現存する日本唯一のイタリア伝統芸能継承者【大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ】12月3日(金)より本公演「スリーカピターノス」を上演
16世紀から18世紀に欧州で流行した仮面を付けて演じる即興喜劇「コメディア・デラルテ」の継承者・大塚ヒロタが、現代劇俳優として映画、ドラマで活躍する生島勇輝・板垣雄大と東京、西日暮里にて公演を行います
■コメディア・デラルテ とは■
仮面を使用して演じる即興喜劇です。発祥の地のイタリアのほか、ヨーロッパ圏では幅広い層に親しまれており、イギリスのシェイクスピアやフランスのモリエールなどの時代を代表する劇作家にも大きな影響を与えているヨーロッパではポピュラーな“伝統芸能”です。
特性として「即興」で演じ、決まった性格を持つ数種類の「ストックキャラクター」が存在し、時代の風俗や民衆の生活を取り入れる芸風のコメディー(喜劇)で、演劇パフォーマンスの基礎となったとも言われています。
そのため「世界最古の職業俳優」が誕生し「劇団」の形式が初めてできたパフォーマンスとして、日本でも演劇や音楽を専門とする大学学科では研究もなされています。
■公演概要■
大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ本公演
「スリーカピターノス」
【出演】生島勇輝・板垣雄大・大塚ヒロタ (順不同)
【日時】
12/3(金)18:00~
12/4(土)12:00~/18:00~
12/5(日)12:00~/17:00~
【場所】
キーノートシアター(西日暮里)(東京都荒川区西日暮里1-1-1)
仮面を使用して演じる即興喜劇です。発祥の地のイタリアのほか、ヨーロッパ圏では幅広い層に親しまれており、イギリスのシェイクスピアやフランスのモリエールなどの時代を代表する劇作家にも大きな影響を与えているヨーロッパではポピュラーな“伝統芸能”です。
特性として「即興」で演じ、決まった性格を持つ数種類の「ストックキャラクター」が存在し、時代の風俗や民衆の生活を取り入れる芸風のコメディー(喜劇)で、演劇パフォーマンスの基礎となったとも言われています。
そのため「世界最古の職業俳優」が誕生し「劇団」の形式が初めてできたパフォーマンスとして、日本でも演劇や音楽を専門とする大学学科では研究もなされています。
■公演概要■
大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ本公演
「スリーカピターノス」
【出演】生島勇輝・板垣雄大・大塚ヒロタ (順不同)
【日時】
12/3(金)18:00~
12/4(土)12:00~/18:00~
12/5(日)12:00~/17:00~
【場所】
キーノートシアター(西日暮里)(東京都荒川区西日暮里1-1-1)
■ストックキャラクター とは■
「コメディア・デラルテ」に出てくる、さまざま性格を持つ登場人物は「ストックキャラクター」呼ばれています。
それぞれキャラクターに名前があり、特有の性格や服装、持ち物が決まっています。またキャラクターによって仮面、演技スタイル、口癖などが異なります。
イタリアで「アルレッキーノ」(フランスでは「アルルカン」、イギリスでは「ハーレクイン」)と呼ばれている、ツギハギだらけのひし形模様の衣装を纏ったお調子者の召使いのストックキャラクターは、ピエロ(道化師)の原型と言われています。
■ストックキャラクター 「カピターノ」の性格■
コメディア・デラルテに登場するヨーロッパの軍人のキャラクター「カピターノ」は、戦いの自慢話ばかりしているが実は臆病者という設定がある「ストックキャラクター」です。
今回は前回公演から約1年ぶりに大塚ヒロタのオリジナル脚本と演出で、俳優それぞれの個性を活かした「カピターノ」を3名が演じます。
※今公演はすべて日本語で行います。
■テアトロ コメディア・デラルテ 演出の特徴■
即興演劇を特徴とするコメディア・デラルテは、当初文字が読めない人々でも演じることができるよう(諸説あり)「台本」というものが存在しませんでした。筋書きのみが記されたものを基に、決められたセリフは俳優が暗記して演じていました。また台本でパフォーマンスを決めきるという手法ではなかったため、上演ごとに観客の反応をみながら演技を変えるのが特徴です。
この演出手法は現代日本の「お笑い」、「コメディ演劇」でも取り入れられています。
「大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ」の演出でも、より本場イタリアの演出に近しく台本はおおまかな筋書きとシーンごとの流れを汲んだセリフのみで構成されており、観客の反応によって俳優はどんどん演技を変えていきます。
また本国のパフォーマンスでも用いられる、それぞれのキャラクターが劇中で決まったラッツォ(Lazzo、イタリア語で「冗談」を意味する)を取り入れた演出、いわゆる“一発ギャグ”を披露するシーンがあるのも「大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ」の特徴です。
※実際の公演の様子。写真上段、左から《木場・アースプラスギャラリー/左・生島勇輝》 《気仙沼公演 K-port/左から・生島勇輝、大塚ヒロタ》《西日暮里・キーノートシアター/中央左・板垣雄大》
下段《U6STUDIO/板垣雄大》《U6STUDIO/左から大塚ヒロタ・板垣雄大》《千歳烏山・アポックシアター/中央・大塚ヒロタ》
■テアトロ コメディア・デラルテ(TCD)’21年12月3日(金)より本公演のご案内■
お子様からご年配の方まで年齢問わず世代や国境を超えた新しい笑いの旋風!
