『ゴルゴ13』がギネス世界記録™に認定されました!
1968年の連載開始から53年。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」にて世界記録到達!
【『ゴルゴ13』とは】
『ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、国籍不明の超A級のスナイパー「ゴルゴ13」ことデューク・東郷の活躍を描く劇画作品である。1968年(昭和43年)11月29日発売の「ビッグコミック」(小学館)新年号から連載を開始し、今年で53年目を迎える。制作過程を分業制にし、これまで延べ50人以上の脚本家がシナリオに協力。その時々の"今"を切り取ったリアリティを追求した作品作りに取り組んでいる。現在も「ビッグコミック」にて連載中で、ストーリーは600話超、『ゴルゴ13』シリーズの累積発行部数は3億部を超えている。【ギネス世界記録™ 記録認定内容】
"Most volumes published for a single manga series"
(日本語訳 : 最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ)
The most volumes published for a single manga series is 201 volumes and was achieved by Golgo 13 created by Takao Saito (Japan), printed and circulated from June 1973 to July 2021.
・記録名:「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」
・正式記録名:“Most volumes published for a single manga series”
・記録対象:『ゴルゴ13(201) 最終通貨の攻防』
・認定日:2021年7月5日(月)時点
・申請主体 : 株式会社さいとう・プロダクション
【さいとう・たかを コメント】
『ゴルゴ13』は昭和43年、まだ子供向けの漫画が主流だった時に、編集部から「大人が読むに耐えられる主人公で作品を作って欲しい」と言われて連載が始まりました。連載開始時に最終回のコマ割りまで考えていて、当初は10話で終わるつもりだったゴルゴが、気がつけば10年経ち20年経ち、50周年の時に結構長く続けたなと思っていたら、201巻でギネス世界記録認定と言われ、正直驚いております。
これも偏に、スタッフの皆さん、出版関係者の方々、そして何よりも、ゴルゴをいつも楽しみにしてくれている読者の皆さんの存在あってこその記録です。感謝しかありません。
これからも、続けられる限り、体力が持つ限り描き続けたいです。『ゴルゴ13』は私の作品であると同時に、読者のものでもありますからね。いつも待ってくれている読者のために、一話一話ひとつずつやっていきたいと思います。
【201巻世界記録到達記念 特設サイト】
201巻の発売とギネス世界記録到達を記念して、『ゴルゴ13 - 201巻 世界記録到達記念! 特設サイト』を開設。さいとう・たかをに所縁のある漫画家からのお祝いコメントの他、今読むべき!「厳選した名作エピソード」の無料配信などを掲載。
無料配信中の名作エピソード
・高難度狙撃でパンデミックを食い止めろ! 「高度1万メートルのエピデミック」
・これぞプロフェッショナルの仕事術! 「死闘ダイヤ・カット・ダイヤ」
・ゴルゴで歴史や社会情勢を学ぶ! 「恐慌前夜」
ゴルゴ13 - 201巻 世界記録到達記念! 特設サイト : https://www.golgo13.com
【さいとう・たかを プロフィール】
1936年 和歌山県生まれ。
代表作に、『ゴルゴ13』(「ビッグコミック」にて連載中)、『鬼平犯科帳』(「コミック乱」にて連載中)『仕掛人藤枝梅安』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。
1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。1960年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を東京に移し『さいとう・プロダクション』を設立、作品制作過程における分業化をはかり、脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他共に認める劇画の第一人者である。
1975年に第21回小学館漫画賞、2002年に第31回日本漫画家協会賞・大賞を、ともに『ゴルゴ13』で受賞した。2003 年に紫綬褒章受章、2004年に再び『ゴルゴ13』で第50回小学館漫画賞審査委員特別賞受賞、2010年に旭日小綬章受章 。2018年に『ゴルゴ13』連載50年を迎える。同年、和歌山県文化表彰文化賞の表彰 、翌2019年には名誉都⺠の顕彰を受ける。同年、第23回手塚治虫文化賞特別賞を受賞し、2020年で画業65周年を迎える。社団法人日本漫画家協会理事。
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