英オクトパスエナジーがジェネレーション・インベストメント・マネジメント社からの6億ドルの資金調達に合意
再生可能エネルギーへの移行をグローバルに推進するというオクトパスのミッションを大きく加速
※本プレスリリースは2021年9月28日に英国で配信したプレスリリースの抄訳です。
2021年9月27日、ロンドン
オクトパスエナジー・グループ(本社:英国。以下、オクトパス)は、この度、2004 年に設立されたジェネレーション・インベストメント・マネジ メント(以下、ジェネレーション)と戦略的パートナーシップを締結しました。ジェネレーションは、持続可能性と気候変動対策を推進する事業を支援することを目的として設立された会社で、このたびの提携により、オクトパスは、英国のEnTech(エンテック、Energy Tech。エネルギー技術の略)のパイオニア企業として、契約前で40 億ドル、契約後に最大 46 億ドルの評価を受けることになります。
この契約は数ヶ月前から準備されていたもので、ジェネレーションは、その長期的な株式戦略により、同事業の最大約13%の株式を取得することになります。オクトパスは、ジェネレーションの戦略的投資による資金を活用し、再生可能エネルギー革命を世界的に推進するというミッションをさらに大きく前進させることになります。
オクトパス独自のテクノロジー・プラットフォームである「クラーケン」は、英国、米国、ドイツ、スペイン、ニュージーランドのオクトパス独自の小売事業に加え、Good Energy、Hanwha Corporation、Origin Energy、nPower、E.ONとのライセンス契約により、世界各国1,700万件の顧客・エネルギーアカウントに対し、優れた顧客体験、高度に効率化されたオペレーション、よりクリーンでよりスマートなエネルギーソリューションを提供しています。
オクトパスは、30億英ポンドを超える再生可能エネルギー発電事業を管理し、約150万世帯分の電力を供給する英国有数の発電事業者でもあります。
オクトパスは、ロンドンを拠点とする独立した研究施設であるCentre for Net Zeroを設立しました。この施設では、技術、環境、計量経済学、政策の分野で最大かつ最高の頭脳を結集し、世界中の政府や企業が、クリーン技術やグリーンエネルギーの革新を加速するために利用できる研究結果やツールを提供することで、気候変動との戦いを政府レベルにまで高めています。
また、英国初となる、熱エネルギー分野の脱炭素化を目指すR&Dセンターの設立に1,000万英ポンドを投じています。22,000m3の敷地面積に様々な最新設備を備えたこのセンターは、ヒートポンプや電気ボイラーの課題解決に力を注ぎ、より環境に優しく、より安価な暖房方法を実現することを目指しています。2つの最新鋭の環境試験室と複数の試験装置を備え、ソフトウェアに加えてハードウェアの開発や市場に関する専門知識も提供するなど、最先端の研究開発が行われているほか、今後数年間でこの新分野における数千人の雇用を創出するため、オーダーメイドのトレーニング機能も提供します。
今回の提携を通じて、ジェネレーション社は最大6億ドルの戦略的投資により、約5,500万ドルの出資をしたオリジン・エナジー社と並ぶ、約13%の株式を取得することとなり、世界的な事業拡大と技術開発に向けた動きが加速されます。
オクトパスは、スマートグリッド機能を強化し、2027年までに「クラーケン」で1億件のエネルギーアカウントをサポートするという目標を掲げ、世界中でグリーンエネルギー革命を推進していきます。
オクトパスは、過去18ヶ月の間に米国とドイツで事業を開始、さらに、スマートグリッド技術のスペシャリストであるUpside Energy社を買収するなど、 急成長中のディスラプター企業としてその事業領域を強化してきました。英国では、初の電気自動車(EV)の充電プラットフォーム「Electric Juice」を立ち上げ、ヨーロッパ全土に10万カ所以上の充電ポイントを設置するまでに急成長しました。また、テスラ社と提携し、英国とドイツで「Tesla Power」を立ち上げています。
市場参入以来、オクトパスは、顧客サービス、技術、ビジネスリーダーシップなどが評価され、National Technology Awards、International Business Awards、USwitch Energy Awardsなど、80以上の賞を受賞しています。また、オクトパスは、英国の消費者団体Which? から過去4年連続で「推奨企業」とされる唯一のエネルギー企業です。
オクトパスエナジー創業者 兼 CEO グレッグ・ジャクソンからのコメント:
