災害新時代の危機管理!「訪問保育者向け防災マニュアル」を発売
子どもの命を守るためにベビーシッターの災害対応力向上へ
いざというときに判断・行動が出来る「訪問保育者向け防災マニュアル」を2021年9月28日(火)より発売いたします。
https://bit.ly/38FfG5y
毎年、全国各地で豪雨や台風、地震等の甚大な自然災害が起きています。
これまでの危機管理から更に一歩進んだ防災意識と知識の必要性を感じ、訪問保育に特化した内容で、いざというときに判断・行動が出来る防災マニュアルを作成しました。訪問保育者向け防災マニュアル3つの特徴
- 現役ベビーシッターと保育士、気象予報士、防災士が作成
- 好きな場所で学べるオンライン研修
- すぐ活用できるチェックリスト付防災ハンドブック、監査に備える業務マニュアル、研修動画の3点セット
訪問保育者向け防災マニュアルの使い方・利用シーン
- オンライン研修動画で学び、日々の振り返りで防災ハンドブックを活用
- 付属の業務マニュアルのテンプレートを活用してベビーシッターの開業準備
- 防災月間に再確認
- チェックリストと防災カードはコピーして日々の保育で活用
- 防災カードはベビーシッターと保護者で共有
防災マニュアル誕生の背景
■ホームチャイルドケア、訪問保育を安心安全に利用できる社会に
この「訪問保育者向け防災マニュアル」作成のきっかけは、
ホームチャイルドケア、訪問保育を、より安心安全に利用できるようにと企画した研修会でした。
(※ホームチャイルドケアとは、ベビーシッター、チャイルドマインダー、ファミリーサポートなど、訪問保育者の総称です。)
研修会では、次のような不安の声が寄せられました。
・子どもを預かっているときに大地震が起きたらどうしよう
・なかなか防災訓練をすることができない
・単発利用のご家庭もあり、防災の準備をお願いしにくい
・送迎も多いので、日々持ち歩くといいものを知りたい
一般的な防災の知識を学ぶ場はあるけれど、訪問保育に特化したものはこれまでありませんでした。
不安を感じるのは当たり前なのです。
■訪問保育での課題
訪問保育を行うベビーシッターは様々な場所で保育を行います。
それゆえに、保育の場所が主に子どもの家や外出先であることから、保育園などの施設と異なり、防災の備えや避難訓練の実施がしづらいという現状が。
突然の災害に不慣れな土地で、目の前の子どもを守るにはどうしたら良いのか。
保育者とご家庭の間で意識や備えが違うなかで、どのようにして同じ方向を向いて防災の備えをしていったらよいのか。あらためて考えてみるとたくさんの不安や悩みがありながら、そのまま抱え続けている保育者も多かったのです。
■ないなら作ろう!
保護者にお願いするだけではなく、自分たちでもやれることはあるはず。
不安や悩みを、どんな方法で災害対応力に変えていったらよいか。
命を預かる保育者として、私たちが身につけておかなければいけない知識と意識を現場目線で考えながらこの防災マニュアルにまとめました。
安心安全な訪問保育を当たり前にしたいと願い作成した訪問保育者向け防災マニュアルは、全国の訪問保育者だけではなく、訪問介護士や訪問看護師の方にも役立つ内容になっています。
特定非営利活動法人日本ホームチャイルドケア協会について
特定非営利活動法人日本ホームチャイルドケア協会は、ベビーシッター、訪問保育を利用したい人が利用したいときに安全に利用できる社会を目指して設立。
ここ数年でベビーシッターと、その利用者も増えたことをうけ、質の向上を目的に研修会などを毎月実施。
さらに情報共有を目的にコミュニティを運営。
今年度は、ひとり親家庭向けに緊急時に訪問保育を届けるプロジェクトを進めている。
団体概要
会社名:特定非営利活動法人日本ホームチャイルドケア協会
所在地:東京都渋谷区神宮前5-47-8
代表者:参納初夏
設立:2020年4月7日
URL:https://www.j-hca.or.jp/
事業内容:訪問保育の勉強会、研修などの企画、運営
ベビーシッターなど訪問保育に関わるコミュニティ運営
訪問保育に関する情報発信
訪問保育に関する調査、研究
お問い合わせ先
特定非営利活動法人日本ホームチャイルドケア協会
《担当者名》参納初夏
e-mail:info@j-hca.or.jp
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