エイドリアン・チェン氏とカリーヌ・ロワトフェルド氏がアジア初となるマルチブランドの展示会SAVOIR-FAIRE: THE MASTERY OF CRAFT IN FASHIONを開催
香港とパリでの祝賀イベントに加え、展示会ではファッションと職人技術を巡る旅で来場者を魅了
2021年10月21日(東京)-香港のビクトリア・ドックサイドにあるK11 Art & Cultural Centreで12月13日から開催予定の「Savoir-Faire: The Mastery of Craft in Fashion」展では、世界中の伝説的なクチュールハウスやデザイナーが提供する美しい作品が展示されます。「Savoir-Faire」はエイドリアン・チェン氏とカリーヌ・ロワトフェルド氏のコラボレーション最新作となり、職人技術の保護に取り組むことを目指し、厳選されたファッション作品と職人技術によるコレクションを紹介します。「Savoir Faire: The Mastery of Craft in Fashion」展ではオートクチュールやプレタポルテの作品と並んで、K11 Craft & Guild Foundationからの次世代の希少な芸術品も目玉となります。
本展は世界的に著名なファッション・スタイリスト兼エディター、カリーヌ・ロワトフェルド氏の厳選品を中心としながらテーマ別に企画され、ロワトフェルド氏によるコレクションのユニークな作品と共にバレンシアガ、シャネル、クリスチャン・ディオール、ジバンシィ、イリス・ヴァン・ヘルペン、ロエベ、ルイ・ヴィトン、トム・フォード、バレンチノを含む有名なデザインハウス、リチャード・クイン氏やトム・ヴァンデル・ボルクト氏などのアバンギャルドなデザイナーの希少で優れた作品を特集します。視覚的、物理的に夢中になれるよう設計された本展は、来場者をロワトフェルド氏のファッション誌の中へと引き込みます。
文化起業家兼K11 Craft & Guild Foundation設立者であるエイドリアン・チェン氏は「職人技術の理解を通じて、伝統、アイデア、技術により、ファッションは社会や文化のつながりと交換を創造しています」と述べています。「未来に向けたイノベーションのため、作品と職人技術にパワーを与えることをカリーヌ氏と共に成し遂げられるのを嬉しく思っています。我々は香港の文化的景観を活性化するために、かつてない規模の展示会をアジアで初めて開催します。」
「Savoir-Faire」のキュレーターを務めるカリーヌ・ロワトフェルド氏は「歴史を通して、エディターは雑誌の紙面をファッションの並外れたアイデアや作品に命を吹き込むためのキャンバスとして使ってきました」とコメントしています。「ストーリーテリングで視覚的な旅を演出する本展では、最も称賛に値する作品を展示していきます。本展が歴史と次世代のファッションの中心への深い審美眼にかなうことを願っています。併せて、若い来場者がファッション業界の未来に影響を与え、そして、我々の作品が彼らの想像力やクリエイティビティを引き出し、ファッションの最も重要な技術を存続させていくための取り組みを促せるよう願っています。」
チェン氏とロワトフェルド氏がホームシティで祝賀会を開催することもあり、本展の開幕は世界的に大きな話題となります。12月10日にはパリの歴史的なホテル・ドゥ・クリヨンのローズウッドホテルで、ロワトフェルド氏が友人や展示会を支援するデザイナーを招待し、ささやかな祝賀会を開催します。チェン氏も同日に、香港を象徴するビクトリア・ドックサイドで、「K11 NIGHT」と称する特別なオープニングイベントを開催します。チェン氏とロワトフェルド氏はオンラインで共演し、職人技術や文化間交流、展示会の正式な開幕に対して祝杯を挙げ、世界中からの優れた作品をまとめ上げます。香港のオープニングイベントでは、チャリティーオークションも開催します。収益の一部は、失われつつある職人技術の保護と再活性化を目的に、UNESCOとK11 Craft & Guild Foundationへ寄付されます。
本展はチェン氏とロワトフェルド氏のパートナーシップの一環となります。両氏は、ソーシャルメディアの時代のためにデザインされた初のデジタルプログラムで、現代芸術のリーダーを招待し1世紀前の職人技術を紹介するといった内容のウェビナーシリーズ3部作「K11 Original Masters」を昨年に開始しました。最初の2つのエピソードでは、チェン氏とロワトフェルド氏とシャネルとディオールのリーダーの対談を特集しています。最終エピソードは11月に始まります。
CR Studios制作の「Savoir-Faire: The Mastery of Craft in Fashion」展は、K11MUSEのK11芸術文化センター(K11 Art & Cultural Centre)にて2021年12月13日から2022年2月14日まで開催されます。各ブランドが由緒ある伝統を継承するために、伝説的なクチュールの職人技術を目玉とするオーダーメイドや珍しい作品を直接、時間を費やしながら鑑賞できる機会となります。
詳細は展示会のウェブサイトでご確認下さい: www.k11musea.com/happenings
