「人も地球も美しく。」を叶える石鹸スキンケアメーカーがインドに給水設備設置を完了。45世帯の村民全員に安全な水を供給できるように
~「水100トンチャレンジプロジェクト」結果ご報告~
「人も地球も美しく。」というコンセプトの下、事業成長とサステナブル社会の両立を目指すD2Cブランド「P.G.C.D.」を展開する、株式会社ペー・ジェー・セー・デー・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:野田泰平、以下 P.G.C.D.)は2021年3月、認定NPO法人ウォーターエイドジャパンを通じて、インドの村に給水設備を設置しました。本取り組みは、2020年1月より推進してきた「水100トンチャレンジプロジェクト」の経過報告となります。
■【水100トンチャレンジ結果報告】集まった寄付をインドでの給水設備設置に活用
プロダクトである石鹸を通して「人も地球も美しく。」するために活動しているP.G.C.D.は、プロダクト開発の原点である「水問題」に着目し、アクションを起こしてきました。
水資源が豊かな日本にいると、水問題を考える機会は少ないかもしれません。しかし、食料自給率が低く、さまざまな食料の供給を輸入に頼る日本は、食料の生産に使われる水(バーチャルウォーター)を輸入し、国内の水資源を節約している、ともいえます。水資源が貴重な国で作られる食料を輸入し、その国の人々の生活に悪影響を及ぼしてしまう「バーチャルウォーター問題」への意識は、今や全世界で高まっています。
世界に目を向けると、10人にひとりにあたる、約7億8,500万人がきれいな水を飲むことができないといわれています。また、飲料水だけではなく、世界人口の40%にあたる30億人は、水と石鹸で手を洗う設備が自宅にありません。開発途上国の4分の3近くの人々にとって、基本的な手洗いすらできないことが現状です。
清潔な水と衛生環境の確保は、地域の人々の健康を守ることはもちろん、1日に何時間もかけて水源まで水汲みに行く子どもたちに、教育の機会を取り戻すこと、地域の経済成長につながることでもあり、世界全体で向き合う必要のある社会課題だといえます。
「人も地球も美しく。」を社会的責任目標に掲げるP.G.C.D.では「Blue Soap Action」として、ブランドを象徴するアイテムである石鹸を中心に、安全な水や衛生の支援など、地球環境と世界の人々の未来を守る活動に取り組んでいます。
Blue Soap Actionの一環として、2020年1月から6月にかけては、衛生的な水の寄付につながる2つのキャンペーンを実施。同キャンペーンを「水100トンチャレンジ」プロジェクトとして推進し、寄付を活用した結果、2021年1月、インド マディヤ・プラデーシュ州 ディンドリ県 カタリーヤ村に、湧き水を使った給水設備を1基設置し、新型コロナが拡大する前に、生活に必要な清潔な水や衛生環境の提供をすることができました。今後さらに1基の設置完了を予定しております。清潔な水が使えない地域で感染症が広がっていく被害を少しでも軽減していくために今後も引き続き活動していきます。
プロジェクトは、ウォーターエイドと住民のコミュニティとで会合を開き、綿密な計画を立案するところからスタート。地域の水源や給水設備設置箇所について話し合いを重ね、2021年1月に完成しました。貯水タンクに貯まった水は、村内に敷設されたパイプを通じて、各世帯に届いています。同村に住む45世帯229人全員が、自宅に備え付けた蛇口をひねるだけで、清潔な水へとアクセスできるようになりました。
■「水100トンチャレンジ」プロジェクトの概要
2019年9月、プロジェクト実施が決まり、発案者である広報担当の女性社員がリーダーとなり、下記の内容を進めてまいりました。
・支援内容
対象商品1個ご購入毎に、認定NPO法人ウォーターエイドジャパンを通じて、インドの子どもたちへ水30ℓ分の寄付を行う。※石鹸の大きさにかかわらず、1個としてカウントします。
・プロジェクト期間
第一弾 2020年1月18日〜3月31日:6,990個(対象商品:サボン モーヴ)
第二弾 2020年4月1日〜6月30日:21,262個(対象商品:サボン フォンセ、サボン モーヴ)
→ 合計:28,252個 = 水847.5トン相当の寄付を達成
・対象商品
サボン モーヴ:レギュラーサイズ 145g:7,260円(税込) / 携帯サイズ 45g:2,695円(税込)リンス、コンディショナー不要。フランス生まれの石鹸シャンプー
サボン フォンセ:レギュラーサイズ 125g:8,470円(税込) / 携帯サイズ 40g:3,025円(税込)
クレンジングもダブル洗顔も不要。ファンデ不要の肌に導く夜用ソープ。
この寄付は、水・衛生専門の認定NPO法人ウォーターエイドジャパン(以下、ウォーターエイド)を通じて、清潔な水へのアクセスが困難な地域のひとつである、インド マディヤ・プラデーシュ州ディンドリ県カタリーヤ村での給水設備設置支援に活用しています。
■P.G.C.D. Japan代表 野田泰平の声 『Pay forward〜小さな恩返しプロジェクト』
「私たちは、過去にPay back(返す)のではなく、誰かから受けた恩を未来や次世代に対して、先に送りたいという思いがあり、“Pay forward(恩送り)”を掲げて事業を行っています。石鹸という商品を通じて、自分たちだけがきれいになるのではなく、人も地球も美しくなっていくということに、お客さまと一緒に取り組めたら、と考えていました。
そこで行ったのが、コロナ禍で製品を購入できなくなったお客さまへの“恩返し”として、通常販売することのない傷や凹みのついた石鹸を贈る『Pay forward〜小さな恩返しプロジェクト』。私たちの商品が、コロナによって傷つかれたお客さまの心を、少しでも癒す存在になればと願って進めたものです。
『水100トンチャレンジ』は社会への“恩返し”として、世界の水アクセス問題解決に向けたプロジェクトです。私たちはかねてから、P.G.C.D.のホールディング会社、JBIG(Japan Beauty Innovation Group)で掲げる『JBIG 1% Strategy(JBIG 1%戦略)』をもとに、『石鹸の年間販売数の1%を衛生的な手洗い習慣の支援』に充ててきました。
本プロジェクトもその一貫です。清潔な水にアクセスできない人々に、水を届ける支援をすること、水と石鹸による衛生的な手洗い習慣を広めることを目指し、プロジェクトを推進してまいりました。今後も事業と直接関わりのある形で、企業の社会的責任を果たしていきます」
▼Pay forward〜小さな恩返しプロジェクト:
https://www.pgcd.jp/info/info2020_35.aspx
▼P.G.C.D.のSDGsに関する取り組みはこちら:
https://www.pgcd.co.jp/esg/
■ 株式会社ペー・ジェー・セー・デー・ジャパンについて
石鹸と美容液を主力とし、肌に本当に必要なことを2ステップに凝縮したシンプルスキンケアを提唱する、日本発のスキンケアメーカー。
2010年のブランド創業当初から、「究極のシンプル」という価値を根底に、社会的責任目標に「人も地球も美しく。」を掲げ、年齢や肌、性別、国籍を問わず、美しくなるための「シンプルな習慣」を日本のみならず、世界へ発信している。
URL: https://www.pgcd.co.jp/
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