1300年で2人しか成し得ていない大峯千日回峰行を満行。慈眼寺住職・塩沼亮潤大阿闍梨著 書籍『寄りそう心』、2月10日から全国書店、アマゾンで発売
仙台・秋保の里で紡がれた、厳しくも温かい珠玉の言葉を1冊の本にまとめました。
1300年で2人しか成し得ていない大峯千日回峰行を1999年に満行し、2003年に宮城県仙台市太白区秋保に慈眼寺を建立した塩沼亮潤大阿闍梨。Datefmで放送されている「今朝の一言」(月~金曜・朝8時35分頃)を通して、毎朝元気になれる言葉を発信しています。株式会社プレスアート(宮城県仙台市 https://www.pressart.co.jp/)では、1300回以上放送された当番組から、珠玉の言葉やエピソードだけを選び、自然豊かな秋保の四季の写真と組み合わせ、1冊の本にまとめました。2月10日から、全国の主要書店、アマゾンほかで発売しています。
本書は「山の時間」「寺の時間」「里の時間」「人の時間」「心の時間」の5章に分けられ、ひとつひとつの言葉に、秋保の豊かな自然の写真が添えられています。また一問一答ページも設けられ、「修験とは?」「役行者とは?」「千日回峰行の一日のスケジュールは?」「四無行とは?」などの問いに、大阿闍梨が率直に答えてくださっています。美しい写真と箴言を組み合わせた、手元に置いておきたい1冊です。
A5判/ソフトカバー/オールカラー/184P
価格/1500円+税(税込1,650円)
『寄りそう心』を執筆した理由 《塩沼亮潤》
「仙台の放送局Datefmでラジオ番組『今朝の一言』が始まり、5年が経過しました。番組を通じて、これまで多くの言葉を発信してきましたが、このたび、ふるさと宮城から『寄りそう心』が出版されることとなりました。慈眼寺は、仙台の秋保温泉からさらに西に10㎞進んだ山の中にあります。私が普段目にしている四季折々の美しい景色をお届けできたらと思っています。
2022年、東北は東日本大震災から11年目を迎えます。復興への取り組みは今なお続いています。私自身、同じ東北に暮らす人間として何ができるだろうかと思い、できることを精一杯させていただこうと今日まで歩んでまいりました。時間の経過により癒されるものと、時間の経過では癒されないものがあります。まだまだ私たちは、お互いに助け合いながら前に進んでいかなければなりません。
今回の本を出版するにあたり、まずは、ご飯を食べることが困難な子どもたちへ、財団法人塩沼亮潤大阿闍梨基金を通じて、印税を全額寄付させていただくことにしました。また、大変な思いをされているみなさまのもとに足を運び、自分のできる範囲で、寄りそう行動を実践してまいります。明るく元気な心が、明日の私たちの人生に、そして未来につながります。これからも、みなさまが明るく、楽しく、仲良くなるような言葉を発信し続け、宮城、東北、全国のみなさまに、元気をお届けできるよう精進したいと思います。」
塩沼亮潤プロフィール/1968年 仙台市生まれ。1987年 奈良県吉野の金峯山寺で出家得度。1991年大峯千日回峰行入行。1999年大峯千日回峰行満行(1300年の歴史で二人目となる大峯千日回峰行を満行する)。2000年、四無行満行。2003年、宮城県仙台市太白区秋保に慈眼寺建立。2006年、八千枚大護摩供満行。著書に『大峯千日回峰行 修験道の荒行』(春秋社/2007年)、『人生生涯小僧のこころ』(致知出版社/2008年)、『人生の歩き方』 (致知出版社/2011年)、『毎日が小さな修行』 (致知出版社/2013年)、『忘れて捨てて許す生き方』 (春秋社/2014年)、『人生でいちばん大切な三つのことば』 (春秋社/2015年) 『縁は苦となる苦は縁となる』(幻冬舎/2016年)、『歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ』( KADOKAWA/2017)、『春夏秋冬 〈自然〉に生きる』 (春秋社/2017年) 、『今ここをどう生きるか: 仏教と出会う(共著)』 (春秋社/2020年) 、『幸いをいただきまして』(幻冬舎/2021年)などがある。NHK-BS1の番組「大峯千日回峰行の道を行く 修験道・塩沼亮潤の世界」は10回という異例の再放送回数を数える。interFMで「塩沼亮潤 大阿闍梨のstep by step」放送中。TBCラジオで「塩沼亮潤とバクコメのぼちぼちがんばるDAY」放送中。
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