「現在、英国のエネルギー市場は厳しい状況にありますが、化石燃料への依存をなくすためには、再生可能エネルギーや技術への投資が必要であることが浮き彫りになりました。この中で、世界をより良く変える持続可能な企業を支援するために設立されたジェネレーション・インベストメント・マネジメントとの提携を発表できることを嬉しく思います。3年前、オクトパスエナジーの経営陣は、設立間もない会社の成長計画について話し合いました。私たちは、『不都合な真実2 放置された地球』を見て、世界中のエネルギーをより低価格に、そしてより早くグリーン化するという私たちのミッションをさらに拡大推進するのだ、と大いに刺激を受けたのです。アル・ゴア氏が共同で設立し、会長を務めるジェネレーション社の支援を受けることで、この夢を実現することができます」
ジェネレーション・インベストメント・マネジメントを代表して、長期株式戦略のパートナーであるトム・ホッジスからのコメント:
「オクトパスエナジーは、システムや気候変動に前向きな企業を支援するために長期的な投資を行うというジェネレーションのミッションに非常に合致したパートナーです。世界は、パリ協定の目標を達成するために不可欠な、前例のないエネルギー転換の初期段階にあります。この目標は、環境と消費者の双方にとって、より良い方法で達成することができるはずです。オクトパスとそのソフトウェアプラットフォームである「クラーケン」は、イノベーションの最前線にあり、必要とされるダイナミックで柔軟な再生可能エネルギーシステムの構築に大いに貢献しています。ジェネレーションは、オクトパスエナジーとパートナーシップを結び、その未来を築くお手伝いができることを嬉しく思います。」
===ENDS===
注釈:
・提携内容:この取引は3億ドルの即時投資と、2022年6月までに一定の資金調達条件の下、3億ドルの追加投資の予定で構成されています。
・オクトパスエナジーは、2021年9月24日までに250万件の顧客を保有していました。2021年9月25日にAvro Energy社の60万件の顧客を引き受けたことで、同社の顧客数は310万件に増加しました。
・すべての添付画像は以下よりご覧いただけます。
(https://www.dropbox.com/sh/tjar2kyxomv93gf/AACt7WmqZmEEZBRTG1-wm8lua?dl=0)
・すべてのドル表示は米ドルを参照しています。
・この取引についてはKPMGがアドバイザリーを務めました
オクトパスエナジー・グループについて
オクトパスエナジー・グループ(OEG)は、2016年、「テクノロジーの力でグリーンエネルギー革命を実現し、お客様の体験を変革する」というビジョンを掲げ、英国にて設立されました。 OEGはB-Corpに認定されており、英国国内のエネルギー部門では、オクトパスエナジー、M&Sエナジー、Affect Energy、Ebico、London Power、Co-opエナジーを通じて、310万件のお客様に安価で環境に優しい電力を提供しています。
グループ傘下には、サステナブルなビジネスを支援する事業体向けの「オクトパスエナジー・フォー・ビジネス」や、クリーンな輸送手段をより安く、より簡単にするための支援する「オクトパス・エレクトリック・ビークルズ」、さらに、何千もの家庭にスマート製品を提供する「オクトパスエナジー・サービス」、欧州最大級の太陽エネルギーへの投資家として、欧州全土で34億ポンドの再生可能エネルギー資産を管理する 「オクトパスエナジー・ジェネレーション」など様々な事業部門が所属しています。
OEGの技術部門であるクラーケン・テクノロジー(Kraken Technologies Ltd.)は、高度なデータと機械学習機能(AI)に基づいた独自の自社プラットフォームを開発・提供しており、Krakenはエネルギーサプライチェーンの多くを自動化して、世界が分散化・脱炭素化されたエネルギーシステムに移行しようとする中において、卓越したサービスと効率化で世界中から評価されており、Good Energy社(英国)、E.ON energy社(ドイツ)、Origin社(豪州)との取引を通じて、世界中で1,700万以上のビジネスをサポートするためにライセンスされています。
日本での活動
2020年12月、オクトパスエナジー・グループは、135年の歴史を持つ国際的なエネルギー企業である東京ガスと戦略的提携に合意し、「オクトパスエナジー」ブランドを日本で立ち上げるためTGオクトパスエナジーを設立したことを発表しました。東京ガスは、約2億ドル(約200億円)を出資し、これによりオクトパスエナジー・グループの9.7%の株式を取得しています。これに伴い、オクトパスエナジー社は20億ドル以上(当時)の評価を受けました。
米国、日本、ドイツ、スペイン、ニュージーランド、オーストラリアで事業を展開するオクトパスエナジー・グループは、手頃な価格のグリーン革命を推進するというミッションを掲げ、グローバルに活動しています。
持続可能なビジネスを支援することを目的としています。
- オクトパスエナジー・グループが、ジェネレーション・インベストメント・マネジメントから最大6億ドルの追加投資を受け、同社の評価額は最大46億ドルに。
