【7割近くの企業がアウトソーシングを活用】企業経営者/経理財務責任者1,025人に調査!アウトソーシングの結果に満足するための条件とは?

アウトソーシングに求められるのは“確実なコスト削減”

株式会社EPコンサルティングサービス(本社所在地:東京都港区、代表取締役:野﨑 正幸)は、従業員数100人~1,000人の企業の経営者・経理財務責任者を対象に、「社内の管理業務×アウトソーシング」に関する調査を実施しました。
企業にとって非常に重要な業務である経理や財務、人事などの管理業務(バックオフィス)。
営業部門やマーケティング部門などのフロントオフィスとは異なり、企業の売上に直接関わりはありませんが、特に経理や財務といった資金繰りやお金の流れを管理する業務が立ち行かなくなれば、円滑な経営は非常に困難なものになってしまいます。

一般的に、バックオフィス業務は企業間での業務の差が小さいと言われていることもあり、業務効率化やコスト削減のために、アウトソーシングなどを利用している企業も少なくないでしょう。
とはいえ、例えば外資系企業などの場合、国内企業とは異なる部分も実は少なくないので、アウトソーシングしたくてもなかなか難しいのが実情かもしれません。

では、実際に企業は管理業務のアウトソーシングを進めているのでしょうか。
また、アウトソーシングを図りたい業務や現状の課題とは何なのでしょう?

そこで今回、プロフェッショナルアウトソーシングサービスを提供する株式会社EPコンサルティングサービスhttps://www.epcs.co.jp/)は、従業員数100人~1,000人の企業の経営者・経理財務責任者を対象に、「社内の管理業務×アウトソーシング」に関する調査を実施しました。
 
  • 【今や当たり前!?】管理業務のアウトソーシング率は高い
はじめに、皆さんの会社におけるアウトソーシングの実施状況について伺っていきたいと思います。


「ご自身の会社の管理業務(バックオフィス業務)でアウトソーシングしているものはありますか?」と質問したところ、7割近くの方が『はい(68.3%)』と回答しました。

半数を大幅に超え、3分の2も超える数の会社が、既にアウトソーシングを活用していることが明らかになりました。
企業にとってアウトソーシングは、今や日常的なものになりつつあると言えるかもしれません。

皆さんがアウトソーシングをどのような形で活用しているのかも、気になるところです。
そこで、活用している業務についても伺おうと思います。

前の質問で『はい』と回答した方に、「どの業務をアウトソーシングしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『経理(38.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『会計(37.3%)』『税務(32.7%)』と続きました。

『経理』と『会計』が近い比率で多くの回答を集めると共に、『税務』も30%以上の回答を集める結果となりました。
また、この3つはいずれもバックオフィスの代表とも言えそうな業務です。多くの企業は、バックオフィス業務についてアウトソーシングを活用していることがわかります。
 
  • 【最大の理由は業務効率化!】アウトソーシングする目的・理由
先程の調査では、多くの企業がバックオフィス業務でアウトソーシングを活用していることがわかりました。
では、その理由は一体何なのでしょうか。アウトソーシングしている目的などについても、皆さんにお聞きしようと思います。


「その業務をアウトソーシングしている目的や理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『業務効率化(63.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『コスト削減(53.6%)』と続きました。

『コスト削減』も多くの回答が集まりましたが、それ以上に『業務効率化』に多くの回答が集まりました。

バックオフィスの仕事量に手を焼いている会社の姿が、思い浮かぶような結果と言えるでしょう。
また、皆さんはバックオフィス業務のアウトソーシングについて、『業務効率化』『コスト削減』の面で有効と判断している、と言えるかもしれません。
 
  • 【コストパフォーマンスが“低い”!?】現状のアウトソーシングの満足度
ここまでの調査で、既に多くの会社がアウトソーシングを活用しており、中でも管理業務で多く活用されていることがわかりました。
また、アウトソーシングを活用する企業は、コスト削減以上に業務効率化を求めていることも見えてきたと思います。

では、これらのアウトソーシング活用を実際に行う企業は、求めた結果を得ることができたのでしょうか。
実施するアウトソーシングに満足しているのかどうかについても、皆さんに伺ってみようと思います。


