鼓童がZoomで教える「鼓童 太鼓の学校」、第1期受講生募集開始。日英完全バイリンガルで、世界中の太鼓打ちとワンチームに。
鼓童のスピリットを、オンラインで。
太鼓芸能集団 鼓童 https://www.kodo.or.jp/(新潟県佐渡市)は、オンライン会議ソフトZoomを使用した和太鼓の技術指導を2021年11月より開始します。受講の応募は、8月2日(月)より9月30日(木)まで受け付けています。
2021年にグループ創立40周年を迎えた鼓童が、長年培ってきた太鼓の舞台演奏の「心・技・体」(心構え、演奏技術、身体作りなど)を伝えるためのオンライン指導を開始します。運営は(公財)鼓童文化財団、講師は太鼓芸能集団 鼓童のメンバーです。
トライアルとして、すでに2021年5月より、5ヶ月間・19回のレッスンを行っており、現在、日本はじめ世界9カ国の18名の受講生が、3つのクラスで毎週鼓童メンバーのレッスンを楽しんでいます。
「鼓童 太鼓の学校 Kodo Taiko School」
日本語サイト:https://www.kodo.or.jp/kodo_taiko_school
英語サイト:https://www.kodo.or.jp/en/kodo_taiko_school
[鼓童 太鼓の学校の特徴]
- 1クラス8人以内の少人数編成。レッスンは日本語と英語のバイリンガル。世界中の太鼓仲間と国境を越えて「ワンチーム」になりましょう。
- 毎週のレッスンの前に送られる「サマリー動画」で、事前に予習ができます。
- 毎回のレッスンの動画はギャラリーモードでYouTubeにアーカイブされ、受講期間中は何度でも再生できます。この動画アーカイブによってレッスンを欠席しても後から追いつくことができますし、自分の映像を見ることで客観的に復習することができます。
- 期間中に数回出される課題に対して、自分の演奏動画を提出することで、講師から個別にアドバイスを受けることができます。
- 「鼓童 太鼓の学校」オリジナル曲「Tsunagu」を課題曲としてレッスンを行い、曲をマスターしていただくことをこのコースのゴールとしています。
- 運営事務局とはオンラインでいつでもコミュニケーション。分からないことはチャットやメッセージで気軽に質問できます。
- 半年に1回、佐渡で「太鼓キャンプ」を開催します(新型コロナ感染拡大のため、次回実施は未定)。いつかリアルでも一緒に叩きましょう。
[指導の内容]
- 太鼓を打つ身体作り(ストレッチやトレーニングなど)
- 舞台での基本的な所作
- 太鼓の「伏せ打ち」の基礎稽古
- 課題曲「Tsunagu(ツナグ)」の習得
[鼓童 太鼓の学校・第1期要綱] ■レッスン期間:2021年11月6日(土)–2021年3月28日(月) ■レッスン時間(日本時間): ・チームKeyaki[けやき](毎週土曜日15:00– 17:00) ・チームHinoki[ひのき](毎週土曜日18:00– 20:00) ・チームAtebi[あてび](毎週月曜日10:00– 12:00) ■受講のための条件:高校生、もしくはそれに相当する年齢以上で、太鼓の演奏経験が1年以上ある方。 ■受講者が用意するもの: ・太鼓練習用の機材 ・パッドやクッションなど、自宅で伏せ打ちの練習ができるもの(太鼓、電子和太鼓も可) ・伏せ打ち用のバチ ・ストレッチ用のマット ・オンラインレッスン用の機材 ・動画を撮影できる通信機器(PC、タブレット、スマートフォンなど) ・インターネットの高速接続環境 ・Zoomアプリ(無料) ・YouTubeアカウント(無料) ■募集人数:各クラス6– 8名程度 ■募集期間:2021年8月2日(月)– 2021年9月30日(木) |
[講師リーダー・阿部好江(あべ・よしえ)]
2002年より鼓童で舞台活動を開始。主に太鼓、唄を担当。2009~2010年コンテンポラリーダンスの鬼才アクラム・カーン氏の作品「Gnosis(ノーシス)」の世界ツアーに参加、アクラムの相手役として和太鼓のみならず歌、演技など多彩な才能を発揮し、日本人として唯一「ローレンス・オリヴィエ賞」および「英国舞台批評家協会賞」に同時ノミネートされた。2010年に一時舞台を離れ、2016年に復帰。現在は育児をしながら佐渡島内やソロの舞台を中心に活動している。
