自然エネルギーの爆発的普及を実現する「株式会社パワーエックス」建造量日本一の造船メーカー「今治造船株式会社」との資本業務提携を発表
10億円の資金を調達し、2025年末までに“Power ARK”プロトタイプ船を共同開発
自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において新規事業を展開する株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.) (東京都港区、代表取締役社長兼CEO:伊藤 正裕、以下 当社)は、同社の基幹事業となる電気運搬船舶「Power ARK」の開発に向け、建造量日本一の造船メーカー、今治造船株式会社(愛媛県今治市、代表取締役社長:檜垣幸人)との資本業務提携契約を2021年12月2日に締結。10億円の資金を調達し、2025年末までを目標に「Power ARK」のプロトタイプを共同開発することで日本の再生可能エネルギーの爆発的な普及を目指していきます。
■今治造船株式会社との資本業務提携の背景・目的
・株式会社パワーエックス 代表取締役社長兼CEO 伊藤 正裕 (いとう まさひろ)
「電気運搬船舶」による脱炭素社会へのチャレンジ。今治造船様には、このような早いタイミングから弊社ビジョンに共感いただきご支援いただけること、深く感謝しております。また「Power ARK」をMADE in JAPANで世界に発信、展開できること、大変うれしく思っております。
引き続き、脱炭素社会に貢献できるように努めてまいります。
・今治造船株式会社 代表取締役社長 檜垣幸人(ひがき ゆきと)
脱炭素社会の実現は、造船・海運業界においても取り組まなければならない大きな課題です。既存の造船・海運業界の取り組みとは異なるアプローチで挑戦されるパワーエックス様に出資し、協業できることは当社にとっても大きなチャンスと捉えています。
パワーエックス様と新しいものづくりに取り組み、社会貢献できることを楽しみにしています。
■資本業務提携の内容
今治造船株式会社から10億円の資金を調達
「Power ARK」のプロトタイプ船を2025年末までを目標に共同開発するとともに、船舶用電池を開発
今治造船株式会社と資本業務提携契約を2021年12月2日に締結し、10億円の資金を調達いたします。
当社と今治造船株式会社は、必要に応じて第三者の参画を得つつ、2025年末までに「Power ARK」プロトタイプ船を共同で開発・建造を目指します。また、同船における蓄電池ユニット、その他の蓄電池に係るシステムについては当社が開発し、製造したものを本船に搭載する計画です。両者の事業における特性を掛け合わせながら協業していきます。
プロトタイプ船の実証実験後に本格稼働する「Power ARK」は、小型船(220MWh程度)でも1回の航行で20万9千世帯分の電力を運搬することを想定しています(一般家庭の平均電力使用量を1日あたり約10kWh程度とした場合)。全国の活用できていない再生可能エネルギーを、この類をみない電気運搬船を日本に普及させることによって必要な都市への効率的な電力輸送実現を目指します。
- 株式会社パワーエックス
URL:http://power-x.jp/
設立:2021年3月22日
代表者:代表取締役社長兼CEO 伊藤 正裕
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5
事業内容:大型蓄電池の製造及び販売、電気運搬船の開発及び製造
資本金:7,000万円
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像