「管理業務のアウトソーシングに満足していますか?」と質問したところ、『とても満足している(21.0%)』『ある程度満足している(63.4%)』『あまり満足していない(14.1%)』『全く満足していない(1.5%)』という結果になりました。

『とても満足』『ある程度満足』を合計すると、実に85%近い会社がアウトソーシングに満足していることが明らかになりました。
しかしその一方で、『ある程度満足』が6割以上に達している点も見逃すべきではないでしょう。

また、はっきり『満足していない』と回答された方もいらっしゃいました。この不満については、さらに詳しくお聞きしようと思います。

「満足していない理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『セキュリティ面に不安がある(情報漏えいのリスクなど)(34.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『コスト削減に繋がっていない(33.9%)』『自社にノウハウが蓄積されない(32.1%)』と続きました。

アウトソーシングで極めて重要となる、“セキュリティ関連の課題”が最多となりました。

情報が漏えいした場合の損害は、もちろん計りしれません。
しかし、漏えい防止のための準備を尽くすと、業務量が増えてしまうのも現実です。
場合によっては、「何のためにアウトソーシングするのかわからない」といった本末転倒な状況にもなりかねないでしょう。

『コスト削減に繋がっていない』という回答もまた、まさに「何のためかわからない」と感じる課題だと言えます。真の意味での効率化やコスト削減で、皆さんは大いにお悩みのようです。

アウトソーシングで困ったことについては、さらに詳しく実体験をお聞きしました。

■アウトソーシング、うちではこんな困ったことが起きました!
・自社に合わない経理処理で、再確認で二度手間になった(30代/女性/山形県)
・コミュニケーションが上手く取れないときがある(30代/女性/埼玉県)
・依頼先企業の従業員の知識力不足(40代/男性/東京都)
・機密保持管理の情報統一が上手く機能しない時期があった(50代/男性/愛知県)
・時間が守られない(50代/男性/千葉県)

再確認といった業務の増加やコミュニケーション不全など、アウトソーシングを行う体制そのものが上手く機能していないケースが目立つ結果となりました。
こうした体制そのものまで受託してくれるアウトソーサーがいると、企業は助かるかもしれませんね。
 
  • 【この業務はアウトソーシングしたい!】アウトソーシングしたい管理業務とは?
では、皆さんはこれからのアウトソーシング活用について、どのようにお考えなのでしょうか。
そのあたりを探るためにここからは、管理業務の中で特にアウトソーシングしたい業務について伺っていこうと思います。


「今後アウトソーシングしたい管理業務を教えてください(複数回答可)(※現在アウトソーシングしている企業の方は引き続きアウトソーシングしたい管理業務も含めて教えてください)」と質問したところ、『経理(34.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『会計(31.0%)』『税務(28.3%)』と続きました。

『経理』『会計』『税務』が並ぶ結果となりました。
驚くべきことに、既にアウトソーシングを活用している業務を伺った先程の質問の結果と、全く同じ並びになっています。
まだアウトソーシングを活用していない企業だけでなく、既にアウトソーシングを活用している企業の皆さんも、『経理』『会計』『税務』のアウトソーシングについては、その効果を実際に確認した上で高く評価していると言えるでしょう。

『経理』『会計』『税務』をアウトソーシングしたい理由については、さらに詳しく伺いました。

■経理をアウトソーシングしたい理由
・作業量が多く専門的な知識も要するため(40代/男性/山梨県)
・コスト削減になるから(40代/男性/神奈川県)
・経理処理をもっと楽にしたい(50代/女性/大阪府)

■会計をアウトソーシングしたい理由
・社内業務から独立して動いているため(40代/男性/東京都)
・社内リソース不足(50代/男性/福岡県)

■税務をアウトソーシングしたい理由
・法律の変更についていくのが大変(60代/男性/大阪府)

といった回答が集まりました。

人手不足のリカバーやコスト削減などのニーズに加えて、「専門性が高い業務をプロに任せたい」といったニーズも目立つ結果となっています。
最近特に多く感じる法改正への対応などは、専門家へ依頼する方が安心できるかもしれませんね。
 