基礎力を高める|阿部好江(講師リーダー) 鼓童では一打一打の音を充実させることにこだわっています。 遠くまで届く音、芯のある音、響きのある音… それらの音の支えとなる身体が、自然な状態であること、そして理に適った動きができることを日頃から探究しています。 オンラインで実施する「鼓童 太鼓の学校」では、こうした太鼓を打つための身体作りに始まり、太鼓への構えやストローク、体の内部の感覚など、講師一同が培ってきた知識や技術をお伝えいたします。 鼓童の舞台はたえず進化を続けていて、メンバーがそれぞれに工夫と研鑽を重ねています。レッスンで講師を務めるのは数名ですが、鼓童にはさまざまな感性や発想を持ったメンバーが在籍し、太鼓を打つことの捉え方や稽古の方法も様々です。それを登山にたとえるなら、目指す頂上はひとつだけれど、そこに至るルートはたくさんあるということです。受講される皆さんの太鼓の環境はそれぞれ。疑問や質問に対して疑問や質問に対して、担当講師だけでなく、他の舞台メンバーの意見もリサーチしながらお答えしたいと考えています。 レッスン期間の中盤からは「鼓童 太鼓の学校」のために書かれた新曲にもチャレンジしていただきます。練習用の音源や動画を譜面を配布し、レッスンではもちろん、周りの太鼓仲間と一緒に楽しむこともできる曲です。また受講された皆さんが佐渡に集って実際に叩く機会も作りたいと考えています。 レッスンは少しずつ丁寧に進めていきます。楽しみながら同じクラスの仲間と共に頑張りしょう! 世界中の太鼓を愛する皆さんと繋がり、様々な考え方や方法を互いに分かち合うことで、日本で生まれた太鼓の文化が少しずつ積み重なって、世界に広がっていくことを願っています。 |
[講師]
(左より)
地代純 (じだい じゅん)
小野田太陽 (おのだ たいよう)
阿部好江(あべ よしえ)
小松崎正吾 (こまつざき しょうご)
[受講生のコメント(レッスンを4回受けた時点の感想)]
- 毎回のレッスンにかならず新しい発見や気付きがあって、毎週のレッスンが楽しみです。(アメリカ)
- 基礎の稽古にこんなに学ぶべきことがあったなんてオドロキでした。(カナダ)
- 一つの動きや姿勢について、それぞれに細かなコツや理由があること、そしてそれらについて納得できる説明も丁寧にしてくださいます。(ハンガリー)
- 実際の舞台でどのようなイメージで打つ動作を行っているのかなど、プロの演奏家としての経験に基づいたお話が興味深かったです。(オーストラリア)
- 毎回のレッスンがとても早く過ぎるように感じます(それはいい意味で、面白いと思った本をついどんどん読み進めてしまうように、もうすぐ終わりと知っていても終わってほしくないという感じです)。(カナダ)
- 世界各地の方も、一緒に稽古しているのは嬉しく、より実際に一緒に太鼓を打ちたい気持ちが高まります!(日本)
- 舞台では知ることのできないパーソナルな経験を話してくださるのが興味深い。(カナダ)
- 講師の皆さんが、第一線でご活動される中、こんなに気さくに人間味が溢れるご対応をいただき、心から嬉しく感謝しています。(日本)
- 一人一人の講師のコツや個性を伝えてくださってるところや、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださってるところがとても良いと思いました。(ブラジル)
- サポートスタッフの対応がとてもわかりやすく、的を得ているし親切でありがたいです。(スイス)
[オンライン説明会]
「鼓童 太鼓の学校第1期」開講の前にZOOMで説明会を実施します。
開催日:9月11日(土)、9月25日(土)
開催時間:(1)10:00 、(2)11:00 、(3)12:00 、(4)13:00 、(5)20:00
※各回30分程度
※日本語で行われる回と、英語で行われる回があります。詳細はサイトでご確認ください。
https://www.kodo.or.jp/kodo_taiko_school/orientation_sessions_2021_sep
[鼓童 太鼓の学校 インスタグラム]
https://www.instagram.com/kodo_taiko_school/
[太鼓芸能集団 鼓童]
佐渡島を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。1971年より「佐渡の國 鬼太鼓座(おんでこざ)」として10年間活動ののち、1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来52の国と地域で6,500回を越える公演を行う。劇場公演の他、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」や、多様なジャンルのアーティストとの共演、国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加している。
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