展示会の協賛は次のデザイナーとクチュールハウスです:アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、セリーヌ、シャネル、クリスチャン・ディオール、ジバンシィ、イリス・ヴァン・ヘルペン、ジャン・ポール・ゴルチエ、ロエベ、ルイ・ヴィトン、マティ・ボヴァン、ミュグレー、オスカー・デ・ラ・レンタ、パコ・ラバンヌ、リチャード・クイン、サン・ローラン、トム・フォード、トム・ヴァンデル・ボルクト、バレンチノ、ヴェルサーチ、ヴィクター&ロルフ
カリーヌ・ロワトフェルド氏について
カリーヌ・ロワトフェルド氏は、現在はウラジミール・レストワン・ ロワトフェルド氏がCEOを務める2011年創業のメディア企業 CRの創業者兼ディレクターです。カリーヌ・ロワトフェルド氏は過去30年以上、文化やスタイルの境界を越え、拡大を続けるグローバルなブランドを築いてきました。カリーヌ・ロワトフェルド・パルファムの発売は、CRがデザインを手掛けた第一弾のラグジュアリー製品となり、彼女の先見的なファッションとブランドが新たなチャプターに突入したことを示しています。
エイドリアン・チェン氏について
エイドリアン・チェン氏は新世界発展(ニューワールド・デベロップメント)のCEOです。2008年にエイドリアン氏は小売り、高級住宅、ワーキングスペースを含む革新的な企業のポートフォリオを網羅した独自のコンセプトブランド K11 Groupを立ち上げました。エイドリアン・チェン氏はビジネスやローカルコミュニティの向上を目指し、クリエイティビティと文化、イノベーションのパワーを信じる起業家と変革者として名を知られています。彼の新しいグローバル消費者に対する独自の考え方は、そのフィロソフィーに基いたコミュニティを築くことを可能にさせ、彼の事業は変革的かつ教育的で消費者体験に効果を与え続けるものとなっています。
K11 Craft & Guild Foundationについて
エイドリアン・チェン氏によって設立されたK11 Craft & Guild Foundation (KCG)は、2019年に香港で登記されたアートとカルチャーに関する慈善団体です。KCGは中国の伝統的な職人技術の保護に焦点を当てた、アジア初のクリエイティブ・プラットフォームです。失われつつある作品を発見し、香港と中国に関する研究構想を築き、民間を巻き込むことによって、当財団は現代の職人技術の将来的な発展に対する挑戦と解決策、国際的な重要性に関するアイデアを学び、そして交換する機会を提供し、衰退しつつある職人技術の再活性化と社会的効果の創造を目指しています。
K11 Groupについて
K11 Groupは著名な起業家であるエイドリアン・チェン氏によって2008年に設立されました。 独自のコンセプトブランドはアートと商業をコマーシャルや住宅用不動産、中国と世界の異なる分野のブランドの成長するポートフォリオと融合させています。設立から10年の節目にはK11 Groupの最も大掛かりな文化・小売り開発として、2019年8月にK11 MUSEAを開業しました。香港の海岸通りを再活性化するために、チェン氏はK11 MUSEAを文化のシリコンバレーにしクリエイティビティ、文化、イノベーションの相互に関わる広範な議論を促進していくというビジョンを掲げています。
代表的なK11 Art Mallsに加えて、K11 Groupは次世代労働者向けオフィスのネットワーク K11 ATELIER、旅行者向けの高級住宅 K11 ARTUS、教育プラットフォームK11 KULTURE ACADEMYの開催、コンサルティングとマーケットリサーチ組織 K11 Future Taskforce、中国人のアーティストやキュレーターを育てることを目的とする非営利団体 K11 Art Foundation、中国の伝統的な職人技術を保護し未来へ継承していくことを目指す財団であるK11 Craft & Guild Foundationを運営しています。 K11 Groupは香港を本拠地として、中国でも運営拠点をもちながら、欧州や米国にも投資しています。チェン氏はK11 Group全体の目標として、クリエイティビティ、文化、イノベーションのパワーを通して新しい消費者の日常生活を向上させることを掲げています。これは中国人のミレニアム世代に新しいグローバルなアイデンティティを植え付け、地域社会に対して発展やつながりをもった仕事や販売の機会を創出しています。5年後にはK11 Groupは中国の10都市で40のプロジェクトを手掛ける予定です。K11は破壊的な小売業のモデルとして、2019年にビジネス誌Fast Companyから最も革新的な企業の一つとして賞が授与されました。
CR Studioについて
CR Studioはカリーヌ・ロワトフェルド氏によって設立された制作会社であり、ファッション、アート、映画を網羅する多様な局面をもつイメージ・メーカーの新時代を創造しています。. ウラジミール・レストワン・ ロワトフェルド氏の指導の下で、CR Studioはフルサービスのプロダクションからスタイリングとキャスティングまで幅広いサービスを行い、信頼された創造物のネットワークを提供しています。これはコンテンツ制作会社として360度の視野をもった取り組みとなっています。
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