中川政七商店とTakramによるジョイントベンチャー「PARADE株式会社」2021年10月1日始動

 志あるブランドを世の中に届ける、ビジョナリーブランディングチーム

 工芸をベースにした生活雑貨の製造小売(SPA)企業である株式会社中川政七商店と、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファーム 株式会社Takramは、ビジョナリーブランディングチーム「PARADE(パレード)株式会社」を設立しました。

 またこのたび、中川政七商店 代表取締役会長の中川政七と Takram ビジネスデザイナーの佐々木康裕が中心メンバーとなり、2021年10月1日よりビジョナリーブランディング ※1 に特化したコンサルティングサービスの提供を開始します。
 
 本サービスでは中川と佐々木に共通する「ブランディングの根幹となるのは企業が目指すビジョンである」※2 という考えをもとに、ブランドのビジョンをつくり、コミュニケーション戦略をサポート。Takram が持つ世界最先端の事例と、中川政七商店が培ってきた実践力の掛け合わせを強みに、志(ビジョン)あるブランドを世の中に届けていく一助を担います。

  • PARADE株式会社について


PARADEは「志あるブランドを世の中に届ける」をビジョンに立ち上がった、ブランドのビジョンとお客様の信頼をつなぎ合わせるビジョナリーブランディングチームです。

全国60店舗の直営店を中心にブランディングを展開し、またこれまで60社を超える工芸メーカーの経営再生に取り組んできた中川政七商店。一方、テクノロジーとデザインの両面から数々のプロジェクトのブランディングに取り組んできた Takram。それぞれの組織でコンサルティングを手がけてきた中川と佐々木に共通していたのは、「ブランディングの根幹となるのは企業が目指すビジョンである」という考えでした。


ものが溢れる昨今、消費者にとってブランド価値は移り変わり、かつての「安心・憧れ・共感」から、企業に対する「信頼」へと変遷しています。そして、この企業への信頼はビジョンに対する共感・共鳴から生まれます。

このようにブランドの在り方にはビジョンが欠かせない存在となりつつありますが、多くのブランドでは言語化されていなかったり、またビジョンがあったとしてもお客様に届いておらず、適切にワークしていなかったりという課題があります。

PARADEは多くのブランドが確かなビジョンを持ち、またその志を世の中に届ける方法論を伝えていくべく、チームの組成に至り、ビジョナリーブランディングのサービスを提供することといたしました。

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※1 ビジョナリーブランディング…ビジョンを起点としたブランディング
※2 経営学の世界では「ビジョン」「ミッション」「パーパス」といった言葉があり、その定義や優位性についてしばしば議論になります。しかしPARADEではそのニュアンスの違いにとらわれず、いずれも「会社やブランドにとって一番大切なもの」と理解したうえで、当社においては「ビジョン」と表現しております。
 

  • 「ビジョナリーブランディング」サービスの概要

ビジョナリーブランディングの全体像ビジョナリーブランディングの全体像


ビジョナリーブランディングのサービスは、大きく2つのステップに分かれています。

【1】ブランドビジョンづくり
ブランドの歴史や会社における位置づけなどを振り返りつつ、プロダクトやデザイン、ポジショニング戦略などの全てを包含した、ブランドづくりの指針となるブランドビジョンを策定します。

取り組む内容:
・ ブランドビジョンの策定
・顧客がブランドから享受する価値の設定
・ブランドを象徴する商品の開発

【2】ブランドコミュニケーション戦略
ブランドパーソナリティの設定や、リアル・デジタルの多様なタッチポイントの整理、タッチポイントごとの特徴を踏まえたコンテンツ検討を通じ、ブランドビジョンへ共感を生むためのコミュニケーション戦略を策定します。

取り組む内容:
・ブランドパーソナリティの設定
・タッチポイントごとのコミュニケーション戦略策定
 

  • パイロット事例「motta」、2021年11月3日にローンチ

新 motta  ビジュアルイメージ新 motta ビジュアルイメージ

同サービスのパイロット事例として、中川政七商店の既存ハンカチブランド「motta(モッタ)」を、PARADEにより、リブランディングしました。

2013年の発売以降、普段使いの「肩ひじはらないハンカチ」として多くのお客様に愛用されてきたmotta。一方でさらに広く商品を届け、急速に進むオンライン化や生活者の価値観変化に対応するには、現状の延長線上ではなくビジョンのレベルからブランドを見直す必要がありました。

今回のリブランディングではアイテムが持つ価値の再検討から、ブランドビジョンを言語化。さらにブランドを体現するロゴのリニューアルや、それに伴うパッケージの変更、またコンセプチュアルな新商品の開発などを手がけました。詳細はmottaのプレスリリースをお待ちください。

Instagram:@motta_handkerchief
https://www.instagram.com/motta_handkerchief/
 

  • メンバーからコメント


株式会社中川政七商店 代表取締役会長
PARADE株式会社 代表取締役社長 
中川政七

京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長に就任、2018年より会長を務める。業界初の工芸をベースにしたSPA業態を確立し、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。初クライアントである長崎県波佐見焼の陶磁器メーカー、有限会社マルヒロでは新ブランド「HASAMI」を立ち上げ空前の大ヒットとなる。2015年には、独自性のある戦略により高い収益性を維持している企業を表彰する「ポーター賞」を受賞。経営者・デザイナー向けのセミナーや講演歴も多数。著書に『小さな会社の生きる道。』(CCCメディアハウス)、『経営とデザインの幸せな関係』(日経BP社)、『日本の工芸を元気にする!』(東洋経済新報社)等。