- オクトパスエナジー・グループは、12カ国でエネルギー技術、再生可能エネルギー、エネルギー小売事業を展開するグローバル企業です。
- ジェネレーション・インベストメント・マネジメントは、360億ドル規模のファンドマネジメント会社であり、持続可能なビジネスを支援することを目的としています。
2021年9月27日、ロンドン
オクトパスエナジー・グループ(本社:英国。以下、オクトパス)は、この度、2004 年に設立されたジェネレーション・インベストメント・マネジ メント(以下、ジェネレーション)と戦略的パートナーシップを締結しました。ジェネレーションは、持続可能性と気候変動対策を推進する事業を支援することを目的として設立された会社で、このたびの提携により、オクトパスは、英国のEnTech(エンテック、Energy Tech。エネルギー技術の略)のパイオニア企業として、契約前で40 億ドル、契約後に最大 46 億ドルの評価を受けることになります。
この契約は数ヶ月前から準備されていたもので、ジェネレーションは、その長期的な株式戦略により、同事業の最大約13%の株式を取得することになります。オクトパスは、ジェネレーションの戦略的投資による資金を活用し、再生可能エネルギー革命を世界的に推進するというミッションをさらに大きく前進させることになります。
オクトパス独自のテクノロジー・プラットフォームである「クラーケン」は、英国、米国、ドイツ、スペイン、ニュージーランドのオクトパス独自の小売事業に加え、Good Energy、Hanwha Corporation、Origin Energy、nPower、E.ONとのライセンス契約により、世界各国1,700万件の顧客・エネルギーアカウントに対し、優れた顧客体験、高度に効率化されたオペレーション、よりクリーンでよりスマートなエネルギーソリューションを提供しています。
オクトパスは、30億英ポンドを超える再生可能エネルギー発電事業を管理し、約150万世帯分の電力を供給する英国有数の発電事業者でもあります。
オクトパスは、ロンドンを拠点とする独立した研究施設であるCentre for Net Zeroを設立しました。この施設では、技術、環境、計量経済学、政策の分野で最大かつ最高の頭脳を結集し、世界中の政府や企業が、クリーン技術やグリーンエネルギーの革新を加速するために利用できる研究結果やツールを提供することで、気候変動との戦いを政府レベルにまで高めています。
また、英国初となる、熱エネルギー分野の脱炭素化を目指すR&Dセンターの設立に1,000万英ポンドを投じています。22,000m3の敷地面積に様々な最新設備を備えたこのセンターは、ヒートポンプや電気ボイラーの課題解決に力を注ぎ、より環境に優しく、より安価な暖房方法を実現することを目指しています。2つの最新鋭の環境試験室と複数の試験装置を備え、ソフトウェアに加えてハードウェアの開発や市場に関する専門知識も提供するなど、最先端の研究開発が行われているほか、今後数年間でこの新分野における数千人の雇用を創出するため、オーダーメイドのトレーニング機能も提供します。
今回の提携を通じて、ジェネレーション社は最大6億ドルの戦略的投資により、約5,500万ドルの出資をしたオリジン・エナジー社と並ぶ、約13%の株式を取得することとなり、世界的な事業拡大と技術開発に向けた動きが加速されます。
オクトパスは、スマートグリッド機能を強化し、2027年までに「クラーケン」で1億件のエネルギーアカウントをサポートするという目標を掲げ、世界中でグリーンエネルギー革命を推進していきます。
オクトパスは、過去18ヶ月の間に米国とドイツで事業を開始、さらに、スマートグリッド技術のスペシャリストであるUpside Energy社を買収するなど、 急成長中のディスラプター企業としてその事業領域を強化してきました。英国では、初の電気自動車(EV)の充電プラットフォーム「Electric Juice」を立ち上げ、ヨーロッパ全土に10万カ所以上の充電ポイントを設置するまでに急成長しました。また、テスラ社と提携し、英国とドイツで「Tesla Power」を立ち上げています。
市場参入以来、オクトパスは、顧客サービス、技術、ビジネスリーダーシップなどが評価され、National Technology Awards、International Business Awards、USwitch Energy Awardsなど、80以上の賞を受賞しています。また、オクトパスは、英国の消費者団体Which? から過去4年連続で「推奨企業」とされる唯一のエネルギー企業です。
オクトパスエナジー創業者 兼 CEO グレッグ・ジャクソンからのコメント:
