トランスジェンダーを支援する制作スタジオから作品を世界へ届けたい
音楽・朗読劇・アニメーション作品を世界へ発信し、性の不平等による差別や貧困問題の解決を実現します。
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当団体は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。(このプレスリリースはスタジオさつきぽんの夢です)
スタジオさつきぽん(東京都千代田区神田和泉町)ではトランスジェンダー・MtF(Male to Female)など様々な性の人々をアーティスト・クリエイター・スタッフへ積極的に起用することで多様性を尊重する作品づくりを行っています。創設者の西原さつきは、トランスジェンダーの支援団体「乙女塾」にて性的マイノリティ当事者の支援活動を行い、現在まで約1000人以上のサポートをして参りました。またテレビドラマや映画の監修や脚本制作などにも携わり、映像演劇をはじめその文化活動は多岐に渡っています。
トランスジェンダーの課題
LGBTQ等の性的マイノリティに関する調査研究・社会教育を行う認定NPO法人虹色ダイバーシティが2020年に行った調査の中には、「トランスジェンダー男性の28.4%、トランスジェンダー女性の44.6%が預金残高1万円以下になった経験を持つ」というデータがあります。
性的マイノリティ当事者への理解が進んでいると言われている昨今ですが、当事者たちの実情はまだ課題が山積みです。とりわけトランスジェンダー(性移行者)の就労環境については改善するべき点も多く、就職自体が困難であったり、治療や移行過程に必要な費用の捻出が大きな課題となっています。
マイノリティかどうかを問わず、どのような人でも居場所や身分の保障は必要です。 そしてあらゆる人が、それぞれ弱みや悩みを持っています。しかし、様々な背景から社会的なサポートからこぼれ落ちてしまっている当事者が多数存在しています。 スタートラインに立つことも困難になるばかりか、存在そのものが否定されることも。この厳しい現状を、私達は変えていきたい。
当事者クリエイターの発掘
そこで当スタジオではトランスジェンダー当事者の中からクリエイター・アーティストの才能を発掘、育成、発信の場の提供を行っております。現在は楽曲制作、アニメーション制作、朗読劇の開催を中心に活動しています。自身の伝えたい想いや気持ちを「作品」という一つの形にして発信していくことで、本人たちが抱える不安や願いを可視化し、より幅広い層へ届けることが可能だと考えています。
雇用の創出
また、性的マイノリティ当事者をスタッフとして積極的に起用することで、就労環境の改善を目的としております。トランスジェンダーの経済的な自立だけでなく、どこにも頼れる場がなかったあらゆる方が、社会の一員として加われる場を作り出したい。 ビジネススキルなどのキャリア支援に加え、国境を超えた活動により選択肢の幅をもっと広げていきたいです。
作品を通じ多様な事情や価値観を認め合い、一つの社会を作り上げていくことが出来れば、世界は前よりも少しだけ豊かになれるとスタジオさつきぽんは信じています。
海外展開へ向けて
楽曲やアニメーション制作に関しては、英語の翻訳文を作品内に掲載することで、国外の方にも届けやすい工夫が施されています。当スタジオではこのような動きを加速させ、日本での発信を始め10年以内に世界での作品展開を目標としています。
ふとしたきっかけで、誰もが弱者に陥る可能性のある今の時代。 弱みや悩みを背負っていたとしても、お互いを認め柔軟に受け入れていける社会を目指して。 そんな希望が持てる世界を共に作り出せるよう、これから努めて参ります。
自分の弱点を互いに補い、少しずつ相手と支え合えるように。
誰かがつまずいてしまった時、手を差し伸べられるように。
スタジオさつきぽんは、私たちの作品を海外へ届けるために活動を行います。
スタジオさつきぽん公式サイト
https://satsukipon.com
〒1010024 東京都千代田区神田和泉町1番地6-16ヤマトビル405 スタジオさつきぽん
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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