陶器のサーキュラーエコノミー。瀬戸焼の廃材から作られた「せとものダンボール」を提供開始

廃棄される瀬戸焼を再利用し、オリジナル原紙「瀬戸物混抄紙」を作る所から始めました。

株式会社マルイチ

段ボールメーカーの株式会社マルイチ(本社:愛知県瀬戸市、代表取締役:寺田 潤一、以下:マルイチ)は、地域(瀬戸市)PRと、環境に配慮したサーキュラーエコノミー梱包資材「せとものダンボール」を、2021年11月4日から提供開始いたします。

 

 

  • せとものダンボールとは?
「せとものダンボール」は、瀬戸市の地域PR&環境に配慮した、せとやき専用のご当地段ボールとして開発しました。
瀬戸焼の廃材からつくった紙を使い、瀬戸焼の器を感じさせるパッケージデザイン、瀬戸焼を梱包するために特化した構造でできています。

愛知県瀬戸市の段ボールメーカー「マルイチ」は、これまで段ボール箱の製造や段ボール製の緩衝材の設計、開発などを主に行ってきました。今回、瀬戸市の企業アンバサダーへの参加をきっかけに、せとものを梱包することに特化した構造・材質・デザインの段ボールを開発しました。

 
  • 1:瀬戸焼の廃材をつかった、オリジナル原紙「瀬戸物混抄紙」を開発
本来は産業廃棄物として処理される使用済みの瀬戸物を、段ボール原紙に配合しました。弊社オリジナル原紙「瀬戸物混抄紙(こんしょうライナ)」です。通常の段ボールと同じく、リサイクルが可能です。

このように粉々にした瀬戸物を使い、

 

 

段ボール原紙を製造。



役目を終えた瀬戸物の器が、次世代の瀬戸物を梱包する箱となって、戻ってきました。

 
  • 2:パッケージデザイン
デザインは、瀬戸焼をイメージ。
瀬戸の名所である「窯垣」と、瀬戸物の湯呑や器の絵柄でよく目にする『十草』模様のモチーフにしました。

●せとものダンボール「窯垣」


●せとものダンボール「十草」


●箱を開くと、瀬戸市のキャッチコピーも


12月中には、瀬戸市の陶芸作家とコラボしたデザインもリリース予定です。

 
  • 3:陶器のサーキュラーエコノミーを拡げたい
「せとものダンボール」は、マルイチの活動にご賛同いただけた、瀬戸市内の窯元・陶芸作家に対して制作活動のサポートを目的として、提供を予定しております。

また、こういった廃棄される陶器を再利用した活動は、瀬戸焼だけでやるものでもありません。常滑焼が「とこなめダンボール」、信楽焼が「しがらきダンボール」といった具合に、より日本中の窯元に拡がることを願っています。

もし、この活動に興味をもっていただける地域・窯元・陶芸作家様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。




 

  • せとものダンボールの概要
提供開始日 : 2021年11月4日

1:外装箱60サイズ
サイズ:長さ290mm×幅190mm×深さ130mm



2:外装箱80サイズ
サイズ:長さ360mm×幅260mm深さ180mm



3:外装箱100サイズ
サイズ:長さ420mm×幅300mm×深さ280mm


 
4:内箱正方箱 (窯垣・十草)
サイズ: 長さ186mm×幅176mm×深さ100mm



5:内箱長箱 (窯垣・十草)
サイズ: 長さ420mm×幅300mm×深さ280mm

せとものダンボール公式HPはこちら 
https://kk-maruichi.co.jp/archives/55
  • 会社概要
株式会社マルイチ
代表取締役 寺田 潤一
〒489-0003 愛知県瀬戸市穴田町975番地

設立:1965年2月
事業内容: 段ボール製品の企画・開発・製造・販売
資本金:6,000万円
http://www.kk-maruichi.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社マルイチ

0フォロワー

RSS
URL
http://kk-maruichi.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
愛知県瀬戸市穴田町975番地
電話番号
0561-48-3121
代表者名
寺田潤一
上場
未上場
資本金
6000万円
設立
1965年02月