性別にとらわれない保育を!LGBTQ保育士がプロデュースする保育用品「ジェンダーニュートラル・個人マークシール」保育園に無料提供
保育園で男女分けが当たり前となってた「個人マークシール」を、SDGs世代の多様な子どもたちにマッチするデザインに刷新
- プロジェクト概要
期間:2022年2月1日(火)午前10時~3月14日(月)
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/522850
目標金額:200,000円
- リターン例
C:2,500円
保育園1園に商品1セット無料提供 or 支援者様に商品1セット
保育園5園に商品1セットずつ無料提供 + 支援者様に商品1セット
E:10,000円
保育園10園に商品1セットずつ無料提供 + 支援者様に商品1セット
- 保育園への無料提供
- プロジェクト詳細
□「個人マークシール」とは
保育園において、子どもが自分のスペースや持ち物を認識するためのイラストシールです。まだ文字の読めない子どもにとって、この「個人マークシール」はとても身近で大切な自身の“アイコン”になります。「個人マークシール」は帽子入れ(画像)やロッカー、下駄箱に貼られます。
□これまでの「個人マークシール」
保育用品商材を扱う企業が販売している「個人マークシール」は、とても可愛いデザインですが問題も見受けられます。「個人マークシール」は性別を頼りに割り振られることが多く、無意識的に男女の固定イメージ(ジェンダーバイアス)を子どもに与えてしまう側面があるのです。ただ、既存の「個人マークシール」はデザイン数が限られており、また、そのデザインの見直しもされてこなかったため、数十年同じ商品を使い続けている保育園も少なくありません。こうした視点から考えると、既存の「個人マークシール」は、保育の“当たり前”になりすぎてしまい、問題視されることがありませんでした。
□本プロジェクトの商品「ジェンダーニュートラル・個人マークシール」
本プロジェクトの商品「ジェンダーニュートラル・個人マークシール」は、ジェンダーバイアスを含むデザインを取り除き、かつ、ジェンダーニュートラルなデザインのみで構成。誰がどの「個人マークシール」を使用しても、一定レベルのジェンダーニュートラルが実現できる商品です。LGBTQ当事者視点と保育士視点を織り込むことで、より保育現場に即した精度の高い商品を目指します。
- 本プロジェクトへの想い
SDGs時代を担う多様な子どもたちを保育する私たち大人も、最新のジェンダー観にアップデートする必要があります。「女らしく」「男らしく」育てたいという保護者の方の想いは否定せず大切にしながらも、保育園においては、どのような子育て観も、多様な子どもたちの個性やその背景(性別・LGBTQ・障がい・国籍・民族など)も、ひっくるめて受け入れられる環境でありたいと願います。性別にとらわれない保育とは、LGBTQの子どもたちのためだけではありません。いわゆる「普通の女子・男子」と思われる子どもたちにとっても、その個性を自由に遺憾なく発揮できる環境を保障することに繋がるのではないでしょうか。そのためには、保育現場においてジェンダーの議論を喚起していく必要があります。その先駆けとしてジェンダーニュートラル(中立的)な保育用品を提供していく、このプロジェクトを立ち上げました。志高い皆様のご支援を必要としています。何卒ご支援をよろしくお願いします。
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■「にじいろ保育の会」について
団体名:多様性を考える保育士研究会「にじいろ保育の会」
代表:天野諭
団体理念:2021年2月設立。私たちは、LGBTQ当事者かつ保育士で構成された研究団体です。乳幼児期の子どもの特徴から、保育においてジェンダー/セクシュアリティの議論はあまり盛んではありませんでした。しかし、LGBTQ当事者の話を聞くと、就学前にも困難体験が語られます。そのため、LGBTQ当事者の視点から次世代の子どもたちの育ちや保育について考えていく必要性を感じています。
本団体は、「明治安田こころの健康財団」2021年度団体研究助成金の支援を受けて活動しています。
■本件に関するお問い合わせ先
にじいろ保育の会(天野諭)
E-Mail:bygones02010201@gmail.com
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