全国の不登校の子どもたちが、個別指導のオンライン学習を自宅で受講できるプラットフォームを作るためクラウドファンディングを行い、目標金額達成!!
~学校へ行けなくてもオンラインで学習できることが当たり前の社会へ~
特定非営利活動法人 志塾フリースクールラシーナ(理事長:田重田 勝一郎 所在地:大阪府富田林市・堺市)は、全国の不登校の子どもたちが、フリースクールや学習支援団体が行うオンライン授業を自宅で受講できるための仕組み=プラットフォームを作るためクラウドファンディングを行い、多くの賛同者様が集まり目標金額の100万円を達成いたしました。
<クラウドファンディングの詳細はこちら→ https://readyfor.jp/projects/nomad >
<クラウドファンディングの詳細はこちら→ https://readyfor.jp/projects/nomad >
- プラットフォームと作ろうと思った経緯
①緊急事態宣言発令により全国一斉休校となった時に、住んでいる地域によりオンライン学習を行うか行わないかで教育格差が出た。(出典:文部科学省 学校に関する状況調査、取組事例等)
②青森市教育委員会による発表では、青森市では授業のオンライン化により不登校生徒の7割が授業に参加し、学校再開後の登校にも繋がり、その維持率が例年より高かった。(出典:教育家庭新聞 掲載許可取得済)
③オンライン学習会「ノ・マド」(毎週1回1時間、マンツーマン指導で行うオンライン学習支援)を、緊急事態宣言の発令によりフリースクールに来られなくなった子供向けに開始し、その後日本財団の助成を受け、対象を全国の小中学生に拡大した。助成期間が終了し、受講が有料となっても「ノ・マド」受講を続ける子どもが84.2%となり、オンライン学習の必要性を感じた。
④学びをオンライン化するには、学習サポート方法・教材やりとり・運営ノウハウ・広報活動・支援者と利用者のマッチング・予約管理・機械のサポートなど、ハードルがいくつもあると、オンライン学習会「ノ・マド」を運営し見えてきた。
⑤学校へ行けない子どもに対する全国の学習支援団体やフリースクールの活動が、コロナにより途絶えてしまったケースが多かった。
これらのことから、様々な事情で学校へ行けない子どもに対し、全国の学習支援団体・フリースクール等がスムーズにオンライン学習を取り入れることができ、子ども(利用者)と支援者をマッチングし、地域格差なく全国どこにいてもオンラインで学べる仕組み=プラットフォームを作ろうと思いました。
- オンライン学習プラットフォームを作る目的
① 子どもたちへ
コロナが不安で学校や塾に行きづらい子ども、不登校、長期入院中など、様々な理由で学校へ行けず、学習機会が失われている全国の子どもが、自宅でオンライン学習ができるようにするため。
② フリースクール・学習支援団体へ
オンライン学習支援にまつわる業務を一括で管理できるシステムの開発や、運営のノウハウ、機械の設定やレクチャー、全国の学習支援団体と連携して地域を限定せずに利用者を集める取り組みをプラットフォーム側が行い、学習支援団体は学びを届けることだけに集中できるようにするため。
③ 社会にオンライン学習の仕組みを普及させるため
「多様性の時代」「個々の時代」と言われる現代。オンライン学習が、個々を大切にし学び方・生き方の選択肢を増やすと考えられるため、子どもたちの未来のためにオンライン学習のプラットフォーム作り、社会スタンダードにするため。
- プラットフォーム開発プロジェクトの展望とビジョン
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、オンライン学習支援プラットフォームの開発費用に充当いたします。
ご支援いただいたリターンとして、「オンライン学習プログラム1ヵ月無料受講クーポン(学習約4回分 学習内容により異なる)」を支援金額に応じた人数分発行し、オンライン学習を利用したい子どもたちをサポートします。
プラットフォームの開発はクラウドファンディング達成後直ちに開始し、2022年春頃のサービス開始予定。また、開発と並行してプラットフォーム参加団体の募集も行います。
プラットフォームに参加する子どもの人数目標は、初年度2022年は200人です。
(目標内訳:学習支援団体10団体×各団体の参加者数平均20名=200人)
2023年度以降も継続的に参加団体や利用する子どもの募集を続け、オンラインで”学ぶ”ことが当たり前の社会を作っていきます。
