EventXが1,000万米ドルを調達、HTC VIVEと提携してバーチャルイベントを再定義

EventXtra Limited

​[当資料は2021年7月20日に香港で発表されたプレスリリースの抄訳版です。]
アジアを拠点としてバーチャルイベント管理ソリューションを提供するEventXは、バーチャルリアリティ(VR)の大手企業HTC、およびエンタープライズ系ソフトウェアとテクノロジー対応サービスセクターに特化した中国拠点のトッププライベートエクイティファンドGaocheng Capitalが共同で主催するシリーズBラウンドにおいて約1,000万米ドルを調達しました。中国国内はもちろん、国境をまたぐイベントをサポートするEventXのユニークな機能が評価され、これまでアリババ、PwC、GL Events、インフォーマ、リード エグジビション、ヤフー、行政府の部門や大学など、世界最大手のイベント企業やブランド数百社で利用されています。

EventXは特に中国からの参加者を含むイベントを得意とするアジアで最も有力なバーチャルイベントプラットフォームで、独自に設計したアーキテクチャにより中国のインターネットファイアウォールをカバーし、地域をまたぐイベントの開催を実現します。一方、HTC VIVEはVRのリサーチや開発において高い評価を受け、多くの注目を集めてきました。この戦略的提携はデジタル分野の有望なパイオニア2社の専門知識を融合するまたとない機会となり、広範囲にわたるユニークなイベント体験の展開が期待されています。EventXのユーザーは前年比800%以上で急増し、数年のうちに2万以上のオンライン、ハイブリッドおよびオフラインイベントを開催。イベント参加者数は総勢500万人を超え、名実ともに爆発的な成長を遂げました。今回の戦略的提携はこのEventXの急成長を受けて実現したもので、投資家たちからも多大な関心が寄せられています。
 
Gaocheng Capitalの創業パートナーであるJing Hongは以下のようにコメントしています。
「Gaochengは次世代SaaSソリューションをサポートし、次のレベルに成長させるよう尽力しています。当社はEventXの革新的な製品の提供、才能溢れるマネジメントチーム、勢いのある成長に大きな感銘を受けています。新型コロナウイルスの世界的流行により、これからもオフラインでのエキスポや展示会の開催は困難な状況が続くと考えられます。EventXのオンラインおよびハイブリッドのバーチャル技術は、顧客を集め、中国国内およびグローバルな繋がりを拡大しようとする様々な規模のビジネスをサポートすることとなるでしょう。」

新型コロナウイルスの世界的流行により、人の移動や混雑した場所での滞在時間は大幅に制限され、イベント業界に多大なダメージを与えました。この影響を金額に換算した場合、コロナ禍以前の年間1兆ドル以上に相当します。新型コロナウイルスの影響でイベント事業は恒久的な変遷を迎えることとなり、ベンチャーキャピタリストらがバーチャルイベントソフトウェアに多額の資金を注ぎ込むという投資傾向の変化にも注目が集まりました。バーチャルイベントを扱うイギリスのスタートアップ企業Hopinは5億6,500万ドルを調達し、2年間で56.5億米ドルの評価額を達成。欧州で史上最速となる成長企業として快進撃を続けています。

EventXはアジア地域に特化した、バーチャルおよびハイブリッドイベント分野の成長著しいプレーヤーです。中国へのアクセスのしやすさとHTC VIVEとの提携を武器として、VRと期待の先進技術をイベント関連SaaS製品のコア機能に導入し、使いやすいソリューションでバーチャルイベント体験を再定義します。VRと先進技術をコア機能に追加するための最初の試みとして、EventXはまずバーチャルイベントのライト(Lite)プラットフォームを発表しました。これはNGO、SME(中小企業)やスタートアップ企業向けに設計されたもので、企業はウェブサイト(https://bit.ly/earlyeventx)から無料でバーチャルイベントの登録や企画を行うことができます。 

