<世界約30カ国で特許取得>治療法が“限定的”な中枢神経疾患の克服に挑むバイオベンチャー「オリゴジェン」株式投資型クラウドファンディングを開始
~ヒト神経幹細胞を使った新たな再生医療確立へ!~
ヒト神経幹細胞による治療法の確立や創薬研究を専門とするバイオベンチャーの株式会社オリゴジェン (京都府 代表取締役:城戸 常雄)は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、2021年10月5日(火)より募集による投資申込みの受付を開始することをお知らせします。
報道関係各位
【当社プロジェクトページ】
https://fundinno.com/projects/279
当社プロジェクトとクラウドファンディング実施目的について
有効な治療法のなかった神経疾患を、治る病気にしたい
株式会社オリゴジェンは、有効な治療法が見当たらない中枢神経疾患を対象に、先天性脳白質形成不全症や多発性硬化症といった病気により手足の不自由などで苦しむ患者様と、そのご家族のQOL(生活の質)向上に貢献したいと考えています。この課題を解決するため、弊社は「オリゴジーニー(*オリゴジーニーは、弊社代表の城戸が発見し、命名したオリゴデンドロサイトに高い効率で分化する細胞であって、講学上「神経幹細胞」と呼ばれる細胞を意味し、特定の製品またはサービスの名称を意味するものではありません)」というヒト神経幹細胞を使った治療法の確立を目指しています。この細胞は神経の信号伝達を正常化する機能を有する可能性があり、症状の改善が期待できます。
この度、将来的には広い疾患に適用できる可能性がある、この細胞の利点を活かし、脊椎損傷やアルツハイマー病などの難病に有効な治療法確立などを目指し、2021年9月24日より株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOにおいて、募集案内の事前開示を開始いたしました。弊社は今回の資金調達により資本力の充実を図り、事業の成長に繋げます。募集期間は2021年10月5日~2021年10月7日、上限とする募集額は99,000,000円(1口 9万、1人 5口まで)です。
オリゴジェンの強みは、すでに「オリゴジーニー」の培養方法と採取した細胞に関する特許を有しており、日本をはじめ世界約30カ国でその特許を有していることです。これにより、「オリゴジーニー」を核とした再生医療製品の開発、創薬、新技術の開発など、多様な領域への海外市場参入が将来的に可能になると見込んでいます。これらの特許は既存の培養方法をさらに最適化したものであるため、他社による模倣も難しく、弊社の強みとなります。また、弊社では細胞から分泌されるエクソソームを使った患者様の負担を和らげる治療法の開発も行っています。エクソソームは非常に小さく、点滴からの投与が可能なため、細胞移植手術に比べて負担が少なく、免疫拒絶も受けにくいといった可能性を秘めています。こうした再生医療技術は世界的に注目されており、大手製薬会社によるM&Aや大型出資など、EXITを実現できる可能性も大きい分野であると考えています。
今後、弊社は中枢神経疾患の臨床試験は「条件付き早期承認」制度を活用した早期の上市を目指していきます。また、「オリゴジーニー」の培養技術を基盤としたその他細胞の培養技術も開発し、再生医療製品の販売や創薬など幅広いビジネスチャンスを想定しています。さらに「オリゴジーニー」の培養技術とのシナジーが期待できる領域への展開などによって、より多くの患者様の救済を目指すことで企業として成長してまいります。
■会社概要
・会社名:株式会社オリゴジェン
・所在地:京都府京都市左京区吉田下阿達町46-29 京都大学医薬系総合研究棟401
・代 表:城戸 常雄
・設 立:2015年8月
・事業内容:幹細胞技術を用いた医薬品開発
・URL : https://www.oligogen.jp/
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