資産価値28億ドルと評価された、顧客体験分析プラットフォーム「Contentsquare」ソフトバンク・ビジョン・ファンド2より5億ドルの資金調達を実施

〜調達資金はコアテクノロジーや新規市場に投資〜

Contentsquare Japan合同会社

顧客体験分析の世界的リーダーであるContentsquare(本社:パリ、CEO:ジョナサン・チェルキ)は2021年5月26日(水)、5億ドルのシリーズEラウンドの資金調達を実施いたしました。今回の資金調達はEurazeo、Bpifrance、KKR、Canaan、Highland Europeなどの投資家や、BlackRockが運営する口座が参加する、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2*1の投資によるものです。多くの既存投資家が今回のラウンドに参加しており、今回の資金調達において、Contentsquareは、資金面でのメリットだけでなく、ソフトバンクの深い専門知識やアジアにおける企業間ネットワークを活用することができるようになりました。また、この度、ソフトバンクグループインターナショナルの社長であるミシェル・コンブを当社の取締役に迎えることとなりました。


 今回の資金を用いてプラットフォームをさらに発展させ、AIイノベーションを推進し、「格別のデジタル体験を大規模に創出する力をブランドに与える」というマーケットビジョンを加速させます。新たに確保された資金は、Contentsquareの急速な成長と拡大、M&A活動、市場開拓戦略を支えることでしょう。
 
 最新ラウンドは、1年前に実施された1億9000万ドルのシリーズD調達に続くもので、現在までに調達した資金総額は8億1000万ドルに達し、Contentsquareの評価額は28億ドルになりました。今回の追加資金調達は、当社が昨年実行した勢いのある下記項目を裏付けるものです。

  • 指数関数的な成長:4年間の経常収益の複合年間成長率は121%。現在、取引の50%は米国で生み出されています。

  • フォーチュン500社における存在:小売、高級品、エンターテインメント、電気・通信、旅行、自動車、B2B、金融など、各業界の有力企業がランクインする、米国フォーチュン誌による「フォーチュン500」の上位100社の30%をContentsquareの顧客750社が占めています。

  • 製品イノベーション:プラットフォーム戦略の一環として、Contentsquare Merchandising、Contentsquare Insights、Find & Fixをリリース。

  • 2件の戦略的買収:ウェブ・パフォーマンス・プラットフォームのDareboostと、デジタルアクセシビリティ技術のAdaptMyWebを買収。

  • デジタルアクセシビリティへの取り組み:教育、技術、企業の社会的責任の領域でデジタルアクセシビリティを推進することを使命とする非営利組織、Contentsquare Foundationを設立。

  •  イノベーションリーダーシップ:変革を実現する力を持つハイテクスタートアップ企業の養成・促進・サポートを使命とする、Atomic Labsを創設。

  • 大規模なチーム拡大:上記のすべては、世界全体で人員の40%増加や、北米・欧州やアジア太平洋(APAC)地域での影響力・需要が増加し、チームを拡大した結果です。APAC地域では、シンガポール、東京、メルボルン、シドニーにチーム・支社を持ち、現在、従業員総数は800人を超えています。今後3年間、数百名規模の研究開発/製品部門の採用を含む1,500人以上の新規採用を予定。

  •  顧客インサイトの加速:1日当たり合計15億ドルの取引を処理する複数のサイトで、毎日10兆件の顧客インタラクションを分析。

  •  知的財産:特許11件、特許出願または出版公告28件。


 Contentsquareの創業者兼CEOであるジョナサン・チェルキは、下記のように述べています。「ContentsquareのDNAにはイノベーションが組み込まれており、この度の投資は弊社の情熱的かつ野心的なチームの努力によるものです。当社の成長は、世界がデジタルに移行することで加速します。我々のテクノロジーは、企業が現在、直面している多くのデジタルトランスフォーメーションの課題に回答を与えるものなのです。」
 
 BMW、GUCCI、IKEA、Microsoft、楽天、セフォラ、THE NORTH FACE、ベライゾン、その他多くのブランド・企業が、当社のデータとインサイトを活用し、顧客に提供するデジタル体験を作り変えています。Salesforce、Qualtrics、Tealium、Optimizelyとの統合を含む、100社以上のソリューション・テクノロジーパートナーと協力したクラス最高のエコシステムの構築も行っており、マーケターが統合型マーケティングの課題に取り組む支援をしています。
 
 ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのマネージングパートナーであるヤンニ・ピピリス氏は、「Contentsquareは実用的な顧客インサイトへのアクセスを民主化することで、あらゆる企業がすべての人にとって、より素晴らしいデジタル体験の構築をサポートしています。UX(ユーザーエクスペリエンス/ユーザー体験)の最適化における世界的なリーダーとしての道のりを歩むContentsquareと提携できることに胸を弾ませています。」と語っています。
 
 2021年4月29日付のフォレスターレポート『インサイトに基づくビジネスの実現(Enable an Insights-Driven Business)』は、「インサイトに基づくビジネスは、あらゆる機会にデータと分析を結び付けて利用し、製品や顧客体験を差別化する」と発表しています。
 
 Contentsquareの勢いは大きな可能性を秘めており、2025年までに資産価値215億ドルに達すると予測されています。*[1]
 
 [1]* 出典:MarketsandMarketsレポート2020による
  
 Contentsquareのプラットフォームについて
 数兆以上の匿名のウェブ、モバイル、アプリのインタラクションを介して顧客行動を分析し、ユーザーのコンバージョン・収益・エンゲージメントの増加や成長につながる高度な改善案をご提供します。コンテンツをまたいての顧客体験データ、UX、販売システム、パフォーマンスを統合し、企業が成功を収めるために重要となる実用的な顧客インサイトを提供し、チームの士気を高めパワーアップを実現するプラットフォームです。また、EUのGDPR(EU一般データ保護規則)やカリフォルニア州のCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)など、すべてのデータプライバシー法に対応しています。
 
 Contentsquareについて
 Contentsquareはブランド・企業に対し優れたデジタル体験を構築する力を与えています。当社の体験分析プラットフォームは数十億件以上のデジタル上での行動を追跡・視覚化し、誰でも収益の増加や、ロイヤリティの向上、イノベーションの加速に活用・改善できる高度なレポートを提供しています。2012年、パリでの創業以来、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ミュンヘン、テルアビブ(イスラエル)、東京、シンガポールにオフィスを開設。現在、26カ国750社を超える企業に、より優れたデジタル体験を顧客に届ける支援を行っています。詳しくは、 https://contentsquare.com/jp-jp/ をご覧ください。
  

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会社概要

Contentsquare Japan合同会社

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URL
https://contentsquare.com/jp-jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9F
電話番号
-
代表者名
伊奈 憲一郎
上場
未上場
資本金
-
設立
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