  • 【会社の成長に繋がる!】アウトソーシングする上で求めるもの
先程の調査では、多くの企業が『経理』『会計』『税務』といった業務について、アウトソーシングしたいと思っていたり、実際にアウトソーシングの効果を高く評価していたりすることがわかりました。

では、この3業務を含むアウトソーシング全般についてはどうお考えなのでしょうか。
アウトソーシングに求めることについても、皆さんには伺ってみました。


「アウトソーシングする上でどのようなことを求めたいですか?(複数回答可)」と質問したところ、『確実にコスト削減に繋がる(49.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『ワンストップサービス(経理から税務まで、給与計算から社会保険事務まで など)(41.3%)』『監査要求レベルへの対応(19.6%)』と続きました。

確実なコスト削減を求める回答が、最多となりました。
「アウトソーシングがコスト削減に繋がらない」と不満に思う方が多いことは、先程の調査結果でも明らかになっています。
皆さんが現状のアウトソーシングに対し、コスト面でかなりの課題を感じていることが、こちらの結果からも伝わってきます。

また、ワンストップの利便性や法律などの専門性に期待する回答も多く集まりました。
アウトソーシングでは、「プロに任せたい」といったニーズもやはり強いようです。

では、仮にコスト/利便性/専門性に関するこうしたニーズが全て実現される場合、アウトソーシングは企業にどのようなメリットをもたらすのでしょうか。
この“理想のアウトソーシング”が企業の成長に繋がる可能性についても、皆さんにはお聞きしました。

「アウトソーシングすることでそれらの求めたいことも実現すれば、ご自身の企業は成長していくと思いますか?」と質問したところ、8割近くの方が『とてもそう思う(25.6%)』『ややそう思う(54.0%)』と回答しました。

ほとんどの企業が“理想のアウトソーシング”について、企業成長に繋がると考えていることが明らかになりました。
現状のアウトソーシングに不満を感じる一方で、アウトソーシングの可能性については高く評価していることがわかる結果と言えるでしょう。
 
  • 【まとめ】現状のアウトソーシングに満足していない企業も多い。“ワンストップ”で委託できれば企業の成長にも繋がると言える!
今回の調査で、管理業務のアウトソーシング状況が見えてきました。

『経理』『会計』『税務』といった業務をアウトソーシングしている企業が多い一方で、「ワンストップで委託できない」「コスト削減に繋がっていない」といった不満を感じている企業も少なくないことがわかったと思います。

しかし同時に、『経理』『会計』『税務』などの業務について、「引き続きアウトソーシングしたい」と考えている企業経営者/経理財務責任者が多いことも、調査では見えてきました。
また、アウトソーシングを行う上で皆さんは様々なニーズを持ち、特にワンストップサービスのニーズを持つ方が多いこともわかりました。

コロナ禍が未だ収束せず、先行きも不透明となった現在、企業にとって業務の効率化やコスト削減、またコアコンピタンス強化は、必須の取り組みと言えるでしょう。
こうした取り組みを進める際、アウトソーシングの活用は極めて有効となります。
特に、経理/財務/税務から給与計算/社会保険事務まで引き受けるワンストップサービスを提供しているアウトソーサーは、時間/人員両面でのリソース確保に大きく貢献するはずです。

企業の成長を目指すのであれば、真の意味で有用なアウトソーシングのサービス選びに取り組んでみてはいかがでしょうか。
 
  • 管理業務のアウトソーシングなら『シェアードサービス』

 

株式会社EPコンサルティングサービスhttps://www.epcs.co.jp/)が提供する『シェアードサービス』は、総務・経理などの管理業務を支援し、お客様のコア業務への経営資源集中に貢献いたします。

★経理・会計・税務アウトソーシング
EPコンサルティングサービス(EPCS)の経理・会計・税務アウトソーシングは、高い専門性を持ったプロフェッショナルチームが高品質かつスピーディにサービスを提供いたします。