「現在、英国のエネルギー市場は厳しい状況にありますが、化石燃料への依存をなくすためには、再生可能エネルギーや技術への投資が必要であることが浮き彫りになりました。この中で、世界をより良く変える持続可能な企業を支援するために設立されたジェネレーション・インベストメント・マネジメントとの提携を発表できることを嬉しく思います。3年前、オクトパスエナジーの経営陣は、設立間もない会社の成長計画について話し合いました。私たちは、『不都合な真実2 放置された地球』を見て、世界中のエネルギーをより低価格に、そしてより早くグリーン化するという私たちのミッションをさらに拡大推進するのだ、と大いに刺激を受けたのです。アル・ゴア氏が共同で設立し、会長を務めるジェネレーション社の支援を受けることで、この夢を実現することができます」
ジェネレーション・インベストメント・マネジメントを代表して、長期株式戦略のパートナーであるトム・ホッジスからのコメント:
「オクトパスエナジーは、システムや気候変動に前向きな企業を支援するために長期的な投資を行うというジェネレーションのミッションに非常に合致したパートナーです。世界は、パリ協定の目標を達成するために不可欠な、前例のないエネルギー転換の初期段階にあります。この目標は、環境と消費者の双方にとって、より良い方法で達成することができるはずです。オクトパスとそのソフトウェアプラットフォームである「クラーケン」は、イノベーションの最前線にあり、必要とされるダイナミックで柔軟な再生可能エネルギーシステムの構築に大いに貢献しています。ジェネレーションは、オクトパスエナジーとパートナーシップを結び、その未来を築くお手伝いができることを嬉しく思います。」
===ENDS===
注釈:
・提携内容:この取引は3億ドルの即時投資と、2022年6月までに一定の資金調達条件の下、3億ドルの追加投資の予定で構成されています。
・オクトパスエナジーは、2021年9月24日までに250万件の顧客を保有していました。2021年9月25日にAvro Energy社の60万件の顧客を引き受けたことで、同社の顧客数は310万件に増加しました。
・すべての添付画像は以下よりご覧いただけます。
(https://www.dropbox.com/sh/tjar2kyxomv93gf/AACt7WmqZmEEZBRTG1-wm8lua?dl=0)
・すべてのドル表示は米ドルを参照しています。
・この取引についてはKPMGがアドバイザリーを務めました
オクトパスエナジー・グループについて
オクトパスエナジー・グループ(OEG)は、2016年、「テクノロジーの力でグリーンエネルギー革命を実現し、お客様の体験を変革する」というビジョンを掲げ、英国にて設立されました。 OEGはB-Corpに認定されており、英国国内のエネルギー部門では、オクトパスエナジー、M&Sエナジー、Affect Energy、Ebico、London Power、Co-opエナジーを通じて、310万件のお客様に安価で環境に優しい電力を提供しています。
グループ傘下には、サステナブルなビジネスを支援する事業体向けの「オクトパスエナジー・フォー・ビジネス」や、クリーンな輸送手段をより安く、より簡単にするための支援する「オクトパス・エレクトリック・ビークルズ」、さらに、何千もの家庭にスマート製品を提供する「オクトパスエナジー・サービス」、欧州最大級の太陽エネルギーへの投資家として、欧州全土で34億ポンドの再生可能エネルギー資産を管理する 「オクトパスエナジー・ジェネレーション」など様々な事業部門が所属しています。
OEGの技術部門であるクラーケン・テクノロジー(Kraken Technologies Ltd.)は、高度なデータと機械学習機能(AI)に基づいた独自の自社プラットフォームを開発・提供しており、Krakenはエネルギーサプライチェーンの多くを自動化して、世界が分散化・脱炭素化されたエネルギーシステムに移行しようとする中において、卓越したサービスと効率化で世界中から評価されており、Good Energy社(英国)、E.ON energy社(ドイツ)、Origin社(豪州)との取引を通じて、世界中で1,700万以上のビジネスをサポートするためにライセンスされています。
日本での活動
2020年12月、オクトパスエナジー・グループは、135年の歴史を持つ国際的なエネルギー企業である東京ガスと戦略的提携に合意し、「オクトパスエナジー」ブランドを日本で立ち上げるためTGオクトパスエナジーを設立したことを発表しました。東京ガスは、約2億ドル(約200億円)を出資し、これによりオクトパスエナジー・グループの9.7%の株式を取得しています。これに伴い、オクトパスエナジー社は20億ドル以上(当時)の評価を受けました。
米国、日本、ドイツ、スペイン、ニュージーランド、オーストラリアで事業を展開するオクトパスエナジー・グループは、手頃な価格のグリーン革命を推進するというミッションを掲げ、グローバルに活動しています。
持続可能なビジネスを支援することを目的としています。
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