日本で今、この「笑い」を唯一行う俳優・大塚ヒロタのイタリア古典仮面喜劇!
この度は、子供から大人まで、【演じる側と観る側が共に楽しめるコメディアデラルテ】の ” スリーカピターノス “を12月3日(金)より西日暮里のキーノートシアターにて行うこととなりました。
TCD 主宰で俳優・大塚ヒロタが毎年行っている本公演を今年は、過去にカピターノ役を演じた二人の俳優、生島勇輝と板垣雄大をゲストにお招きして、3 人のカピターノが繰り広げる仮面即興古典喜劇をお送りいたします。熱い熱い友情と自身の威厳を競い合うテアトロコメディア・デラルテならではの「人間の一生懸命が滑稽であり、愛らしい」というテーマで実にバカバカしい喜劇を初公開いたします。イタリア古典仮面喜劇コメディアデラルテのストックキャラクタ-、自称・将軍を 3 人がそれぞれの個性で演じます。コメディアデラルテの醍醐味でもあり、閉塞感漂う昨今の日本社会に年齢問わず、人種を問わず、笑いで元気を提供する場となっております。
劇団テアトロコメディア・デラルテ主宰の大塚ヒロタは、2021 年映画「茜色に焼かれる」での好演が評価されたり映画「キネマの神様」 などで話題の映画に出演。また、ゲストの生島勇輝は、2020 年から 2021 年にかけてテレビ朝日「仮面ライダーセイバー」にて仮面 ライダーバスター/尾上亮役を演じ、初のイクメンライダーとして親しまれた。板垣雄大は、TV-CM[AOKI/ビズスタイル篇]や「プログリット/本気で身につけたあなたへ。篇」などで活躍している。共に、映像でも活動している 3 人の俳優である。
■イントロダクション■
今作は主宰大塚ヒロタが長年温め続けてきたもので、コメディア・デラルテの人気キャラクター自称大将軍カピターノが、なんと3人も登場し、暑苦しく滑稽にぶつかり合う。
しかしそれが次第に現代社会が忘れてしまった大切なものへの気づきへと導かれていく。
そんなテーマを語る奴はクソ食らえ!な抱腹絶倒なシンプルな笑いの末に清々しい幸福感と奇妙な感動。
熱き男たちの友情とののしりあいのTCD待望の新作。
■公演概要■
大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ本公演
「スリーカピターノス」
【出演】生島勇輝・板垣雄大・大塚ヒロタ (順不同)
【脚本・演出】大塚ヒロタ 【共同演出】藤島巨樹
【日時】
12/3(金)18:00~
12/4(土)12:00~/18:00~
12/5(日)12:00~/★17:00~
★有料ライブ配信あり
【場所】
キーノートシアター(西日暮里)(東京都荒川区西日暮里1-1-1)
【チケット代金(税込)】
一般前売り 3,500 円 当日券 3,800 円(子供前売り 2,000 円 当日券 2,200 円)
千秋楽ライブ配信チケット、アーカイブチケット 2,500 円 ほか特典付きチケットあり
※新型コロナウィルス感染症対策により、各回予定枚数に達し次第販売終了。
【チケット購入(ライブ配信含む)】
https://shop.pangaea.fun/ にてチケット好評販売中
【公式サイト】
https://hirota-tcd.com/
■大塚ヒロタ プロフィール■
テアトロ コメディア・デラルテ主宰。1980年4月1日生まれ。
大学を卒業後、米NY に渡り演劇修行を開始する。そこで出会ったコメディア・デラルテのパフォーマー、アントニオ・ファーヴァ氏の公演に感激し、弟子入り。ツアー公演に同行したのち、ファーヴァ氏の演劇学校入学のため渡伊。29歳で帰国後、現代劇の俳優としても活動している。’06より日本でも“大塚ヒロタのテアトロ コメディア・デラルテ”として公演を行っており、’21年開催予定の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に出場が決定している。
映画「64 -ロクヨン-」の宇津木役、「図書館戦争」シリーズの野村役等で出演。ほか出演作は映画「茜色に焼かれる」「キネマの神様」「キングダム」、ドラマ『来世ではちゃんとします2』『全裸監督2』、『TOKTO MER~走る緊急救命室~』、CM「ポケモン GO」「ヨコハマタイヤ」など。
■最新の出演作は Twitter(@hirotaotsuka)でも随時更新中。
★コメディア・デラルテとの出会い(本人コメント)
アメリカ滞在時、後の師匠となるアントニオ・ファーヴァ氏のコメディア・デラルテを観たとき、国境を越えて子供からご年配の方まで、僕が大笑いしていた様に、皆も大笑いしていた。僕は、この「大笑い」を本国に持ち帰り、多くの人と共有したいと思い、公演・ワークショップ活動を始めました。
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