シリアの子ども達に教育を届けるために、3/6~5/5を「 #シリアの未来 を考える 」期間としてアート・教育・食・アパレルなどをテーマにイベント・コラボレーションを実施
「シリアをまた行きたい国にする」をモットーに活動するNPO法人Piece of Syria(代表 中野貴行、以下「Piece of Syria」)は、2022年3月6日〜こどもの日である5月5日の2ヶ月間を「 #シリアの未来を考える 」期間として、アート・教育・食・アパレルなどをテーマにイベント・コラボレーションを実施いたします。
また、参加型の企画や、未来を考えるきっかけになるコンテンツによる発信も併せて実施いたします。
また、参加型の企画や、未来を考えるきっかけになるコンテンツによる発信も併せて実施いたします。
■ シリアの現状
シリアは、2011年3月に始まった戦争を機に大きく変わりました。
2011年以前のシリアは、日本と変わらない99.6%の就学率でした。しかし戦争が始まってからは最低で6%まで下落した地域があるほどでした。11年経った現在も半数以上の子ども達が教育を受けることができていません。
また、トルコに避難して国に戻ることができないシリア人はいまだに360万人以上います。トルコで暮らすシリア人の子ども達の35%は、言語・文化の違いから、公教育を受けられていません。
■ Piece of Syriaが目指す未来
「シリアをまた行きたい国にする」
シリアと聞くと「戦争」「危険」「難民」というイメージを持つ方は多くいるかと思います。しかし、2011年3月に戦争が始まる以前は、医療・教育は無料で、治安も日本以上に良く、昼の2時まで働けば家族10人が暮らせる豊かな日常がありました。シリアの人たちのおもてなしは旅人には有名で、歴史ある遺跡とともに非常に人気の旅行先でもありました。
Piece of Syriaは、今ある課題だけでなく、本来シリアが持っていた魅力も含めて伝えること、そして長い戦争からの復興・平和構築の主体である子ども達が基礎教育を受けることで、シリアが平和になり、また魅力的で行きたくなる国となることを目指しています。
Piece of Syriaが支援するシリア北部の幼稚園・小学校
Piece of Syriaが支援するトルコ南部のシリア難民向け補習校
■ 一人でも多くの人が #シリアの未来 を考えるきっかけに
2022年3月、シリアで戦争が始まって11年となります。Piece of Syriaは、過去を振り返るだけではなく、次の10年をどうするかを考える最初の一年として、「シリアの人たちと共に、どんな未来を作るのか」を考えるきっかけを作ります。
2022年3月6日から、こどもの日である5月5日までの2ヶ月間、シリアの人たちが描く未来に耳を傾けながら、日本に住む私たちと「10年先の未来に一緒に見たい景色」を考えていきます。
シリアという国にこれまで興味がなかった方々にも、シリアの未来を考えてもらうきっかけになるよう、アート・教育・食・アパレルなど多様なイベント・コラボレーションを実施していきます。
また、本リリースに記載しているイベント・コラボレーションにあわせて、多様なコンテンツを #シリアの未来 のハッシュタグとともに発信します。
■ 期間中に実施するイベント・コラボレーション
- シリアの現代アートイベント
概要:シリアの現代アーティストの作品紹介と、作品を参考にしながら参加者と一緒にシリアの人たちへのメッセージのアート作品を作るワークショップ。
URL:https://pos-art-2022.peatix.com/
- チャリティーファッションブランドJAMMINとのコラボグッズ販売
概要:オリジナルデザインのシャツ・アパレルを1週間限定で販売いたします。1枚売れるごとに100〜700円がシリアの子ども達に教育を届けるための寄付となります。
URL:https://jammin.co.jp/ (期間外は他の団体への寄付になります)
- スタッフによるトルコ報告会:「LA在住 若手ビジネスウーマンが出会ったシリア」
概要:スタッフの栂野が活動地のシリア難民補習校の他、シリア人・支援関係者を訪問した体験を通じて、トルコに住むシリアの人たちの「今」を伝えます。
URL:https://pos-trk-2022.peatix.com
- 現地パートナーNGOによる活動報告会(支援者様限定)
概要:2021年に実施したクラウドファンディングによって建設できた、シリア北部のSAKURA幼稚園について、現地パートナーNGOが伝える活動報告。
URL:https://pos-2022-report.peatix.com/
- シリアの人たちの描く「未来」+ 青山先生のシリア解説
概要:シリアの人たちに「10年後の未来」を尋ねたビデオメッセージや子ども達の絵の紹介と、シリア政治専門の青山弘之教授からシリアの解説。
- 教育をテーマにしたイベント
概要:決定次第お知らせいたします。
- 食をテーマにしたイベント
概要:決定次第お知らせいたします。
Piece of Syriaでは、各イベントへの取材を積極的に受け入れております。ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にご連絡ください。
■ Piece of Syriaについて
「シリアをまた行きたい国にする」ことを目指し2016年に設立、2021年NPO法人化。設立者の中野貴行は、戦争前のシリアで青年海外協力隊で活動し、2015年から難民となったシリアの人たちやシリア支援団体を訪ねて半年間10か国でインタビューを行い、任意団体として活動をスタートさせました。
国際平和映像祭で「なんとかしなきゃ賞」を受賞するなど、「シリアの今と昔」を伝えながら平和について考えてもらう講演・写真展などを日本全国の学校や地域・オンラインで実施しています。
また「どこからも支援がない地域への教育支援」として、トルコのNPO「Education Without Borders」と協力して、シリア北部の幼稚園・小学校、トルコ南部のシリア難民向け補習校を運営し、現在まで2000人の子ども達に教育を届けています。
Web: http://piece-of-syria.org/
Facebook: https://www.facebook.com/piece.of.syria/
Instagram: https://www.instagram.com/piece.of.syria/
Twitter: https://twitter.com/piece_of_syria
Youtube: https://www.youtube.com/c/PieceofSyria寄付:https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
NPO法人Piece of Syria 広報担当:伊藤
メールアドレス:contact@piece-of-syria.org
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