VIVEPORTの代表を務めるJoseph Linは次のようにコメントしています。
「VRの力で世界をより良くすることができます。HTC VIVEでは、当社のVRデバイスだけでなく、コンピューター、タブレットやスマートフォンなどを使い、効率的に相互作用するVRの採用を加速するツールの開発に努めてきました。EventXとの戦略的提携は、ユーザーや企業がVRによって出会い、交流を持ち、学ぶためのツールを提供するHTC VIVEの継続的な努力を体現するものです。人々を地理的な境界なく繋げるこのパートナーシップには、多くの可能性と情熱が反映されています。」

EventXの共同創業者兼CEOのSum Wongは、この戦略的提携について次のように述べています。
「今後、バーチャルなワークスペースやバーチャルイベントが主流になるのは明らかです。このパートナーシップを通じて当社の経験とHTC VIVEのVRでの素晴らしい業績をより深いレベルで統合することにより、EventXはバーチャルイベントないしハイブリッドイベントの体験にまったく新しいレベルの没入感とインタラクティブ性を付加することができるでしょう。EventXはイベント業界のリーダーとしての責任を負っています。今後もイベントテクノロジーの新たな可能性を探り、アプリケーションを普及し、ユーザーのニーズを作り続けていきます。 」

資金調達の後、EventXは既存のバーチャルイベントサービスを安定させるだけでなく、マーケティングおよびイベント業界に新たなスペースと機会を創出し、パンデミックによるイベント業界の回復を図るため、製品およびエンジニアリングへの投資を積極的に行っていく予定です。
 
  • EventXについて
    EventXは2014年に香港で設立された、アジアトップの企業向けデジタルイベント管理ソリューションプロバイダーです。インタラクティブな展示ホール、オンライン登録フォームやウェビナーなどの革新的な機能を備えた、あらゆる種類のバーチャルイベントのマルチホスティングサービスを提供します。また、ブランドがオーディエンスを追跡・把握できるよう、細かなレポーティングとデータ分析にも注力しています。現在は135以上の国でサービスを展開しているほか、これまでのイベント開催数20,000以上、参加者動員数500万人以上の実績を誇り、多様なオーディエンスを魅了する優れたエンドツーエンド・プラットフォームとして知られています。
    詳細はhttps://eventx.ioをご覧ください。
 
  • HTC VIVEについて  
    HTC VIVEは優れたバーチャルリアリティ(VR)プラットフォーム&エコシステムであり、臨場感あふれるVR体験を企業および消費者に提供します。VIVEのエコシステムには最高級のVRハードウェア、ソフトウェアとコンテンツが装備されており、事業分野は最高級のXRハードウェア、VIVEPORTプラットフォームとアプリストア、法人向けのVIVEエンタープライズソリューション、VIVE X、1億米ドル規模のVRビジネスアクセラレータ、文化関連のイニシアチブなどに有用なVIVE ARTなど多岐に渡ります。VIVEについての詳細は、www.vive.comをご覧ください。 
    HTC、VIVE、HTCロゴ、VIVEロゴはHTC Corporationの登録商標です。本書で言及されるその他の名称の企業および製品は、そのそれぞれの所有者の登録商標である可能性があります。
 
  • Gaocheng Capitalについて
    Gaocheng Capital(「Gaocheng」)は、企業向けソフトウェアおよびテクノロジー対応サービスセクターの成長ステージにある企業に対するプライベートエクイティ投資に特化しています。Gaochengは、中国元と米ドル双方を扱うデュアル通貨ファンドで、非営利団体、自営業やトップレベル企業などの有名なグローバル企業に代わって資産を管理します。投資対象にはYouzan(8083.HK)、Tuya(TUYA)、Ming Yuan Cloud(0909.HK)、Bairong(6608.HK)、Yitu、EEO、Oray、Huisuanzhang、 UMUなどがあります。
    詳細はwww.gaochengcapital.comをご覧ください。

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会社概要

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URL
https://ja.eventx.io/
業種
情報通信
本社所在地
Cheung Sha Wan, Kowloon,香港 Unit C and D, 8/F, Tong Yuen Factory Building, 505 Castle Peak Road,
電話番号
-
代表者名
Sum Wong
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年03月