【基本サービス】
・日常会計業務
・月次会計業務
・決算業務
・税務業務
・コンサルティング

【外資系向け経理・税務アウトソーシング】
EPCSの経理・会計・税務アウトソーシングは外資系企業において多くの実績を有しております。
世界有数の国際会計事務所であるアーンストアンドヤングから分離独立して設立した経緯もあり、高品質かつ効率的なサービスをご提供します。
税理士・公認会計士・USCPA、その他経験豊富なバイリンガルスタッフが多数在籍しておりますので、英文会計による記帳はもちろんのこと、US/国際基準によるレポーティング、英語でのコミュニケーションもお任せください。

【上場企業・国内企業向け経理・税務アウトソーシング】
EPCSの経理・会計・税務アウトソーシングは上場企業やその子会社において多くの実績を積み上げてまいりました。
上場企業やそれに準ずる企業に求められる要件を的確に捉え、高品質なプロフェッショナルアウトソーシングをご提供いたします。

・開示制度への対応
・監査要求レベルへの対応
・連結決算への対応

【資産流動化案件・SPCサービス】
EPCSの資産流動化案件等ストラクチャードファイナンスにおける特別目的会社(SPC)向けサービスは、ストラクチャー組成時のアドバイスやSPC設立登記支援から始まり、SPC会計・税務・その他事務管理業務、そして案件終了時の解散・清算業務までの過程において、幅広いご支援が可能です。

会計や税務、資金管理業務はもちろんのこと、多忙なアレンジャー担当者の代わりにEPCSがPM会社やレンダー、投資家等関係者間のアレンジメント業務を行い、投資家向けレポーティングや質疑応答対応、EPCS会議室を提供して会計監査対応を行うなど、きめ細やかなサービスをワンストップ/バイリンガルにてご提供いたします。

★給与計算・社会保険アウトソーシング
EPCSの給与計算・社会保険アウトソーシングは、企業規模を問わず、給与計算から労務管理のアドバイスに至るまでの総合的で高品質かつ信頼性の高いサービスを継続的に提供いたします。

【基本サービス】
EPCSの給与計算・社会保険アウトソーシングは、きめ細やかなサービスをご提供いたします。
毎月お客様よりお預かりする資料に基づいて給与計算を行い、経営分析に必要な各種資料をご提供いたします。
また、年末調整の際は、お客様のニーズに合わせた案内・記入例などの資料をご用意して、内容チェックから問い合わせ対応まで行き届いたサービスを提供しています。

社会保険手続に関しては、給与計算と連動して行いますので、お手間をかけることなく迅速で適切な処理を実現します。
高い専門的知識を持つ担当者が柔軟かつ臨機応変に対応しますので、安心してお任せいただくことができます。

【外資系向け】
EPCSの給与計算・社会保険アウトソーシングは、バイリンガルスタッフを数多く配置し、外資系企業のお客様をサポートいたします。
特有の論点がある外資系企業の給与計算、社会保険及び労務管理のアドバイスまで、お客様のニーズに合った最適で包括的なソリューションをご提案します。
日本進出時からのサポートも多く手がけておりますので、海外本社との直接のコミュニケーションもご安心してお任せいただけます。

【コンサルティング】
給与計算・社会保険アウトソーシングサービスを提供するプロフェッショナルチームは、高い専門性を有しております。
国内はもとより海外も含めた豊富な事例を活用することで、お客様が抱える課題を解決してまいります。
また、大手国際会計事務所のグローバルネットワークや法務分野におけるネットワークを活用できるのもEPCSの強みです。
人事・労務等において、お困りのことなら何でもご相談ください。

現状の管理業務アウトソーシングにご満足いただいていない企業様、これから管理業務のアウトソーシングをお考えの企業様、ぜひ株式会社EPコンサルティングサービスにご相談ください。

■株式会社EPコンサルティングサービス:https://www.epcs.co.jp/
■シェアードサービス:https://www.epcs.co.jp/services/ss/
■TEL:03-4577-1700


調査概要:「社内の管理業務×アウトソーシング」に関する調査
【調査期間】2021年9月17日(金)~2021年9月18日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,025人
【調査対象】従業員数100人~1,000人の企業の経営者・経理財務責任者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
 

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.epcs.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー16階
電話番号
-
代表者名
野﨑正幸
上場
未上場
資本金
1億円
設立
-