福島の関係人口創出のための新事業「フクシマ部」を開始
浜通り地域の「昔・今・未来」を知るスタディプログラムを実施
世界経済フォーラム(ダボス会議) が組織するGlobal Shapers Community(※)の有志メンバー(企画代表:牧野佑亮)は、福島の「過去・今・未来」を知るスタディプログラムの提供を開始します。今回、現地を訪れるスタディプログラム第1回目(7/17(土)〜18(日))の参加者として、10人の参加者を募集いたします。同時に、参加者が現地を訪れた後にも、関係人口として福島に関わり続けるための新事業「フクシマ部」を開始いたします。
Global Shapers Communityでは2017年度より、過去4回福島を訪問してきました。これまでの訪問では、経済産業省、福島イノベーション・コースト構想推進機構、大熊町、株式会社ふたば、株式会社小高ワーカーズベースなど、行政から民間まで幅広い方にご協力をいただき、福島第1原子力発電所の視察や浜通り地域の住民の方々との交流を行ってきました。
未曾有の大災害から今年で10年、福島には帰還困難区域も多く残されていますが、現地訪問を重ねる中で、私たちは新たな街づくりや産業基盤の開発が進んでいる様子や、浜通りの豊かな食や文化など、多くの魅力を実感してきました。
そこで私たちは、「福島のために」というだけではなく、自分自身のために、福島を知り楽しむことが重要だと考え、福島を軸に人と人がパズルのように繋がるコミュニティーを目指し、「フクシマ部」を始めます。
「フクシマ部」の活動の第一弾として、浜通り地域の「昔・今・未来」を知るスタディプログラム提供を始めます。当スタディプログラムでは、津波や原発の被害を受けた場所のみならず、新たな取り組みをしている施設等を見学や、浜通りにお住まいの方との意見交換を通して、参加者自身が取り組みたいと思える形で福島への関わり方を見つけることを目指します。
この度、「フクシマ部」スタディプログラムの第1回目参加者の公募を開始します。今回は「食を通じた交流」をテーマに福島の浜通り地区を訪れ、ワイン向けブドウ畑でのボランティア活動や、富岡町の街歩きツアーを通じて、現地の方との交流します。また、福島ロボットテストフィールドを訪問したりこれからの福島について考えるワークショップも行います。このプログラムを通じて福島の今とこれからを私たちと一緒に考えてみませんか。========================
■テーマ:福島の「食」を楽しみ、「人」と交流し、福島の「今」を体感する
■コンテンツ:
・震災後に開園したワイン向けブドウ畑でのボランティア
・富岡町の街歩きツアー
・福島ロボットテストフィールド見学
・福島県内の人材育成機関とワークショップ
■日程:7/17(土)〜18(日) (新型コロナウイルスの状況により変動する可能性がございます)
■応募条件:
・福島に興味があり、福島で何か活動したいと思っている方
・持続可能な社会の形成に向けて、福島から学びたい方
・日本の住人として、福島の現状を踏まえ、何らかの形で貢献したいと考えている方
■応募方法:HP(https://fukushimabu.com/)内の【ツアーに参加する!】からご応募ください
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世界経済フォーラム(ダボス会議) Global Shapers Communityの有志メンバーは、「フクシマ部」を通じて、福島の新たな挑戦に貢献できるよう取り組んでまいります。
※世界経済フォーラム(ダボス会議) Global Shapers Communityとは
世界経済フォーラム(通称ダボス会議)により組織される、若者の力で変革をもたらしていくコミュニティです。過去4回、全国のGlobal Shapers Communityを対象に同様のツアーを提供してきたことから、より多くの方に経験してもらうべく事務局として活動に参加します。
問い合わせ(取材など)
HP:https://fukushimabu.com/
mail:info@fukushimabu.com (企画統括:牧野佑亮)
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