- オンライン学習プラットフォームを学習支援団体が取り入れるメリット
①オンラインでの”学び”を届けることだけに集中できる
以下の業務はプラットフォーム側で行います。
・運営にかかわる予約・振替の調整
・ZoomURLの発行
・利用者と支援者へのリマインド
・プログラムを有償で実施する場合の決済機能的なサポート
・PCの設定サポート及び利用者へのレクチャー
など。
②多様なオリジナルプログラム実施が可能
教科学習だけではなく、プログラミングや英会話、ピアノのレッスンなど各団体で取り組んでいる”学び”をオンラインで提供できます。また、プログラムの利用料は団体側で自由に設定可能です。
③支援団体の利用者の間口が広がる
プログラムをオンライン化することで、場所を問わず全国どこからでも参加及び学びの提供ができます。団体の普段の活動地域以外の子どもにもプログラムを届けることができ、活動範囲が広がります。
- オンライン学習「ノ・マド」について
オンライン学習会「ノ・マド」は私たちのフリースクールに通う子どもたちが、コロナ禍で教室に通えなくても学び続けられるように、オンラインで学習する時間を作ったのがきっかけです。
標準教材としてeboard(https://info.eboard.jp/)を採用し、習熟レベルに合わせて学習を進める他、ニーズに合わせて柔軟にカリキュラムを組んでいます。
ただ勉強を一緒にするだけではなく、コロナ禍で家族以外の人とのコミュニケーションが減ってしまったり、不登校やひきこもりでそもそも人との関わりが少ないお子さんの、不安やストレス軽減のためのコミュニケーションを重視している点も、大きな特徴の一つです。
この時、保護者を対象としたアンケートでは、
「休校で家に閉じこもり、予定がない日が続いたことで昼夜逆転してしまっていたが、オンライン学習の予定が入ったことによって朝起きるようになって、生活が整った」
「人と話すことで、ストレスや不安が和らいだ」
「オンラインの方が人の目を気にせずに学習に集中できる」
「教室に出席する元気がないときでも自宅から学習できるのが良い」
といった声がありました。
このような声を受け、「ノ・マド」を私たちのフリースクールに通う子どもだけではなく、全国の学校に行けないでいる子どもたちに広げたいと考えるようになりました。
そこで、日本財団の支援を受け、受講対象を全国の子どもたちに広げ、講師も全国から募りスタートしたのが現在の「ノ・マド」です。
現在は、完全個別指導のオンライン学習会として、全国各地から集まった大学生や社会人が、当団体が定める研修を修了して講師となり、オンラインでマンツーマンの学習支援を全国の学校へ行けないでいる子どもたちに行っています。
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私たちは、クラウドファンディングでご支援いただいた資金をもとに、オンライン学習「ノ・マド」運営経験を活かし、全国の不登校の子ども達が完全個別指導のオンライン学習を自宅で受けられることを社会スタンダードにするため、オンライン学習のためのプラットフォームを作っていきます。
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■完全個別指導のオンライン学習会「ノ・マド」
Web https://www.nomad.shijuku-fs.org/
■志塾フリースクールラシーナ 関連リンク
Web https://lacina.shijuku-fs.org/
Twitter https://twitter.com/shijuku_lacina
Facebook https://www.facebook.com/shijuku.lacina/
Instagram https://www.instagram.com/lacina.shijukufs/
■団体概要
団体名:特定非営利活動法人 志塾フリースクールラシーナ
設立: 2016年3月
理事長:田重田 勝一郎
所在地:
・富田林教室 大阪府富田林市甲田2-20-14 田守ビル2F TEL 0721-81-0417
・泉北教室 大阪府堺市中区深井沢町3332 グランプリビル4F TEL 072-275-6867
事業内容:フリースクールの運営
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