<コメント>
会社やブランドにとってビジョンが重要であることは、昨今のビジョン(あるいはミッション、パーパス)ブームを見るまでもなく、中川政七商店で20年やってきた中で身を持って感じています。しかしながら世の中ではビジョンが本当の意味で機能していない事例が散見されます。PARADEではビジョン達成に向けて愚直に取り組むブランドがきちんと報われるお手伝いをしていきたいと思います。その中で、海外の先進事例やデジタルに対する知見と未来を見据える視点を併せ持った、Takramとともに取り組めることは大変心強いです。
 


株式会社Takram ビジネスデザイナー
PARADE株式会社 取締役副社長
佐々木康裕

ビジネスデザイナー。Takramではデザイン思考や認知心理学、システム思考を組み合わせた領域横断的なアプローチでエクスペリエンス起点のクリエイティブ戦略、事業コンセプト立案を展開。スローメディア「Lobsterr」の共同創業者、ベンチャーキャピタルMiraiseの投資家メンター、グロービス経営大学院の客員講師(デザイン経営)も務める。著者に『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 』(NewsPicksパブリッシング)、『パーパス 「意義化」する経済とその先』(同)、『いくつもの月曜日』(Lobsterr Publishing)等。

<コメント>
生活者の興味は、商品やデザインの良さから、多くの人の共感を呼ぶ社会性を帯びたビジョンに移ってきています。PARADEの「ビジョナリーブランディング」は今まさに求められているブランドのビジョン作りをサポートできると信じています。また、PARADEはビジョンの策定だけでなく、これからのブランドビジネスの主戦場であるデジタル領域の取り組みも進めて行く予定です。中川政七商店が持つ数々のブランド再生の実績とTakramのデジタル時代を踏まえた顧客体験設計の経験を統合することで、PARADEから「志あるブランドを世の中に届ける」ことを楽しみにしています。
 

  • オンラインイベント「未来のブランドの在り方」開催のお知らせ


PARADEの設立および、ビジョナリーブランディングのサービス開始にあたり、オンラインイベント「未来のブランドの在り方 ーこれからの、ブランドとビジョンの関係ー」を10月21日(木)19時から開催します。
今回のイベントでは中川政七と佐々木康裕がトークセッション形式で、これからのブランドとビジョンの関係がどうあるべきかについて語ります。ぜひご参加ください。

イベント名:未来のブランドの在り方 ーこれからの、ブランドとビジョンの関係ー
日時:2021年10月21日(木)19時~20時30分
参加費用:無料
登壇者:PARADE株式会社 代表取締役社長 中川政七 / PARADE株式会社 取締役副社長 佐々木康裕
参加方法:以下URLよりお申し込みいただいた方にイベントのURLをお送りします。
申し込み先:https://parade-brandvision-talk.peatix.com
 

  • PARADE株式会社


設立:2021年1月8日
代表取締役社長:中川淳
取締役副社長:佐々木康裕
資本金:1000万円
事業内容:ビジョナリーブランディングに特化したコンサルティングサービス
URL:https://join-parade.jp/ 
 

  • 設立関連企業


<株式会社中川政七商店>

1716年(享保元年)に創業し、2016年で300周年を迎えた奈良の老舗。“日本の工芸を元気にする!”をビジョンに掲げ、中川政七商店・遊 中川・日本市などのブランドで全国に約60の直営店を展開するほか、業界特化型の経営コンサルティングなども行う。

 

会社名:株式会社中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)
代表:代表取締役会長 中川政七、代表取締役社長 千石あや

本社所在地:奈良県奈良市東九条町1112-1
設立:1716年 (享保元年)
資本金:1000万円 
URL:https://nakagawa-masashichi.jp/ 
事業内容:生活雑貨の企画・製造・卸・小売、
業界特化型経営コンサルティング、産地支援事業     など

<株式会社Takram>

「Discover and deploy value. In our clients, society, and in ourselves.」をミッションに、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファーム。未来をつくる人や組織のパートナーとして、プロダクトからサービス、ブランドにアイデアまで、デザインの力で変化を生み出す。現在、東京・ロンドン・NYを拠点とする。

 

会社名:株式会社Takram(タクラム)

代表:代表取締役 田川欣哉

本社所在地:東京都渋谷区神宮前5-7-4 穏田今泉ビル

設立:2005年

資本金:1500万円 

URL:https://ja.takram.com/

事業内容:デザインによるイノベーション支援

※TakramはホールディングカンパニーであるTakram Oneness株式会社からPARADE株式会社へ出資しています

<コンサルティングサービスお問合せ先> 
contact@join-parade.jp

<メディア関係者様お問合せ先>
PARADE株式会社 広報 谷尻 純子 pr@join-parade.jp

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