840
メール:by-houju@jupiter.ocn.ne.jp
URL https://houju-gama.wixsite.com/website
SHOP https://www.creema.jp/c/houju-gama-bunga
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